写真はボストン・バレエのサイトから拝借しました。
ボストン・バレエ、サマーインテンシブのパンフレットが無かったので...
今年のサマーインテンシブのオーディションの最後はボストン・バレエでした。
ボストン・バレエのサマーインテンシブは、10歳〜14歳がボストンの近郊にある町、ニュートンにあるスタジオが会場となり、15歳〜19歳がボストン本部スタジオが会場となる、というように2会場に分かれています。
*参加人数と指導教師
オーディションは大多数がニュートン校となる10歳〜14歳の年齢枠と15歳〜19歳という年齢枠に分かれていました。申込書の記入の時点から生徒たちだけがオーディション会場に入るという決まりになっていたので、本人が申込書に記入しましたが、サマーインテンシブの時点で15歳になる子たちは別の色のフォームを提出したそうです。
10歳〜14歳の年齢枠の参加者は37人。ヒューストン・バレエのオーディションのほぼ半数しか居なかったとのこと。ボストンは前日にオレンジ・カウンティにあるアーバインでもオーディションがあったので、南カリフォルニアではオーディション会場が1箇所しか無いヒューストンの半数というのはうなずける人数なのでしょう。(そうすると、南カリフォルニアでは2会場オーディションしているPNBの一箇所の会場の参加人数が60人というのは、えらく多いような... そう考えるとPNBはやはり一番競争率が高いのかも—汗)
そんな人数なのにオーディションには3人のスタッフが居たそうです。1人はレッスンを指導する先生。1人は審査する先生。そして1人は事務を担当しているスタッフだったように見えたとか。
*オーディション自体の難易度
ボストン・バレエもバランシン・スタイルなので、バランシン・スタイルで学んでいる娘は慣れているので楽だったそうです。オーディションの対象年齢も、PNBよりさらに2歳若いので、コンビネーションの難易度もかなり易しいものだったとのこと。
*参加者のレベル
前述したように、対象年齢の幅が広かったので参加者のレベルもまちまちだったとか。面白いのは、ヒューストンとPNBのオーディションにも来ていた子が何人か居たそうなのですが、やはり娘が憶えていたということは、それだけ目立ったということで、その子たちが一番上手かったそうな。
ちなみに、参加者は年齢別のグループに分けて番号を割り振っていったそうです。13歳の娘の番号は16番だったから、10歳〜12歳は10〜15人。まあ、概算すると10〜12歳が1/3で、2/3が13歳、14歳だという内訳になりそうです。
*娘の感想
先生が2人居て、指導担当と審査担当、というように役割分担されていたせいか、普通のクラスのように直しが入ったり、声をかけてくれたりしたので、特別クラスを受けているようで、とても楽しかったそうです。「あれだったら、合格でも不合格でも受ける価値のあるオーディションだったよ」と非常にポジティブなフィードバックでした。
また、ヒューストンもPNBも他所のスタジオでのオーディションだったのに対し、ボストンは娘のホームスタジオでのオーディションだったので、会場にもピアニストにも慣れているし、同じスタジオの仲間たちも一緒に受けていたという、気持ち的にも一番リラックスできたオーディションだったのではないかと思います。
これで、今年のサマーインテンシブのオーディションは終了。
あとはPNBとボストンの結果待ちになります。