Sunday, July 10, 2016

ebayの戦利品〜バッグ篇

最近、アメリカのオークション・サイト、ebayにハマっていることは5月24日付の日記に書きましたが、そこにも書いたように普段使いのバッグを探し始めました。

娘にはコーチのヴィンテージ品を買ったし、コーチのバッグは既に1個持っているので、コーチ以外のブランドで、知名度よりも質の点で評判が良いブランドで何か無いかな〜と探して見つけたのが、Furlaというブランド。日本では「フルラ」という名で知られているイタリアのブランドですが、上品なデザインと質の良さの割には他のブランド品より高くないという評判が気に入ったので。
普段使いのバッグには、お財布、カードケース、スマホ、小型の化粧ポーチ、メガネなどの他、ドクターのアポとかで待つ場合に持って行くこともある本なども入れられるそこそこのサイズのものが良いなあ〜ということで見つけたのが、下の写真右のショルダーバッグ。

アメリカではpebble leatherと呼ばれる、ザラザラした加工を加えたレザー使いのバッグです。中古だから、ところどこに擦れたところがあるものの、目立つ傷なども無いし、中張りの布はとても綺麗なので満足の品。

その横に並んでいるのは、アメリカではあまり知られていないようですが、本国イギリスと日本ではそれなりに知られているようであるブランド、Radley=ラドリーの看板商品のポケットバッグ。マスコットのわんこのタグが付いているのがとてもラブリーなブランドです。ラドリーのポケットバッグには3種類のサイズがあって、これは一番小さいサイズだけど、外側と中側にジッパー付きのポケットがあるのが便利そう。でも、これを衝動買いしてしまった最大の理由は内側の布張り。


タグのわんこと同じスコッチテリア風のわんこ模様なんですよ〜。この布張り、ラドリーの製品だと皆そうなのかと思ったら、ebayで他にも出品されていたラドリーのバッグや日本で買える新品のラドリーのバッグには無かったんですよね。そういう意味では、めっけもんだったかも?と自己満足。

という具合に、オシャレでも何でもない私は、この機会にフルラとかラドリーとか、それまでは聞いたことも無かったブランドについて学んだわけですが、リーズナブルだけど質の良いブランドということでは、やっぱりコーチが頻繁に登場。じゃあ、夏向きに明るい色のバッグが欲しいと思っていたから、それをコーチで探してみようか、と思い立ち、見つけたのが、下の写真の一番手前に写っている黄色いショルダーバッグ。


実際にはもう少し黄色味の強い色なのですが、Bleeckerというシリーズのモデルの1つみたいです。これは、競りの競争相手が8人ほど居たのですが、娘用のコーチ・バッグを競り落とした時に使ったテクニックで勝ち抜きました〜

コーチのバッグを探していた際に知ったことなのですが、コーチは偽物も結構出回っているようで、その見分け方については、日本でコーチの商品を輸入販売している業者さんのブログ「コーチ専門店『コチガル』の店長ブログ」に詳しく書いてありました。

それで、早速、すでに所有していたコーチのバッグとebayで競り落としたコーチのバッグを検証。その結果、両方とも本物のコーチ製品だということがわかってホッとしました。すでに持っていたバッグの方は、アウトレットで買ったものだったのですが、上のブログの記事に照らし合わせてみたら、本当にアウトレットで買ったことがわかる◎の印が付いていました。ただし、2つ目の製造番号の頭にFが付いていなかったし、Made in Chinaのタグに「・」も付いていなかったので、アウトレット用に作られたものではなく、正規の店で売れ残ったものがアウトレットに流れた商品だということもわかったのも良かったです。ebayで競り落とした黄色いバッグの方は、◎も「・」も無かったので正規の店で売られていたものだということも判明しました。

上にMade in Chinaと書きましたが、最近のコーチ製品はほとんどが中国製みたいで、アメリカ製のコーチが欲しいなら、20年〜30年前に売られていた真性ヴィンテージ品を探すしかないこともわかりました。
で、好奇心から何とーなくebayをブラウジングして見つけてしまった(笑)のが、上の写真の残りの2品。
一番奥に見えているのは、大ぶりのショルダーバッグで、競りではなく「Buy It Now or Best Offer」、つまり「この即決価格で売りますがオファーにも応じます」というやり方で売っていたので、ダメ元で約3/4の値段でオファーを出してみたら意外にもオーケーが出てビックリ!調子に乗って、もう1品、競りのスタート価格を高めの値段で設定したためか、誰も競りに参加していなかった中型サイズのショルダーを最低価格で競り落としてゲット。こちらは送料がタダだったので、さらに得した気分。♪

でも、ハッと気付いたら、1ヶ月の間に、娘の分も入れると何と6個もebayでバッグを買ってしまっていたんですね〜。衝動買いもいいところで配偶者も呆れ顔。ちょっと反省…でも、6個のバッグを買うのに使ったのは200ドルたらず。新品だったら、200ドルじゃブランド品なんて買えないから!と、配偶者には変な自慢して済ませておきました。(笑)

