Saturday, August 22, 2015

ハズレの試写会

 言うまでもないけれど、試写会はタダである。
 私の場合は、映画雑誌に定期的に記事を書いているということで米国映画協会を通して大手の映画会社から試写の招待が来るのだが、その多くは一般公開の数日前に行なわれるので、いち早く新作が観られるという有り難みはあまり無い。
 でも、何と言ってもタダである。ロサンゼルスでも最近は映画の入場料は平均15ドルぐらいするので、家族と行けば30ドルの得である。30ドルと言えば、ランチ御二人様分ぐらいになる。映画会社によってはポップコーンと飲み物のサービス付きである。私は、飲み食いしなくても全く構わず映画を観られる人だが、配偶者などは「ポップコーンが無いと映画の楽しみが半減する!」と言い切る、典型的アメリカンなので、無料のポップコーン+飲み物は有り難い。

 というわけで、経済観念の発達した兼業主婦としては試写会を利用しないテは無い。
特に夏休み中は、娘の夕方のバレエクラスの送迎の必要が無くなるから試写会行き放題である。
 でも、そうやって無差別に試写会に行けば、当然、「ハズレ」の映画にも当たったりする。今年の夏は、80年代のビデオゲームにインスパイアされたという「ピクセル」と「ファンタスティック・フォー」がハズレだった。

 「ピクセル」は、フランス人アニメーターが2010年に作った短編映画「Pixel」を長編映画化した作品。80年代のビデオゲームを入手したエイリアンが、パックマンやスペースインベーダーなどのゲームは自分たちへの宣戦布告だと勘違いして地球を攻めてくるという設定で、アダム・サンドラーやケヴィン・ジェームズ、ミシェル・モナハンらが、ビデオゲーム・オタクのスキルを駆使して迎え撃つという内容になっている。
 80年代のビデオゲームにハマった人間だったら、パックマンやスペースインベーダー、ドンキーコングなどが登場するシーンにノスタルジーをおぼえて楽しめるところもあるかもしれないが、ストーリーもキャラクター設定もとにかく子供だましで、中学生以上の年齢の観客は飽きること間違い無し。
 原案の短編映画「Pixel」は確かに面白い。



 ヴィジュアル・アイディアはなかなかのものだし、見ていてクスリとさせられるオチも多い。でも、これはあくまで2分半の短編映画。人間のキャラは出て来ないし、なぜニューヨークが「ピクセル・アタック」に遭うのかという説明も無い。アートっぽく抽象的な作品である。映画「ピクセル」は、それを無理矢理コメディ映画にしてしまったという強引さが、失敗の原因だったように思えた。

映画版の予告編はこちら:


 それでも、「ピクセル」には、ところどころ笑えるシーンがあったからまだ良い。いわば他愛のない子供の絵本を読まされている気分になるだけで。しかし、「ファンタスティック・フォー」の方は、そういうユーモアのセンスすら乏しくて、子供時代に従弟に付き合わされて見させられた日本のチープなスーパーヒーロー・ドラマを思い出した。

 今回公開された「ファンタスティック・フォー」は、2005年に製作されて2年後に続編も作られた「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」のリブート作品という位置づけである。
 2005年版の「ファンタスティック・フォー」では、既に4人組がスーパーヒーローとしての地位を確立していたのに対し、今回のリブート版では、その4人がいかにして“ファンタスティック”になったか、という「ルーツを明らかにする」のに前半が費やされる。この前半は、「セッション」のマイルズ・テラーや「ビリー・エリオット」のジェレミー・ベルなど、素朴さがウリの若手スターの好演もあって、まだマシ。が、4人と後の悪役ヴィクター・フォン・ドゥームが実験事故に遭って特殊能力を身につけてからの後半が、完全に先読みできてしまう凡庸な出来で、とにかく退屈。ヴィジュアル・エフェクツも、今どきのテクノロジーのレベルを考えると低質な仕上がり。
 派手な娯楽作には採点が甘いアメリカ人映画ファンだが、さすがにここまで出来が悪いとそっぽを向いてしまうようで、公開後2週間の興行収入はアメリカ国内でわずか4700万ドル。その他の海外市場を入れても1億700万ドルで、製作費の1億2200万ドルに到達すらしていない。マーケティング費や配給にかかるコストを加えると約2億ドルの出費ということになるらしいが、劇場公開収入だけでそれだけの金額は取り戻せないだろう。
 この失敗で、製作サイドでは、新人監督の仕切りが悪かった、いや新人監督に不必要なプレッシャーを与えたうえ最終的な編集の権限を奪った映画会社側が悪い、といった責任のなすり付け合いが展開しているとか。やれやれ...

