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Friday, December 30, 2016

「くるみ割り人形」2016

スノウクィーンwithクララとプリンス

もう1ヶ月も前の話になってしまいますが、今年も娘のバレエ教室の「くるみ割り人形」の公演がありました。
今年は、感謝祭の週末の土日の1時と5時、翌週の金曜日の7時、土日の1時と5日と計9回の本公演に、サンタモニカの小学校の子供たちを無料招待してのダイジェスト版公演が3回、さらに一般の人たちが無料で見られる公開リハーサルが1回と計13回のパフォーマンスとなりました。

今年踊らせてもらった役は、前年同様、スノウフレイクの群舞の他、第2幕プロローグのエンジェル(センター)、スパニッシュ(サイド)、葦笛(サイド)、「花のワルツ」の群舞のリーダー、デミ・フラワーでしたが、今年はそれに葦笛のセンターと、ダイジェスト版でのスノウ・クィーン、そして「花のワルツ」のソロ、デュードロップ・フェアリーが加わったのが嬉しいキャスティングでした。
本来はパドドゥであるスノウ・クィーンの役は男性ダンサーが出なかったため、ソロの振り付けに改変しなければならなかったのですが、アーティスティック・ディレクターの先生、なんと娘に「自分で振り付けてみなさい」とパフォーマンスの数日前に言い渡し、娘は大慌てでパドドゥの振り付けを取り入れたソロを降りつけるというハプニングまでありました。彼女が過去のスノウクィーン・パドドゥのDVDと睨めっこしながら振り付けするのを見ていて気付いたのは、パドドゥって基本的にゆっくりな音楽なんですよね。男性がリフトしたり、男性の支え手でパンシェしたりアラベスクしたりする振り付けに合うようになっているから。そんな音楽でソロの振り付けにするってなかなか難題だったようですが、音楽に合う範囲でいろいろな動きを考え出して先生からも合格点をいただいたみたいでした。

2008年から踊っている「くるみ割り人形」の公演も、来年ハイスクール・シニアの年が最後になります。

Friday, September 2, 2016

ピッツバーグ・バレエ インテンシブ・サマー・プログラム

わー、なんと2ヶ月近く更新をサボっておりました〜〜。
そうしたら、ドメインを登録している会社への登録料の支払いをしていたクレジットカードが無効になっていることを忘れ、知らない間にブログのアドレスが無くなっちゃって大慌て。すぐに更新手続きを取ったのでアドレスも無事奪還できました。(知らせてくれたK子さん、どうもありがとう!)

さて、書く事はいっぱいあるのですが、まずは時系列順に、娘が参加したピッツバーグ・バレエのサマー・プログラムのことから書くことにします。

今年のサマー・プログラムは6月20日から7月23日までの5週間。内容はまあ、去年のカンザス・シティ・バレエのプログラムと似通ったものだったようですが、大きな違いは振り付けのワークショップがあったことでしょうか。また、寮生活では、普段通っているバレエ教室で仲の良いお友達とルームメイトになれたので、非常にリラックスして過ごせたようです。そのせいか、去年に比べストレスが少なかったのか、故障も少なく、フィジカルセラピストに何度か通った時にクラスを休んだぐらいで、丸1日休んだ日が全く無かったのが本人としては嬉しかったようでした。

プログラムは23日(土)に終わったのですが、その前日の金曜日の夕方に、振り付けのワークショップの発表会があったので、木曜日の深夜出発の夜行でピッツバーグまで飛び、ワークショップの発表会を見てきました。
娘の作品は、ダンサーのGちゃんが堂々と踊ってくれてソロながら迫力があってなかなか良かったです。他の生徒の作品でも、「お〜」と感心させられるものが多くて、高校生でこれだけのダンス作品が創れるなんて大したものだなあと思いました。

最終日の発表会も観に行ってきましたが、娘のレベルはクラシックは「ラ・バヤデール」とモダンの2つの演目を披露してくれました。場所は一番大きなスタジオだったものの、生徒たちの家族全員を収容するほどの座席スペースが確保できないため、各生徒の役によって午前と午後に分かれてのパフォーマンスでした。
娘はラッキーにも、午前中は「ラ・バヤデール」のデュエットの役をもらい、午後は同作のコール・ドと両方に出させてもらえたので、午前中のパフォーマンスはダンナと鑑賞し、午後は娘の友達のママに付き添う形で2度見られたのがラッキーでした。

残念ながら、パフォーマンスは写真撮影もビデオ撮影も禁止なので、載せる写真が無いので、パフォーマンス前に食べに行ったアイスクリーム屋さんの写真を載せておきます。(笑)


1923年創業のKlavon's。店内は創業当時のままのたたずまいで、素敵〜〜。
ピッツバーグ・バレエから歩いて5〜10分ぐらいの距離のところにあるので、娘たちもレッスンの合間によく通ったそうです。