本当は、この後、薄地の普段使いジャケットをebayで衝動買いする”事件”もあったのですが、それはまたの機会に書きます。

Friday, July 8, 2016

インテンシブ・サマー・プログラム@ピッツバーグ・バレエ・シアター

既に折り返し点を超えてしまいましたが、6月20日から娘が参加しているピッツバーグ・バレエ・シアターのインテンシブ・サマー・プログラム(ISP)は順調に進んでいるようです。
去年は、親元離れての初めての寮生活ということもあってなんとなく心配で、しょっちゅうテキストしては様子を聞いてウザがられたものでしたが、2年目の今年は勝手知ったる、というか、だいたい見当がつくので、かなり放ったらかし。ルームメイトも、いつものバレエ教室で仲の良いクラスメイトだから、そちらも心配無しだし。
面白いもので、こちらから連絡しないと、逆に娘の方から、テキストしてきたり、電話でクラスの様子を報告するようになったりしています。
お気に入りの先生も居るようだし、同じレベルで仲良くなった子もできたようだし、楽しくバレエ修行しているようです。

ピッツバーグ・バレエ・シアターのISPで一番楽しみにしていたのは振り付けのワークショップ。事前に音楽を探して、作品のテーマを決めてワークショップ参加を申請。結局、19人の生徒が参加しているそうですが、最終日前日の振り付け作品発表会に全員が参加できるかどうかは知らされていないとのこと。せっかくだから参加させてもらえるといいのですが、どうでしょうね。
振り付け作品は、自作自演できないそうで、同じレベルのクラスメイトを選んで頼んで踊ってもらうことになっているとか。娘が頼んだのは「オールアラウンドで上手」だという中国系アメリカ人のGちゃん。もともとはパドドゥだったのですが、この子なら!と思った男の子は、生徒の振り付け作品には出たくないと断られてしまったそうで…(苦笑)まあ、なんとかソロ用に作り直せるそうなので大丈夫そうですが。

振り付けの一部を携帯メールで送ってくれた動画をキャプチャ
Gちゃんは小柄な子みたいですね

足のケガの問題もぼちぼち出てきて、フィジカルセラピストにかかったりもしているようですが、あと2週間、どうにか持ちこたえてもらいたいものです。

Tuesday, July 5, 2016

6月に試写で観た映画3題

ありがたいことに、臨時のお仕事をいっぺんに3本もいただいて、6月中旬から7月初めにかけて締切ラッシュだったため、ブログを書く暇など全く無くて放ったらかし状態になってしまった。ちょっと反省。

そこで6月中に試写で観た映画3本を簡単にご紹介。

まずは「ファインディング・ニモ」の続編「ファインディング・ドリー」。


外れることが滅多にないピクサー作品なので、安心して観ていられるのが嬉しい。
今回も、それぞれのキャラが丁寧に作られているし、ストーリー展開のひねりもお見事。クライマックスの脱走シーンなんて、よくぞこんな事まで考えついたなあというストーリー・アイディアの宝庫だった。映画はストーリーが命、をモットーに映画作りを続けてきたピクサーらしい上質の作品。もちろん映像のクオリティも一級品。特に水のテクスチャーは素晴らしかった。




次に観たのは、「インデペンデンス・デイ」の続編、「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」。


1作目が1996年の公開だったから実に20年ぶりの続編ということになる。
1作目は大ヒットしたけれど、出来的にはそこそこの作品だったから、その続編となるとほとんど期待なんか無かったけど、まあ暇だったし、タダだし、20世紀フォックスのスタジオ内の試写室が会場だったから、スタジオ内も久しぶりに覗けるしということで、配偶者を誘って行ってきた。
出来は…ま、こんなもんなんだろうね、という凡作です。でも「オイオイ」と突っ込みどころ満載で、大真面目に作っていたんだろうスタッフやキャストには申し訳ないけど笑えるところが多かったなあ。DVDになるまで待って、ピザでも食べながら友達と「ありえねー」みたいにツッコミながら見ると面白い映画かも。




そして最後は、スティーヴン・スピルバーグが童心に帰って作った「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」。


去年の「ブリッジ・オブ・スパイ」みたいに、そつなく出来ている作品だという印象。ビジュアル・エフェクツはすごいです。タイトル・ロールのBFGも、マーク・ライランスという適役の俳優を得て、本当に居るんだよねと思わせるような存在感。子供の時に原作を読んで、この映画を観ていたら感想も違っていただろうなとは思ったけれど、スピルバーグの幼稚っぽいところが露呈してしまったシークエンスはちょっと残念だったかな。
でも、家族連れには満足できるエンターテイメントになっていると思う。