Sunday, August 2, 2015

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」


「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」を試写で観た。

1960年代のTVシリーズ「スパイ大作戦」を映画化したシリーズも、今回で5作目。フランチャイズ作品は、普通、製作を重ねるごとにパワーダウンしたり、マンネリ化したりすることが多いものだが、この「M:I」シリーズは数少ない例外の1つ。(ジョン・ウーが監督した2本目が一番物足りない作品だったというのが個人的な意見だけれども、それでも駄作というほどではなかったという記憶がある。)本作「ローグ・ネイション」も期待に応える上質な娯楽作に仕上がっている。

アクション映画の定石の1つに、しょっぱなからインパクトの強いシーンを見せて観客を映画の世界に一気に引きずり込むという構成の仕方があるが、「ローグ・ネイション」もそれに倣い、物語は背景などの前置き無しでいきなりトム・クルーズ演じるイーサン・ハントが、テロリストが飛行機で毒ガスを持ち去ろうというのを止めようとするアクション・シーンから始まる。(このシーン、007映画をはじめとしたスパイ映画によくあるような荒唐無稽なアクションが披露されるが、驚くべきことに、CGなどは使わず、スタントマンすら使わず、クルーズが実際に敢行したとのことで、それを後で知ってド肝を抜かれました。)
ハント率いるIMFのメンバーが次に取り組んだのは、ザ・シンジケートと呼ばれる国際的な犯罪組織を追うことだったが、ロンドンで不意打ちをくらったハントは逆にシンジケートに捕まってしまう。“ボーン・ドクター”と呼ばれる男に拷問されそうになったハントを救ったのは、イギリスの諜報機関MI6の元エージェントでシンジケートの一員になったイルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)だった。
一方、アメリカでは合衆国上院の監視委員会でCIA長官のハンレイ(アレック・ボールドウィン)が、ザ・シンジケートの存在を否定すると共にIMFの解体を提言。同席したIMF主任分析官ブラント(ジェレミー・レナー)の反対にもかかわらず、解体は受け容れられ、ハントはIMFのサポートを受けられないばかりか、追われる身になってしまう。そんなハントに出来る事は、シンジケートのリーダー格、ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)を捕獲することだった...

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」の見どころの1つは、何と言っても、トム・クルーズの身体を張ったアクションだろう。クルーズは今年の5月で53歳になったのにもかかわらず、その肉体派ぶりは御見事。上述した飛行機を追跡するシーンや、カー/バイク・チェイスシーン、潜水シーンなど、全てスタントマンを使わずに自ら挑んだ姿勢には拍手を送らざるを得ない。以前、会った御本人はかなり変わった御仁だったけれど、俳優としてのプロ根性には脱帽である。
クルーズ演じるハントを支えるIMFのメンバーたちを演じる俳優もイイ。ヴィング・レイムスは1996年に公開されたシリーズ第1作からずっと参加している唯一のキャスト・メンバーゆえ懐かしの友人に再会できたような嬉しさがあるし、第3作から参加しているサイモン・ペグは相変わらず可笑しくて善い人というキャラにはパーフェクト。前作の第4作から参加しているレナーも、シリアスな中に時々ユーモアをチラ見させるところがナイス。本作紅一点のファーガソン(イギリス人を母に持つスウェーデン人女優)は、筋肉がしっかりついたアスリート体型ゆえ、綺麗だけど細過ぎる今どきの女性のアクション・シーンよりも説得力があって良かった。

それにしても、これだけの質を保ちながらフランチャイズ化させていくというのは、作るたびにハードルの高さを上げていっているようなもので、製作者たちにはなかなかしんどい事なんだろうなあ、と要らぬ心配をしたりしてしまったのでした。



ちなみに、↑は日本向けの予告編ですが、0:25と1:18に登場するレナーは、別シーンから引っ張ってきたもので、あまり感心する編集ではないです。まあ、ネタばれするとか、誤解を招くほどのインパクトは無いのだけれど、ここに入れる必要も無いだろ、と存在理由の理解に苦しむ編集だったりします。

