Monday, November 26, 2012

ロサンゼルスタイムズ紙の記事


Westside Balletの「くるみ割り人形」が去年に続き今年もロサンゼルスタイムズ紙で採り上げられました。

http://www.latimes.com/entertainment/arts/culture/la-et-cm-nutcracker-dancers-joy-womack-20121125,0,2142675.story

プロのバレエ・ダンサーがいろいろなバレエ団にゲスト出演するというテーマの記事ですが、今年、Westside Balletの「くるみ割り人形」で主役のシュガープラムを踊るジョイ・ウォマックがどのような経緯でゲスト出演することになったかというくだりがちょっとホロリとさせるようなエピソードとして紹介されています。

Sunday, November 25, 2012

スタジオ・ドレスリハーサル


昨日はスタジオでのドレスリハーサルでした。
娘が「中国の踊り」を踊る本番は1回だけなので、この機会を逃すと、自分の娘が生で「中国の踊り」を踊るところを観られるのは一生に一回(オオゲサだけど-笑)だけになってしまうので、ちょっと覗きに行って来ました。

本番に履きたいという新しめのポアントシューズを履いて踊ったため、先端のサテンがまだすべすべだったから(本人談)か、途中、トウで立つべきところでストンと落ちたのでヒヤッとしましたが、あとはとりあえず大きなミスも無く踊れてホッとしました。
でも、スタジオでのリハーサルでこんなにドキドキしちゃうんだったら、本番の際、観ている親の私はたまったもんじゃないなあ…とユーウツになったりして…(苦笑)


写真は専属カメラマンのサイトからお借りしました。
実は踊っているところではなく振付に出てくるポーズを取っての撮影です。

Saturday, November 24, 2012

Thanksgivingの休息


11月22日(木)は、アメリカではThanksgiving=感謝祭の休日で、娘の学校も前日の21日(水)からお休みで5連休。
感謝祭はクリスマス・シーズンと同じぐらいのメジャーなホリデーで、家族と集まるためにアメリカ中で“民族大移動”が展開する時期だけれど、我が家は感謝祭当日に、友人のファミリー2家族それぞれにランチ、ディナーと招待されているだけで、他には予定無し。娘が小学校低学年の時まではサンフランシスコ・ベイエリアに住む義妹のところで、家族が集まったけど、12月に上演される「くるみ割り人形」に出演するようになってからは、それも出来なくなり、LAで地味~に過ごすだけの休日になった。

ということで、我が家の3匹もお休みを満喫。


Saturday, November 17, 2012

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日


「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の試写に行ってきた。

「ライフ・オブ・パイ」の主人公パイの一家はインドの元フランス植民地だったポンディシェリというところで動物園を経営していたが、息子たちの将来のために、と父親がカナダへの移住を思い立ち、動物連れで太平洋を船で渡航するが、途中、大嵐に巻き込まれてしまう。

物語は、中年男性になったパイの回想を、カナダ人のライターが聴くという形をとっているのだが、その設定がラストで活きてくる。

監督のアン・リーは、初期には台湾人としてのアイデンティティを感じさせる作品を作っているが、4作目にしていきなり、「いつか晴れた日に」でイギリスの階級社会を意識した人間関係の機微を細やかに描いて私たちを驚かせ、その後もアメリカ人監督以上にアメリカ人のことを理解しているのではないかと思わせる作品(「アイス・ストーム」、「楽園をください」、「ブロークバック・マウンテン」)を作って、私たちを感心させ続けてきたが、今度は、スケールの大きいファンタジー文学を見事に3D映像化させるという、さらに未知のジャンルに挑戦。息を呑むような映像もさることながら、俳優たちがそれに負けない存在感を出すよう導いている演出力はさすが。

小学校高学年からシニア世代まで揃って楽しめる上質の映画だと思う。

Monday, November 12, 2012

「くるみ割り人形」まであと4週間を切りました!

