サマー・インテンシブ、PNB(パシフィック・ノースウェスト・バレエ)とボストン・バレエのオーディションは、PNBが不合格でボストンが合格という結果でした。
PNBは、今回で3回めの不合格。今年は、一昨年、昨年より余裕を持って受けられたと言っていたので、3度目の正直で受かるかも??と少しだけ望みを持っていたのですが、やはり駄目でした。本人、こうまで振られると嫌になっちゃってたりするのかな...?とちょっと心配したのですが、「しょうがないわ。また来年チャレンジする」とあっさりしていたので、安心しました。っつーか、落ちるのに慣れちゃったとか?(笑)
ボストンは、オーディション自体が楽しかったし、指導していた先生に何度か「Good!」と言われたそうなので、「これはいけるな」と思っていたらその通りになったようです。
ただし、合格したのは10歳〜14歳のニュートン・プログラム。夏には14歳半になるので、参加したら一番年上の1人になりそうだということと、一昨年、参加した娘のクラスメイトの感想がいま1つだったので、どうしようか...と迷っている時に、別のクラスメイトの母親から聞いたのがセントラル・ペンシルバニア・ユース・バレエ(CPYB)というバレエ学校のサマープログラムでした。
CPYBは、バレエ団付属の学校ではないのだけれど、通年制からは毎年、有名バレエ団に入団する生徒を輩出することで知られている学校。現在、プロとして活躍している卒業生には、ニューヨークシティ・バレエのプリンシパル、アビ・スタッフォードやボストン・バレエのプリンシパル、リア・シリオ、サンフランシスコ・バレエのヴァネッサ・ザホリアンといった人が居ます。
バレエの情報サイトに載った口コミを読むと、「ハードだけど頑張れば必ず上達する」、「自分が苦手だった事がしっかり出来るようになった」、「先生たちが丁寧に指導してくれる」といったポジティブなコメントがほとんど。去年、参加した娘のクラスメイトも「これまで参加したサマー・インテンシブの中ですごく上達したという実感があったプログラムの1つ」とコメント。この彼女、ホームスクール(学校に行かず家庭で自習して小中高の卒業資格を取っていく制度)である立場を利用して、今年の3月〜6月に、もう一度CPYBに戻って修業する予定とか。
CPYBについて何より嬉しいのが、オーディション無しで受講できるということ。申し込みの際に、4番ポジションでポアントで立つポーズとポアントで立って後ろのアティテュードをするポーズ、それに顔写真を添えて申し込めば、定員に達するまでは誰でも受け容れてくれるのです。
娘は「せっかく合格できたボストンを振るのはちょっと惜しい気もする...」と迷う気持ちはあったのですが、教室の先生にCPYBのことを説明したところ、「ボストン・バレエは大人数だからどうかしら... 私はCPYBについてほとんど知らないけれど、そんなに評判が良いなら行く価値あると思うわ」というようなことを言われ、決心がつきました。
というわけで、今年の夏は、ペンシルバニアまでバレエ修業に行ってきます。(いや、修業するのはもちろん娘だけで、私は飯炊きと洗濯しに娘にくっついて行くだけですが—笑)