Sunday, July 26, 2015

カンザスシティ・バレエ、サマーインテンシブ、まとめ

KCBサマープログラムの会場、トッド・ボーレンダー・センター

カンザスシティ・バレエ(KCB)のサマーインテンシブ・プログラムについて参加した娘の経験を簡単にまとめてみます。

[プログラムの内容]
*クラシック・バレエのクラス
テクニーク、ポアント、ヴァリエーション、レパトワール、パドドゥ
*その他のダンスのクラス
コンテンポラリー、ジャズ、フラメンコ、ヒップホップ、キャラクター、インプロヴィゼーション
*ダンス・コンディショニング
ピラティス、ヨガ、フロアバー、解剖学
#上記のクラスのうち、テクニークとポアントは月〜金の午前中に毎日履修。それに加え、ヴァリエーションかレパトワール、パドドゥのいずれか1つが、午後にあって、計3クラスがクラシック・バレエに充てられ、もう1つ、その他のダンスが1枠、ダンス・コンディショニング系のクラスが1枠と、毎日5クラスをこなしていたようです。
#ヴァリエーションは、「白鳥の湖」のパドトロワ、黒鳥のヴァリエーション、ポーランドの王女、「ドンキホーテ」のキトリ、「眠れる森の美女」の銀の精、「ライモンダ」、「リーズの結婚」、バランシンの「バロ・デラ・レジーナ」、ウィリアム・フォーサイスの「In the Middle, Somewhat Elevated」などを習ったそうですが、いずれも1回のクラスで習って踊っただけだったので、踊りによっては踊り込みが足りなくて消化不良な気分になったとか。

[指導陣]
KCBスクールの常任教師に加えて、サンフランシスコ・バレエ・スクールの教師やプリンシパル・ダンサー、ボストン・バレエ・スクールやパシフィック・ノースウェスト・バレエ・スクールの教師らのゲスト教師がそれぞれ1週間ずつクラスを受け持ちましたが、さすがに素晴らしい指導だったそうです。それと、KCBのジュニア・カンパニー、KCB IIのディレクターを務める先生のクラスがとても楽しくて、「一番好きな先生だったかも〜」とのこと。指導陣全体に関しては、1人の先生を除いては、どの先生のクラスも楽しく充実していたそうです。

[レッスンについて]
本人に依ると、KCBのサマープログラムで一番の収穫は、コンテンポラリーやジャズのスキルが上がったことだったそうです。ウエストサイドでは、常任のジャズの先生は1人だけ。サマープログラムでも、コンテンポラリーは1人の先生から習ったのみだったので、バレエ団の作品の振付を担当したりするレベルの先生に習えたことは、とても良い経験だったようです。確かに、デモンストレーションでも、コンテンポラリーを踊るのを観て、私の眼からも上達したように思えました。
一方、クラシック・バレエでは、パドドゥやこれまで習った事の無いヴァリエーションを習えたりといった新しい経験はあったものの、同じグループの生徒たちの実力レベルがけっこうバラバラだったこともあって、去年参加したCPYBでのクラスのようにじっくりとテクニックを上達させるという機会には恵まれにくかったように思ったそうです。
今回は、膝と足首を故障して全てのクラスに出席できなかったのも残念な経験となりました。

[寮での滞在]
初めて親元を離れての寮滞在でしたが、ルームメイトや同じフロアの友達に恵まれ、とても楽しい経験だったようです。「脚の故障もあったから5週間というプログラムの長さはちょうど良かったと思うけれど、友達とはもっと長く一緒に居たかった」と言っていたほど。寮の食事も美味しく、その点もプラスだったようですが、困ったのは、そのせいもあって太って帰ってきたこと。行く前にキチンと体重測定をしていかなかったので、正確な数字はわからないのですが、5週間で3kgほど太ったのではないかと。(汗)まあ、高校生ということで太る時期ではあるのですが、身長があるだけに体重も60kg超過。これじゃあ、足にも負担がかかるし、パドドゥのクラスなどでは相手の男の子がかわいそう過ぎるので、夏の間にせめて50kg台に戻させようと思っていますが、食べることが大好きな人間なので、どうなることやら...*タメイキ*

[最後に]
KCBは、アメリカ国内では中堅どころといった位置づけのバレエ団です。娘が属していたレベルは6レベル中、上から2番目のレベルだったこともあって、時々、KCBの団員も一緒にレッスンを受けに来たりしたそうですが、プロのダンサーと一緒にクラスを受けるのは良い刺激になったようです。レッスン会場も、普段、KCBの団員がレッスン&リハーサルをする施設なので、非常に立派で気持ち良くレッスンできたことだったと思います。その点では、去年参加したCPYBよりもベターな環境だったと言えるでしょう。
その一方で、CPYBでは年齢に全く関係無く、同じようなレベルで似たような問題を抱えている生徒を集めてクラスが構成されていたため、先生の指導がピンポイントで行き届き、生徒たちは上達に意識を集中させて取り組むことが出来たという印象を受けました。