一緒に「中国の踊り」を踊るSちゃんとフィッティング中~


早いもので、もう11月も半ばに差しかかり、娘のバレエ教室の「くるみ割り人形」公演まで4週間を切り、教室では、衣装のフィッティングがどんどん進み、今週末からは通し稽古が開始されます。(1:30~6:30という長時間。出番は最後の方だけなんだけどね・・・)
公演前週の週末の12月1日には、衣装をフルに着ての通し稽古。フォトグラファーによる写真撮影もあって、スタジオはいよいよ「くるみ割り人形」1色に染まります。

Sunday, November 11, 2012

007 スカイフォール


ジェームズ・ボンド映画の1本目が公開されてから50年目の記念すべき23作目「007 スカイフォール」の試写に行って来た。

映画は、イスタンブールでMI6の機密情報が入ったハードドライブが盗まれるという事件が起き、ジェームズ・ボンドが盗んだ男を追跡するシーンから始まるのだが、これがボンド映画の伝統に乗っ取った正統的なチェイスシーンで、車の追跡あり、バイクの追跡あり、格闘あり、と、映画のしょっぱなから実に楽しませてくれる。
それに続くタイトルシークエンスも、ボンド映画の伝統にしっかり則ったビジュアル・デザインにうっとり。
もちろん、もっとうっとりさせられたのは、ボンドを演じるダニエル・クレイグのスーツ姿とタキシード姿。彼ほど男性の正装姿が美しい人は居ません。(キッパリ!断言-笑)

「スカイフォール」の見どころは、そういうボンド映画にお約束のシーンに加え、悪役シルヴァを演じるハビエル・バルデムのはじけきってる怪演と、ジュディ・デンチ演じるMとボンドの関係だろう。

監督のサム・メンデスは、最近、不振が続いたけれど、この作品で見事カムバックしたと評価されている。メンデスにしても、「バットマン」シリーズのクリストファー・ノーランにしても、インデペンデント系のこじんまりした名作で知られるようになってから、大型作品を中身の濃い意味ある作品に仕上げる力量を見せて感心させられる。(両者とも英国人だというのは、ハリウッドやアメリカ映画界にとっては、ちょっと寂しいことだけれど...)



Friday, November 2, 2012

Beauty and the Beast(TVシリーズ)


ティーン向けで、これまで気に入ったドラマ・シリーズに出会えたことが稀だったCW局の放映ということで、観るのに躊躇したのだが、一応観てみることにしたドラマ「Beauty and the Beast」。
結論から先に言うと、そこそこ面白い。

ヒロインは、「ヤング・スーパーマン」でブレイクしたクリスティン・クルック演じるキャサリン。アルバイト先のレストランから帰宅する際に車のバッテリーが上がっていたため、母親を呼んでジャンプスタートしてもらっていたところ、2人組の男に襲われ、母親が銃撃され殺されてしまう。キャサリンも殺されそうになる寸前、野獣のような人物が現れ、男たちをまたたく間に殺してキャサリンを助けるが、すぐに居なくなってしまう。
犯人たちは殺されたものの、動機などは謎なままである母親の殺人事件を解決すべくNYPDの刑事になったキャサリンは、自分が担当した事件で出会ったヴィンセントが、自分を救った人物ではないかと思い、接近するが...

ということで、「Beauty and the Beast」は、ディズニー・アニメーションにもなったフランスの民話「美女と野獣」に刑事物を混ぜてみました、という感じのドラマなのだが、各エピソードごとに起きる殺人事件をキャサリンが解決すると同時に、母親の殺人事件の謎と、ヴィンセントの過去が少しずつ明らかになっていくという、一話完結型シリーズと1つのストーリーが展開していくシリアルの両面を備えた構成になっている。
「CSI」や「クリミナル・マインド]などは完全に一話完結型だし、「24」や「LOST」などは完全に連続ストーリー型の典型だが、最近、犯罪ドラマには、この2つをミックスした形のドラマが増えている気がする。特に多いのは、登場人物には過去とか秘密とかがあって、回が進むごとにそれが明らかになっていって...というパターン。あるいは、「メンタリスト」のように、主役に天敵が居て、そいつがずっと捕まらずに事あるごとに主役を悩ましていくというパターン。
一話完結型だとマンネリになりやすいし、連続ストーリー型だとエピソードを1つでも見逃すとついていけなくなって視聴者が観るのを諦めてしまうというリスクがある。それを解決しようとしたのが、2つの要素を取り入れた“ハイブリッド”型なのではないか。

それはともかく、「Beauty and the Beast」は、CWのドラマにしてはベタベタしたメロドラマ的な要素が(今のところ)少な目でフツーに楽しめるので、とりあえず視聴を続けるつもり。