Sunday, November 23, 2014

「インターステラー」


観てからだいぶ時間が経ってしまったけれど、クリストファー・ノーランの新作「インターステラー」を試写で観た。

舞台は、食料となる植物が次々と枯れ果てていき、今やトウモロコシぐらいしか育たなくなった近未来の地球。元NASAの宇宙飛行士だったクーパー(マシュー・マコナヒー)は、埃が舞う小さな農場で細々とトウモロコシを育てている。クーパーには高校生の息子と10歳の娘、マーフィ(マッケンジー・フォイ)が居るが、ごく普通な息子に対し、マーフィには夢見がちなところがあり、自分の家にはゴーストが住んでいて自分とコミュニーケイトしていると主張する。そんな或る日、クーパーとマーフィは「ゴースト」が何かを告げようとしていることに気づき、送られた暗号を解いた結果、それが或る場所を示していることを突き止めるが...

普通の監督が作ったら、SFアドベンチャー映画というトーンの作品に仕上がったと思うが、そこは「インセプション」や「メメント」のノーラン。ちゃんと一ひねりも二ひねりも加えてあります。
それにしても、別の惑星に行くと時間の進行が遅くなって、地球に戻った頃には自分の子供の方が自分よりずっと年を取っているというコンセプトは、シュール。もしかして、浦島太郎の行った竜宮城というのは海の中に在ったのではなく別の星だったのかも??なんて思わせられました。



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