KCBのサマープログラムは、娘が初めて参加したバレエ団付属校のプログラムだったゆえ、他のバレエ団付属校のプログラムとの比較ができないのが残念ですが、去年CPYBのプログラムを終えた際にとても上達したという達成感は無かったものの、いろいろと得るところはあった、というのが娘の感想です。

Friday, July 24, 2015

カンザスシティ・バレエ サマーインテンシブ、デモンストレーション

レベルEの生徒たち。デモンストレーションの前にハイ、ポーズ

カンザスシティ・バレエ(KCB)の5週間に渡るサマーインテンシブは、7月17日に無事終了。
娘をカンザスシティまで迎えに行きがてら、最終日のデモンストレーションを観に行きました。

デモンストレーションは、レベルA〜Cが午前中に、D〜Fが午後にと、分かれてスケジュールされており、Dはジャズとレパトワール、Eはコンテンポラリーとレパトワールと2つずつでしたが、一番上のFは、コンテとレパトワールの他に、「白鳥の湖」のパドドゥの一部と、KCBのアーティスティック・ディレクター、デヴォン・カーニーが振り付けて今年初めて披露するという「くるみ割り人形」の中から「花のワルツ」の一部抜粋を習って見せてくれました。(一般に公開するのはこれが初めてとのことで、写真撮影及び録画は禁止でした。)

娘の属していたレベルEのレパトワールは、先生の1人がフォーキンの「レ・シルフィード」にインスパイアされて振り付けたという作品で、ショパンのワルツの生ピアノ演奏で踊られました。振付自体はクラシックで綺麗だったのだけれど、娘は履くつもりでいたというベストのポアントシューズを間違って荷造りしたスーツケースの中に入れてしまい、捨てるつもりでリボンとゴムを外してしまっていたポアントシューズしかバッグに入っていなかったという超御間抜けなミスをしでかして、死んでいたシューズに急いでリボンだけ縫い付けて踊ったため、途中で何回か靴が脱げるという事態に。ビデオを撮っていて「なんか変だなあ〜」と思ったら、後でそういうハプニングがあった事を告げられました。撮影中は気がつかなかったけど、後で動画を観たら、靴がすっぽ抜けてデミポアントで立っている所が何箇所か見つかってガッカリ... これまで公演などではそういうミスをしたことが無かったので、ちょっと驚きましたが、ドミトリーの退出時間が決められていて大急ぎで荷造りして慌てちゃったんでしょう。まだまだ未熟やのう〜〜

レベルE、レパトワール。最後のポーズはこんな感じ

コンテンポラリーの方は、KCBの団員で、これまでKCBのためにも振付を手がけたことがあるという先生の作品で、テクノ/ダンス・ミュージック(?)のMIAの「Bird Flu」という曲を使ったもの。曲のタイトルにちなんで、ちょっと鳥っぽい動きとかが入れられていました。私はコンテンポラリーって、それほど好きではなかったんだけど、このダンスは面白かったですねえ。

「Bird Flu」、最後のポーズ〜

レベルDとFのジャズやコンテは短過ぎてあまり面白くなかったので、レベルEの子たちはちょっと得したかな〜という感じ。
でも、逆にDのレパトワールは、ネオクラシカルな作品で非常に面白かったです。娘も「あっちの方が踊りたかった〜〜」だって。欲を言えば、振付に対してDの子たちの技術力と表現力とがちょっとついていっていなかったかも。あの作品はFの子たちが踊ったらもっと違った印象の作品になったのではないかと。
一方、Fのレパトワールは、ハチャトゥリアンの「マスカレード」を使った作品だったのですが、18人の女性に9人の男性という人数だったので、ちょっとゴチャゴチャしちゃったかなというのが正直な感想。「マスカレード」は、ウエストサイド・バレエの故イヴォンヌ校長先生もオリジナル振付作品に使っていて、身びいきながらイヴォンヌ先生の作品の方が良かったかな〜なあんて、こっそり思っちゃったりしました。

レベルEの場合、レパトワールは2週目ぐらいから週2回の練習を始めたそうで、練習量としては7〜8時間ぐらい。コンテの方はもっと少なくて計3時間で振付を憶えて踊らねばならなかったそうです。デモンストレーションの際に校長先生もおっしゃっていましたが、プロになると、急遽、振付の変更や追加があったりして、それをすぐに会得してステージで踊るレベルに仕上げなければならないという能力も要求されるから、このデモンストレーション・パフォーマンスは、そういう能力を鍛える意味もあるとのこと。なるほどねえ。

