Friday, December 30, 2016

「くるみ割り人形」2016

スノウクィーンwithクララとプリンス

もう1ヶ月も前の話になってしまいますが、今年も娘のバレエ教室の「くるみ割り人形」の公演がありました。
今年は、感謝祭の週末の土日の1時と5時、翌週の金曜日の7時、土日の1時と5日と計9回の本公演に、サンタモニカの小学校の子供たちを無料招待してのダイジェスト版公演が3回、さらに一般の人たちが無料で見られる公開リハーサルが1回と計13回のパフォーマンスとなりました。

今年踊らせてもらった役は、前年同様、スノウフレイクの群舞の他、第2幕プロローグのエンジェル(センター)、スパニッシュ(サイド)、葦笛(サイド)、「花のワルツ」の群舞のリーダー、デミ・フラワーでしたが、今年はそれに葦笛のセンターと、ダイジェスト版でのスノウ・クィーン、そして「花のワルツ」のソロ、デュードロップ・フェアリーが加わったのが嬉しいキャスティングでした。
本来はパドドゥであるスノウ・クィーンの役は男性ダンサーが出なかったため、ソロの振り付けに改変しなければならなかったのですが、アーティスティック・ディレクターの先生、なんと娘に「自分で振り付けてみなさい」とパフォーマンスの数日前に言い渡し、娘は大慌てでパドドゥの振り付けを取り入れたソロを降りつけるというハプニングまでありました。彼女が過去のスノウクィーン・パドドゥのDVDと睨めっこしながら振り付けするのを見ていて気付いたのは、パドドゥって基本的にゆっくりな音楽なんですよね。男性がリフトしたり、男性の支え手でパンシェしたりアラベスクしたりする振り付けに合うようになっているから。そんな音楽でソロの振り付けにするってなかなか難題だったようですが、音楽に合う範囲でいろいろな動きを考え出して先生からも合格点をいただいたみたいでした。

2008年から踊っている「くるみ割り人形」の公演も、来年ハイスクール・シニアの年が最後になります。

Monday, December 26, 2016

アメリカTVドラマ、秋の新シーズン

更新をすごーくサボってしまった…
書こう書こうと思っていた事は少なくなかったのだけれど、なんだかバタバタして書きそびれる毎日でした。

書こうと思っていたお題の1つはTV界、秋の新シーズンから見始めたドラマについて。
1つ1つ書くと数が多くなり過ぎてしまうのでまとめてご紹介します。

まずはハマっているドラマから。

「ウエストワールド」(Westworld)

日本でも10月からスターチャンネルで放映が始まったこのドラマ、さすが最近のTVドラマ黄金時代のきっかけを作ったHBO製作のことだけはある完成度の高い作品。
タイトルからもわかるように「ウエストワールド」は、1973年に「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトンが脚本を書いて監督した近未来SF映画のリメイクなんだけれど、今時のCGIを駆使していて西部開拓時代を再現した擬似世界のウエストワールドがものすごくリアルに描かれている。
「ブレードランナー」にも通じるAIが行き着く先は…という寓話的要素もあって面白い。
ネットワーク局より潤沢な予算を誇るHBOだけあってキャストも超豪華。サー・アンソニー・ホプキンス、エド・ハリス、エヴァン・レイチェル・ウッド、ジェフリー・ライト、ジェームズ・マースデン、サンディ・ニュートンといった映画俳優たちが惜しげもなくキャストされている。




「サバイバー:宿命の大統領」(Designated Survivor)

こちらも日本ではNetflixで配信が始まったようですが、「24」のキーファー・サザーランドが、Designated Survivor=指名生存者といって、アメリカ合衆国の議員たちが一堂に集まる際、テロリズムなどでアメリカの政治を担う人々が全滅することを避けるため、その場に居なくても差し支えないような人物が選ばれ、秘密にされた場所で待機することになっているらしいのですが、キーファーがそのような人物に選ばれた時に、まさかの爆弾テロで大統領や副大統領を含む議員たちのほとんどが殺されてしまうという設定のドラマ。なぜだか知らないけど、常に危機一髪の状況に立たされる男を演じたら右に出る者のいない(ホントか)キーファーが、「24」の時と同様「Damn it!」とつぶやきながら孤軍奮闘しています。



「タイムレス」(Timeless)

このドラマは日本未上陸のようですが(今調べたらAXNチャンネルで4月から放映開始予定になっていました)、歴史学の教授と米軍デルタフォースのメンバー、そしてタイムマシーンを操縦する技師の3人組が、歴史を変えようとする謎の人物を追って、様々な時代にタイムトラベルするという、いわゆるタイムトラベルもの。タイムトラベルするタイミングがヒンデンブルグの大惨事だったり、リンカーン大統領暗殺の夜だったり、はたまたアラモ砦が陥落する時だったりと、常にドラマチックな瞬間だったりして、歴史物ドラマの幕内弁当のような(?)番組です。



「Bull」
タイトルのBullというのは、主人公の心理学者のジェイソン・ブルのこと。トークショー・ホストのDr.フィルをモデルにしたというDr. ブルは、裁判にかけられる被告のクライアントのために、被告に同情的になりそうな陪審員選びと陪審員たちにアピールするような弁護を指導する会社を経営。勝ち目が無さそうな被告に無罪を勝ち取るというドラマ。主役のDr.ブルを演じているのは「NCIS」を”引退”したマイケル・ウェザリー。



この他に新番組で見始めたのは、エージェント・カーターことヘイリー・アトウェルが無実の罪で刑務所に入れられたと思われる人間の無実を証明する「Conviction」、「リーサル・ウェポン」の同名TVドラマ化番組、そして「冒険野郎マクガイバー」のリメイク「MacGyver」だが、「Conviction」はシーズン1のみで終わりそうな気配だし、「リーサル・ウェポン」と「MacGyver」は配偶者がサジを投げた(?)ので、この先、見続けるかどうかは不明。

これら新番組に加えて、以前から引き続き見ているドラマは:
「ブラインドスポット タトゥーの女」、「NCIS:ニューオリンズ」、「ブラックリスト」、「Secets and Lies」(限定シリーズなので既に今シーズンは終了)、「スコーピオン」、「エレメンタリー」、「GOTHAM/ゴッサム」と、14本。1日あたり2本見ないと追いつけないスピードだけれど、締め切りがあったりする日は見られなかったりするし、14本中6本は娘も見ている番組ゆえ彼女が宿題に追われていたりすると見られないまま、どんどん録画分が貯まっていく〜〜という状況になって、我が家のDVRは常にパンク寸前状態です。(汗)