去年、しばらくの間、履いていたブロックのソナタとは破局を迎えた(笑)うちのバレリーナさん(a.k.a.我が娘)、カペジオのグリッセとブロックのBモーフに出会った経緯は
5月の日記に書いたけれど、その後、ブロックのBモーフは「足のアーチに合わない、まっすぐ立てない」とクレームがついて、10時間履くか履かないかのうちにお払い箱(74ドルもしたんですけど?−涙)。
カペジオのグリッセは調子が良いようなので、常連ショッパーとなっている
All About Dance(一般の店で買うより1〜3割安い+買い物額関係無しで送料無料+オレンジカウンティに在るので注文後2〜3日で届く)で、現在使っているものと全く同じものを一足、注文。めでたく到着後、ゴムとリボンを縫い付ける前に念のため試し履きしてもらったら、
「キツイ、足が入らない、痛くて立てない」
え?だって、今日もレッスンで履いたのと同じモデル、サイズ、タイプのポアントシューズでしょ?
「うーん、今履いているのは履き慣れたから履けてるけど、新しいのはダメ」
ええ〜〜?そんなのアリですか?
6月下旬から始まった教室のサマー・プログラムで週6日、毎日、ポアントを履くから、やっぱり2足をローテーションしているのでは不安だし、そのうち1足はゲイナー。ゲイナーは出来るだけ履いて欲しくないので、どうしても3足目が無いと...
というわけで、再び
ダンス・ストアのジェニーさんにフィッティングしてもらう。
まずは念のためにカペジオのグリッセを。
「やっぱりダメ。合わない」
そこで、また1からスタート。カペジオの他のタイプ、サフォーク、ソーダンカと、娘は次から次へと履いていくけれど、「うーん」、「ダメ、全然ダメ」、「ピンとこない」と次から次へとリジェクト。
タメイキが出始めたジェニーさんだったけど、「じゃあ、これは?」と持って来たのはミレラ(Mirella)。前回、娘のクラスメイトに薦められてミレラを試し履きしたものの、合わなかったので「ミレラはダメなんじゃ?」と言ったら、「これ、今週、入って来た新しいモデルなのよ」とのこと。
で、履いてみたら
「うん、良い感じ。好き〜」
あーー、良かった。なんだか、ガラスの靴がシンデレラにピッタリだった、の逆バージョン、シンデレラにピッタリのガラスの靴を掘り当てた気持ちになりましたよ、母は。
これがミレラの新しいモデル、ウィスパー(Whisper)。
(2回履いた後なので、若干クタっとなってますが...)
横から見たところ。ヴァンプが比較的薄め。すごく軽量なのも特徴。
今のところ、まだ3時間分しか履いていないけれど、調子が良いようなので、まずはホッとしました。
ミレラのウィスパー、まあ平均的な値段なんだけど、ミレラを扱っているネット・ショップが少ないのはちょっと困る。現在、新発売のウィスパーを扱っているのはさらに少なくて、アメリカ国内でも2サイトのみ。いずれも送料無料ではないので、結局、ダンス・ストアで買うのと変わらない値段になってしまう。(ダンス・ストアもメジャーなバレエ教室の生徒には10%割引してくれるのです。)それだったら、ダンス・ストアで買った方が試し履きできて安心だからね。
ウィスパーは、すごく軽くて華奢な感じのポアントなので、どれぐらい保つかが問題かな。
ところで、耐久性では定評のあるゲイナー。ところが、今、履いているゲイナーはクラス/リハーサル時間を20時間オーバーしたところなのだけれど、先端のサテンが破けて、中から黄緑色のプラスティックが見えてきました。
キチャナイ画像でゴメンナサイ。
丈夫が身上のゲイナーさんですが、2〜3足ローテーションして4ヶ月でこんな状態に...
いったいどういう踊り方してるんだ??
娘の話だと、仲良しのクラスメイトのSちゃんのゲイナーはもっと酷い状態だけど、Sちゃんはそのまま踊り続けているし、教室で現在実力No.1のスター・ダンサー、Lちゃんのゲイナーも似たような状態なのだとか。
ゲイナー は、プラスティックが見えて来たら先端だけスウェードを張り替えることができるというのを聞いたことがあったので、それをジェニーさんに聞いたら、「うーん、できることはできるけれど、その後、それほど保たないことが多いのでおススメできません」とのことでした。
ジェニーさんは、こういう状態のゲイナーで踊り続けるのは危ないから早いところ交換した方が良いという意見だったので、早速All About Danceで購入。All About Danceだと定価116ドルのゲイナーが87ドル。さらに、ちょうどやっていた「48時間限定15%オフ」というセールを利用したので、73.95ドル+taxという、定価の2/3以下の御値段で買えてラッキー♪でした。
ただ、ゲイナーはゴム付けがもんのすごく大変。ダンス・ストアでもゴム付け+リボン付けの有料サービスをしているけれど、他のメーカーが10ドルなのに対してゲイナーは15ドルと割増料金になっているのも納得の大変さなのよねえ...うーん、憂鬱...