デモンストレーションの後は30分ぐらい、生徒たちはクラスメイトとの別れを惜しんだり、迎えに来た親たちは先生に御礼を言ったり、他の親と挨拶を交わしたり雑談したりしてから、それぞれの帰途に着きました。

Friday, July 17, 2015

カンザス・シティに再びやって来ました

今日は、娘が参加しているカンザスシティ・バレエのサマーインテンシブ最終日で、簡単なデモンストレーション・パフォーマンスがあります。

6月に娘を連れて来た時には、前日の夕方に着いて翌日の夕方に出てしまうという24時間ステイだったので、今度は少し街も見て、ついでに娘のクラスも覗こうということで、朝5:50発の飛行機でLAを出発。ということで起床3:45am。眠ーい...

飛行機の窓から覗いた朝日に輝く雲。なかなか綺麗でした

御昼過ぎに到着してレンタカー借りて、まずはスタジオへ。その日の時間割によると、到着時はランチタイムなので、御友達と食べている娘を襲撃。(笑)その後、コンテンポラリーのクラスをドアのガラス越しに見学。本当はバレエのクラスを見学したかったのだけれど、テクニークもポアントも午前中に終わってしまっていて残念。

こんな感じで覗き見。
マジックグラスになっていて、向こうからこっちは見えないんだそうで

今日のデモンストレーションでも、この先生(カンザスシティ・バレエの現役ダンサー)の作品を踊ることになっています。

コンテンポラリーのクラスの後は、そのデモンストレーションのリハーサルがあって、見学はできないと諦めていたら思っていたら、教室にあっさりと入り込めて観られちゃいました。ラッキー♪
おかげで、今日のビデオ撮影のプレビューができて良かったです。
デモンストレーション・パフォーマンスについては、また改めて書きます。

スタジオに寄った後は、ホテルにチェックインして、近くのカントリークラブ・プラザというショッピング街をブラブラしに行こうと思ったのですが、すごい暑さで散歩する余裕も無く、下調べしておいたサンドイッチショップでサンドイッチとスムージーの遅い昼食を取りました。

近くの公園からカントリークラブ・プラザを臨む
のどかな光景に見えるけど灼熱の暑さでへばりました〜〜

スムージーは、美味しかったけど、作ってくれたニイチャンが気前良くフローズンヨーグルトをたっぷり入れるものだったから、お腹いっぱい〜〜。夕食抜きで腹持ちしちゃいましたわ。

ミックスベリー・スムージー。
写真ではよくわからないかもしれないけれど結構なボリュームでした

ホテルはさっきチェックアウト。Free WiFiを使ってホテルのロビーでこのブログを書いています。この後、デモンストレーション・パフォーマンスを観に行きます。

Wednesday, July 15, 2015

「アントマン」


「アベンジャーズ」フランチャイズの最新作「アントマン」を試写で観た。

アントマン=ant-man=アリ男
って、「アリのサイズのスーパーヒーローなんて、敵に踏みつぶされて終わりになりそう。いかにも弱そうじゃん〜」と思っていたら、作り手も、そういう一般ピープルの反応を先読みしてシリアスなヒーローものにしても突っ込まれそうだと考えたのか(あくまで私の想像だけど)、それを逆手に取り、コメディ仕立てのスーパーヒーローものの作品を製作。なかなか楽しく笑える娯楽作に仕上がっている。

アントマン/スコット・ラングを演じるのは、いかにもスーパーヒーローっぽくないポール・ラッド。金庫破りの名人として裏稼業の人間たちには知られた存在だったが、或る仕事をしくじって刑務所入り。御務めを終えて出てきたけれど、妻は刑事の男と婚約し、養育費も払えないスコットには娘と会う資格なんて無いと冷たく言い渡す。出所した時は堅気になるつもりだったスコットだが、娘に会うことができるよう養育費を捻出するため、昔の仲間ルイ(マイケル・ペーニャ)たちが計画した金庫破りを請け負うことにする。スコットは名人芸を発揮して手強いハードルがいくつもある金庫を開けることに成功するが、そこには古ぼけたスーツが無造作に置かれているだけだった。金目の物が全く無かったことにガッカリして仕方なくそのスーツを持ち帰ったスコットが仲間に内緒でこっそり着てみると...

