Monday, February 24, 2014

ベネ様のそっくりさんが話題に

ベネ様こと、ベネディクト・カンバーバッチにそっくりな16歳のイギリス人少年が注目を浴びている様子。



確かに、16歳の時のベネ様だと言われれば信じちゃいますね、これは。

ベネ様ファンは、この少年、タイラー・ミッチェル君のインスタグラムもチェックしてみてください:

http://instagram.com/tylermichell98

Tuesday, February 18, 2014

「ロボコップ」(2014)


1987年製作の「ロボコップ」の同名リメイク作品を先週、試写で観た。

新版は、登場人物など、多少のディテールの差はあれ、設定はほぼ一緒。そのままにしたら死に至る重傷を負った刑事の身体を機械でサポートすることで誕生したロボコップが、犯罪撲滅に立ち上がるが、次第に製造会社や警察内部に隠れている腐敗に気づく...といったプロットもほとんど同じ。

ロボコップことアレックス・マーフィを演じるのはスウェーデン出身のジョエル・キナマン。アメリカでは、デンマークの犯罪ドラマのリメイク「THE KILLING〜闇に眠る美少女」で注目された。身長189cmでスレンダーの体躯はロボスーツ(?)を着るのにピッタリ。マーフィの手術を担当し、その後のメンテナンスでも尽力するドクター・ノートンにはゲイリー・オールドマン。アグレッシブに利潤を追求することしか考えていないロボット製造会社オムニ社の社長にマイケル・キートン。そして、ロボットで治安を維持する政策を支持するジャーナリストにサミュエル・L・ジャクソンと、クセ者オヤジ役者を揃えてあるのは嬉しい。
ただ、前述したように、内容に新味はほとんど無し。レアな感触の暴力描写もウリの1つだったオリジナル版に対し、新版はRからPG−13のレーティングに変わったこともあってか、暴力描写のほとんどはビデオゲームのような感じでインパクトに欠けるような気がした。

ストーリー的な破綻は無いし、オリジナル版を観ていない人にはそこそこ楽しめるB級映画のノリの作品に仕上がっていたが、私たちのような、27年前にオリジナル版を観ている映画ファンにとっては、存在理由が今ひとつわからないような作品に留まっているのは残念。

Monday, February 17, 2014

「ミケランジェロ・プロジェクト」


先週のことだけれど、「グッドナイト&グッドラック」のコンビ、ジョージ・クルーニーとグラント・ヘスロヴの最新作「ミケランジェロ・プロジェクト」の試写に行った。

「ミケランジェロ・プロジェクト」の原題は、「The Monuments Men」。Monuments Menとは、第二次大戦中に、戦場となったヨーロッパの文化遺産を戦災やナチス・ドイツの略奪・破壊行為から守るために出向いた連合軍側の人々を指す。彼らの多くは、軍人ではなく、美術史の教授や、建築家、彫刻家といった研究者・アーティストたちで、実戦の経験はほとんど無かったにもかかわらず、敵軍の攻撃が進行中の戦地に赴いて、文化遺産を救おうとした。彼らの働きが無ければ、戦後に生まれ育った私たちが観ることが出来なかった文化遺産が山ほどあったのに、この映画を観るまでは彼らの存在すら知らなかったというのには我ながらちょっとビックリ。そういう意味では、ヨーロッパに旅行して文化遺産に触れる機会のあった人たちには必見の映画だと思う。

映画の出来の点では、プロットが凡庸だったり、陳腐な描き方だったりした所も少なくなかったのは残念だったけれど(クルーニーとヘスロヴの過去の作品の質を考えると尚更に)、観ておいて損は無い映画でしょう。



Wednesday, February 5, 2014

今年の夏は...

サマー・インテンシブ、PNB(パシフィック・ノースウェスト・バレエ)とボストン・バレエのオーディションは、PNBが不合格でボストンが合格という結果でした。

PNBは、今回で3回めの不合格。今年は、一昨年、昨年より余裕を持って受けられたと言っていたので、3度目の正直で受かるかも??と少しだけ望みを持っていたのですが、やはり駄目でした。本人、こうまで振られると嫌になっちゃってたりするのかな...?とちょっと心配したのですが、「しょうがないわ。また来年チャレンジする」とあっさりしていたので、安心しました。っつーか、落ちるのに慣れちゃったとか?(笑)

ボストンは、オーディション自体が楽しかったし、指導していた先生に何度か「Good!」と言われたそうなので、「これはいけるな」と思っていたらその通りになったようです。
ただし、合格したのは10歳〜14歳のニュートン・プログラム。夏には14歳半になるので、参加したら一番年上の1人になりそうだということと、一昨年、参加した娘のクラスメイトの感想がいま1つだったので、どうしようか...と迷っている時に、別のクラスメイトの母親から聞いたのがセントラル・ペンシルバニア・ユース・バレエ(CPYB)というバレエ学校のサマープログラムでした。



CPYBは、バレエ団付属の学校ではないのだけれど、通年制からは毎年、有名バレエ団に入団する生徒を輩出することで知られている学校。現在、プロとして活躍している卒業生には、ニューヨークシティ・バレエのプリンシパル、アビ・スタッフォードやボストン・バレエのプリンシパル、リア・シリオ、サンフランシスコ・バレエのヴァネッサ・ザホリアンといった人が居ます。
バレエの情報サイトに載った口コミを読むと、「ハードだけど頑張れば必ず上達する」、「自分が苦手だった事がしっかり出来るようになった」、「先生たちが丁寧に指導してくれる」といったポジティブなコメントがほとんど。去年、参加した娘のクラスメイトも「これまで参加したサマー・インテンシブの中ですごく上達したという実感があったプログラムの1つ」とコメント。この彼女、ホームスクール(学校に行かず家庭で自習して小中高の卒業資格を取っていく制度)である立場を利用して、今年の3月〜6月に、もう一度CPYBに戻って修業する予定とか。
CPYBについて何より嬉しいのが、オーディション無しで受講できるということ。申し込みの際に、4番ポジションでポアントで立つポーズとポアントで立って後ろのアティテュードをするポーズ、それに顔写真を添えて申し込めば、定員に達するまでは誰でも受け容れてくれるのです。
娘は「せっかく合格できたボストンを振るのはちょっと惜しい気もする...」と迷う気持ちはあったのですが、教室の先生にCPYBのことを説明したところ、「ボストン・バレエは大人数だからどうかしら... 私はCPYBについてほとんど知らないけれど、そんなに評判が良いなら行く価値あると思うわ」というようなことを言われ、決心がつきました。

というわけで、今年の夏は、ペンシルバニアまでバレエ修業に行ってきます。(いや、修業するのはもちろん娘だけで、私は飯炊きと洗濯しに娘にくっついて行くだけですが—笑)