Sunday, December 28, 2014

「くるみ割り人形」2014

今年も、やっと「くるみ割り人形」の公演が終わりました。(って、終わってから既に1週間が過ぎていますが...)

今年は2週間に渡り、一般向けの公演が9公演あったのに加え、サンタモニカの学校区の小中学校生に披露した短縮版が2公演、ウエストサイド・バレエと付き合いのあるNPOの団体の関係者を招待したドレス・リハーサル(と言っても先生たちからの注意も無し、止める事も無しの、ほぼ本番通りのもの)が1回と、計12回も踊るハードな年でした。
途中、まず私が風邪をひき、続いて娘も風邪っぽくなり、2週末の間には3日間も学校を休んでしまい、一時はどうなるかと思いましたが、最後まで穴をあけることなく踊りきりました。やれやれ...
去年は4公演だけしか無かったので、チケットはずいぶん早い時期にチケットが売り切れてしまったのですが、今年は9公演もあるから空席の目立つ回も出て来るのだろうと思いきや、公演が始まる数日前には、全席売り切れ。499人を収容する劇場なので、4500人近い人数の御客様が観にきてくださったことになります。ありがたいことだけれど、この分だと気を良くしたプロデューサーやオーナーは、来年も同じぐらいの回数の公演を敢行することになりそうで、娘も私も来年は風邪をひかないだけの体力を養っておかねば〜〜

今年は、以前はニューヨーク・シティ・バレエのプロモビデオなども撮っていたという人が、ウエストサイドのアダルト・クラスを取り始めたという縁で、独自にリハーサル中に撮影したビデオを公開しているので、アップしてみました。

ShelbySnowQueen from Drew Roublick on Vimeo.

娘は群舞の雪の精の1人を踊っています。
最初と最後に登場するスノウ・クィーンを踊っているのは、13歳のSちゃん。今年も去年も、オーディションを受けた有名バレエ学校の全てからサマーインテンシブ・プログラムのスカラシップのオファーを受けたという、天才バレエ少女です。でも、学校の勉強もすごーく出来るという天が二物を与えちゃった子だそうなので、今後、プロを目指すかどうかは、ビミョーなんだとか。もったいなーい〜〜!!

Friday, December 5, 2014

セレブ・キッズ@「くるみ割り人形」


ウエストサイド・バレエの今年の「くるみ割り人形」公演も、いよいよ来週から連日リハーサルが続く「怒濤の2週間」になります。

ウエスサイド・バレエは、サンタモニカに在るせいか、サンタモニカ、マリブ、パシフィック・パリセイズなどに住むセレブの子供も結構多く通っていて、過去には、ユアン・マクレガーの娘とか、マーティン・スコセッシの映画を多くプロデュースしたアーウィン・ウィンクラーの孫娘とか、去年、「ゼロ・グラビティ」でアカデミー賞を受賞した撮影監督エマニュエル・ルベツキの娘とかが「くるみ割り人形」に出演していたりしました。

今年は、そんなセレブ・キッズの「当たり年」なのか、某オスカー女優の娘、某俳優夫妻の娘、某往年の映画女優の孫娘、そして大物プロデューサーの孫娘と、私が知っているだけで4人のセレブ・キッズたちが初舞台を踏みます。

ちょっと面白いのは、教室のボランティアの仕事関係で、その某俳優夫妻に連絡をする必要があって電話したら、夫の方が電話に応答。でも、最初は名乗らない代わりに「Who's this?」って何度も聞いてくるんですよね。先方は私のことなんか知らないから、どういう人間がどういう用事で電話してきたのか、何度も聞くわけ。仕方ないから私がどういう人間でどういう用件で電話してきたのかを丁寧に説明したら、やっと安心してくれて、会話を始められました。
同様に、私のダンナも某オスカー女優に電話したら「Yeah, this is **. What do you need?」と言われたそうで。「Hi.」も「How are you?」も無しだって。
まあ、そういう立場の人間だと、招かれざる電話も多いだろうから自然とガードが高くなるのはしょうがないんだけどね。

というわけで、今年は劇場の観客席でセレブウォッチングが出来るかな?(←我ながらミーハーだわ—笑)

Tuesday, December 2, 2014

「くるみ割り人形」公演まであと10日!

地元の無料紙に載る記事のために撮影
(写真はトッド・レクティック氏のサイトから拝借しました)

速いもので、娘のバレエ教室の「くるみ割り人形」公演まであと10日になりました。

毎週土曜日の午後のリハーサルはもちろん、11月に入ってからはテクニーク・クラスの後のポアントのクラスもリハーサルの時間に返上。実質週5日、「くるみ割り」を踊っている状態です。

今年、娘が踊るのは「雪の精」の群舞、第二幕のプロローグに登場するエンジェル3人組、「スペインの踊り」、「葦笛の踊り」、そして「花のワルツ」で群舞のリーダーのような役割を果たすデミ・フラワーの5役。「雪」とエンジェル、「スペイン」と「葦笛」の4役は去年と全く同じですが、去年は「花のワルツ」の群舞の1人だったので、そこはちょっとだけ“アップグレード”。あと、小さな違いですが、「雪」では2人だけで踊るシーンの1人になりました。(これは身長ゆえであって、上手さとかはあまり関係無いのですが−笑)

「雪の精」の2人で踊るシーン。ジャーンプ!
(撮影:トッド・レクティック)

メイド喫茶のコスプレ風(?)な衣装の「葦笛の踊り」
(撮影:トッド・レクティック)

今年は2週間に渡り、6日間、計9公演踊るのに加え、地元サンタモニカの小学生たちを無料招待して踊る短縮版が2公演、計11公演も踊るので、体力とケガが心配です。娘は既に、膝と足首の故障を抱えているので11公演も保つかどうか... 週2回フィジカル・セラピーに通いながらの「くるみ割り公演」、もう気分はプロのバレリーナ?(笑)

膝にサポーター巻いたデミ・フラワー
(撮影:トッド・レクティック)

バレエはマゾじゃなきゃ出来ないアートなのであります。(笑−いや、でもマジで...)