「アントマン」の予告編も、この間、書いた「ターミネーター:ジェニシス」の予告編のようにネタばれが結構あったので、予告編のリンクの代わりに、スコットが初めて「アントマン」に変身するシーンの動画を:



アリぐらいのサイズだと、水がこんな風に見えるのか、というミクロな視線で作られたCGが良く出来ています。

上でも書いたように、アントマンはシリアスにスーパーな(?)他のアベンジャーズのメンバーたちとは一線を画した存在ということで、コミカルなシーンや台詞も多かったのだけれども、出演者の中ではマイケル・ペーニャがサイコーに可笑しい。

セニョール・ペーニャ

派手なアクション映画にしようか、笑えるコメディにしようか、どっちを観ようかな、と迷う時にはピッタリの映画でしょう。


試写に向かう時に見つけた「アントマン」の大型野外宣伝。ビルの側面いっぱいに拡大された電気のスイッチの上にアントマンがちょこんと乗っている(写真で見えるかな〜?)騙し絵的な3Dっぽい写真。サンセット・ブルヴァードを運転しているドライバーへのアピール力は抜群でした。

Friday, July 3, 2015

カンザスシティ・バレエ サマーインテンシブ 折り返し点を過ぎました

カンザスシティ・バレエのFacebookより
週末のアクティビティの写真

速いもので、娘のカンザスシティ・バレエのサマーインテンシブも今週の水曜日で折り返し点を過ぎました。

今週初めに脚が痛くなって(膝と足首)、水曜日は踊らず見学、木曜日にフィジカルセラピーに行って施術してもらい、金曜日には復活したようです。
でも、踊らないで1日中見学するようなことになる前に、ちゃんと対処して欲しかったですねえ。高校生になっても、その辺の加減がまだまだわからないのはちょっと困りもの、だと思います。自分の身体のコンディションを見極めてメンテナンスが出来るようにならないと。まあ、今回のことで少しは学習したなら良いのですが。

もう1つ困りものなのは、とにかく連絡して来ない!(怒)
電話は毎日は無理でも、テキストで簡単な報告ぐらいすればいいのに、こっちから何度もテキストで「おうかがい」して、ようやっとテキストが返って来るような始末。しかも、返事も「良かったよ」「好きだった」「嫌い」と一言だけ。少しは、「こういうところが良かった」とか「〜なので好きだった、嫌いだった」と、説明を付けてくれたってバチ当たらないと思うんですけど〜〜〜
幸い、KCBのFacebookを見ていてSI参加生徒のブログを偶然発見。この御嬢さんがまた筆まめ(ブログまめ)で毎日、更新されているので、何とか様子を知ることができるんですけどね。
何千ドルもかけてSIに参加させてあげているんだから、感謝の気持ちで報告ぐらいしてこいや〜〜と思うんだけど。(ブツブツ)

ということで、テキストは隔日ぐらい、電話はたま〜〜にしかかかってこないのですが、それでわかったことは:

*ゲストの先生たちは皆、とても良かった。キチンと見て、直しを入れてくれるし、為になったと思う。

*男の先生たちは、全員ナイスだし面白くて、クラスがとても楽しい。

*あまり好きじゃない先生も1〜2人居るけど、教えるのは週1〜2回の頻度だから、それほど気にはならない。

*パドドゥが楽しい。いつもの教室だと、相手は大人のクラスの素人のオッサンたちがほとんどだけど、KCBのSIでは、当たり前だけど、しっかりバレエを習っている男の子たちなので、踊りやすい。ただし、2つある男性クラスでは、やっぱり上のレベルの子たちの方がサポートが上手くて踊りやすかった。

*ジャズやコンテンポラリーが意外に楽しい。特にブロードウェイ・ジャズはすっごく楽しかった。


寮生活については、食事が意外に美味しくて充実しているようです。
朝食は、すごくバラエティがあるみたいで、キッシュなんて日もありました。ランチは、サンドイッチとかラップをパックしてくれて、スタジオで渡されるのですが、「アタリ」の日と「ハズレ」の日があるので、食べたくない時は食べなくて済むよう、朝食を多めにとっておくようにしているとか。夕食も、けっこう美味しくて、餃子とか焼きそばとか中華まで出て来て、その時には感激して写真を撮って送って来ました。(笑)

週末のアクティビティも楽しいらしく、これまた写真を撮って送って来ます。きっと毎週末、遠足気分なんでしょうね。

充実している模様のSIもあと2週間。
5週間って、始まる前はえらく長く感じられたけど、いざ始まってしまったらあっという間です。