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Tuesday, June 19, 2012
Bunheads
ケーブル局ABCで始まったドラマ「Bunheads」の初回エピソードを観た。
「Bunheads」は、若いころ、アメリカのトップクラスのバレエ団アメリカン・バレエ・シアター(ABT)から奨学金をもらうほど優秀なバレリーナだったヒロインが、ブロードウェイ・ミュージカル出演をきっかけに、バレエの道からそれて、一時の気まぐれでラスベガスで上演されるミュージカルに出たのが運のつき。以来、本意ではないのにベガスでショーガールを続けているところから始まる。
ヒロインのミッシェルは、冷房もろくに利かないぼろアパートに住み、自分よりずっと才能は無いが、整形で巨乳になった若いダンサーの方がはるかに良い待遇を受けるベガスのショービジネスにうんざりしているところに、自分にずっと御執心だった中年男のファンのプロポーズを受け、衝動的に受けて電撃結婚。フィアンセの「海が見える素晴らしい眺めを持つ自宅」に着いてみたら、彼はなんとバレエスタジオを経営する元バレリーナの母親と同居していた...
というのが、初回の展開なので、あまりバレエシーンも出て来なかったのだが、ミッシェル役のサットン・フォスターはブロードウェイのミュージカルで2度もトニー賞を受賞した実力の持ち主なので、ドラマ部分もしっかりしているだろうから楽しめるのではないかと期待している。
ところで、そのミッシェルにからむ義母のバレエ教室の生徒が4人居るのだが、この主要キャストと目される4人のバレエ少女役のうち2人は明らかにバレエ体型だし、バレエをやっているという雰囲気であるのに対し、あとの2人には「う~~~~ん」と唸ってしまった。いえ、どんな体型の子がバレエ習ったって良いんだし、現実のバレエ教室だってバレエ体型の子たちばかりではないんですけどね、これでバレエ踊られるのは正直言ってちょっと苦しいかな...と。まあ、今後、もしかしたら、プロになりたい!と一念発起して、すんごくドラマチックに体型が変わってしまうという役なのかもしれないし(でも、それは無いかなあ...)、そういう体型だからこそ成り立つドラマがあるんだろうから、暖かく見守っていってあげることにしましょう。
番組予告編はこちら
Friday, June 1, 2012
Breaking Pointe
「スーパーナチュラル」や「ゴシップ・ガール」といった若者向けのドラマを多く放映する局CWで、5月31日から始まったバレエ・ドキュメンタリー「Breaking Pointe」を観た。
「Breaking Pointe」は、ユタ州に在るバレエ団、バレエ・ウエストに在籍するバレリーナたちの日々を描く。初回のフォーカスは、作り手側が選んだ何人かの団員の来期の契約の更新をめぐるドラマ。或る団員は、コールドからドゥミソリストに昇格され、別の団員はプリンシパル狙いだったのに、3年目のソリストに据え置きになり、そして他の団員は契約打ち切りを告げられる。恋人同士だった団員たちは契約更新で明暗が分かれ、別の団員は恋人の団員と自分の気持ちがすれ違っていることに悩んでレッスン中、上の空になってしまう。
これがやらせじゃなかったら、バレエの世界って本当にドラマティックだわ~と思わせる。
ただ、初回を観た限りの感想を言えば、CWの若者向けドラマばりの私生活の恋愛のどーたらこーたらをもう少し割愛して、レッスン風景やリハーサル/公演の舞台裏をもっと見せて欲しかった。
あと、もう1つ気になったことは、細かい事だけど、バレエ・ウエストの女性団員たちのふくらはぎの太さ。中には細い人も居たようだけど、脚の筋肉のつきかたがバレリーナというよりは、ボディビルダーみたいな感じだったのが、ちょっと気になった。ま、それでも美しく踊れれば良いんだろうけど...
予告編はコチラ:
ところで「Breaking Pointe」というタイトルは巧い。
バレエを習っていてポアントシューズpointe shoesを履いている人、あるいはそういうダンサーが周囲に居る人は周知のことだが、ポアントは買ってきてすぐにパッと履けるものではなく、自分の足裏のカーブに合わせて靴底を曲げねばならない。そうやってポアントを自分の足に慣らしていくことをbreaking pointeと呼ぶ。
一方、英語のイディオム、breaking point(英語ではe無し)は、「限界点」という意味。
常に限界点に立たされているような気持ちで生きているバレリーナたちの生活を描くドキュメンタリーとしては、非常に的を得たタイトルだと思う。
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