娘の通っている教室のサマー・プログラムが今週の月曜日から始まった。
娘やクラスメイトたちは、今度の9月から上より2番目のレベルに上げられることになり、夏の間もLevel Cという一番上のレベルに入れてもらえることになった。
この教室のサマープログラムには、毎年、他所の教室の生徒たちも参加する。いろいろな種類のダンスが学べて、その割りに受講料が安い(月~金の毎日4クラスほどあって、5週間で1500ドルだから1日あたり60ドル。時間に直すとほぼ10ドルだから、これはアメリカの私営のデイキャンプの中ではかなり安い方だと思う)のが魅力なのだと思う。最後には、学んだことを披露するスタジオでのミニ発表会もある。
娘は、このサマー・プログラムに一昨年から参加。一昨年と去年は1つ下のLevel B。ポアントを履き始める生徒たちが受講するレベルである。
Level Cになると、1日の受講時間が長くなり、おまけに半日ながら土曜日までクラスがある。
Level Cのクラスのうちわけは:
バレエ=月~土の毎日。1回1時間半
ポアント=月、水、金の週3回。1回1時間15分
ヴァリエーション=火、木の週2回。1回1時間15分
ジャズ=火、木の週2回。1回1時間
モダン=水、金の週2回。1回1時間
フラメンコ=月、火の週2回。1回1時間
その他に、インナーマッスルを鍛えるピラティスが月、水、木の週3回(1回1時間)、最後の発表会で踊る古典作品からの抜粋(今年は「ラ・バヤデール」らしい)の練習に充てられるバレエ・リハーサルのクラスが月、金の週2回(1回1時間15分)加わる。
こんなスケジュールで朝は9時半から夕方は早い日で3:45PM、遅い日は4:45PMなどというスケジュールだからさすがに疲れる様子。それでも、「やっぱりジャズ、楽しい~」とか、「今日のモダン、すんごく面白かった」とか報告してくれるのは嬉しい。
ちなみに、Level Cは、最初の1週間、ニューヨーク・シティ・バレエから招いた2人のプリンシパル、タイラー・ペックとロバート・フェアチャイルドが、バレエやヴァリエーションを教えてくれることになっていて、「ロバートが見てくれた!」とか「タイラーが直しを入れてくれたんだよ!」なあんてことも言っておりました。アメリカでトップクラスのバレエ団の現役プリンシパル・ダンサーから指導を受けるなどという機会は滅多に無いわけで、そう考えるとラッキーだわ...
去年のスクール・オブ・アメリカン・バレエ(SAB)のLAワークショップでも、毎日、ポアントを履くことになったけど、今年は教室のプログラムでも毎日必ずポアントを履くのが判ったので、ポアントも2足新調。(カスタムメイドの綜芸のポアントシューズ3足は、5ヶ月で全て潰れました...)
今回は、これまでのロシアン・ポイント(日本ではRクラス)に加え、グリシコのウラノワ(写真左)を試しています。
教室のサマー・プログラム、そしてその後、引き続き受講するSABワークショップと、おそらく40時間以上履くことになるので、2足だけじゃもたないかもしれない...(ってことは、また100ドル近い出費ですわ。とほほ...)