Friday, July 8, 2016

インテンシブ・サマー・プログラム@ピッツバーグ・バレエ・シアター

既に折り返し点を超えてしまいましたが、6月20日から娘が参加しているピッツバーグ・バレエ・シアターのインテンシブ・サマー・プログラム(ISP)は順調に進んでいるようです。
去年は、親元離れての初めての寮生活ということもあってなんとなく心配で、しょっちゅうテキストしては様子を聞いてウザがられたものでしたが、2年目の今年は勝手知ったる、というか、だいたい見当がつくので、かなり放ったらかし。ルームメイトも、いつものバレエ教室で仲の良いクラスメイトだから、そちらも心配無しだし。
面白いもので、こちらから連絡しないと、逆に娘の方から、テキストしてきたり、電話でクラスの様子を報告するようになったりしています。
お気に入りの先生も居るようだし、同じレベルで仲良くなった子もできたようだし、楽しくバレエ修行しているようです。

ピッツバーグ・バレエ・シアターのISPで一番楽しみにしていたのは振り付けのワークショップ。事前に音楽を探して、作品のテーマを決めてワークショップ参加を申請。結局、19人の生徒が参加しているそうですが、最終日前日の振り付け作品発表会に全員が参加できるかどうかは知らされていないとのこと。せっかくだから参加させてもらえるといいのですが、どうでしょうね。
振り付け作品は、自作自演できないそうで、同じレベルのクラスメイトを選んで頼んで踊ってもらうことになっているとか。娘が頼んだのは「オールアラウンドで上手」だという中国系アメリカ人のGちゃん。もともとはパドドゥだったのですが、この子なら!と思った男の子は、生徒の振り付け作品には出たくないと断られてしまったそうで…(苦笑)まあ、なんとかソロ用に作り直せるそうなので大丈夫そうですが。

振り付けの一部を携帯メールで送ってくれた動画をキャプチャ
Gちゃんは小柄な子みたいですね

足のケガの問題もぼちぼち出てきて、フィジカルセラピストにかかったりもしているようですが、あと2週間、どうにか持ちこたえてもらいたいものです。

Wednesday, May 18, 2016

2016年 春公演

去る5月8日の母の日に、バレエの春公演がありました。

今年は、最上級クラスのレベル7とその下のレベル6は、群舞無しで、ソロとかデュエット、クアルテットなどの役を踊るという構成になっていて、娘はブルノンヴィルの「ナポリ」のデュエットと「白鳥の湖」から「二羽の白鳥」を踊りました。
その他には、2013年に踊ったジャズの「スウィート・チャリティ」を再び踊りました。

「ナポリ」より、フィナーレの部分

「ナポリ」では、いろいろなヴァリエーションがあって、レベル7と6の生徒は全員、振り付けを習って、その中でも好きなヴァリエーションがいくつかあったらしいのですが、残念ながら、お目当てのヴァリエーションは全て、今年卒業するシニアの生徒がキャストされ、娘は背が同じぐらいのクラスメイトとデュエットを踊れたのみでしたが、クラスメイトの中には、最後のフィナーレの部分を踊るのみ、という子も居たので、贅沢は言えないですね。

「白鳥の湖」より「二羽の白鳥」
撮影:トッド・レクティック

「二羽の白鳥」では、一緒に踊ったクラスメイト(今年卒業のシニア)が、最後の部分でアラベスクを1回余計に入れてしまって、観てる方は「アレレ??」と思ったのですが、間違えた本人は「今年が最後の舞台だと思ったらエキサイトしちゃって1回余計にアラベスクしちゃった〜。アハハ〜」とケロっとしたものだったそうです。(笑)

「スウィート・チャリティ」の一場面。何度観ても楽しそうです。♬

「スウィート・チャリティ」は、キャストの半数ぐらいが2回目だったので、リハーサルも楽だったようですが、公演の際には大きな拍手を浴び、観客ウケの良さは相変わらず。前回は、確か、第1幕の最後だったのですが、今年は公演のトリでした。プログラムの構成も、いつもながらツボを得ていて上手いと思いました。

Sunday, March 6, 2016

モダンのクラス

先週は、娘のバレエ教室ではクラスが見学できる週だったのだけれど、金曜日は、特別講師を招いてのモダンのクラスでした。
バレエ教室のディレクターは、最近、大学の舞踊科のオーディションやサマープログラムのクラスに際してはバレエだけではなく、モダンやジャズの実力も必要だからという考えで、時々、モダンのクラスをオファーしてくれるようになりました。教室の創設者のイヴォンヌ先生は、いわゆるold school=昔風のバレエの先生だったので、そういう事は一切無かったのですが、今のディレクターはいろいろと新しい試みを積極的に採り入れてくれるのがとてもありがたいことだと思っています。

今回のモダンの講師は、ロシア出身のセルゲイ・ケイリックというダンサー/コリオグラファー。

Sergey Kheylik

ボリショイやウィーンの国立オペラの付属スクールで正統派クラシック・バレエ教育を受けた後、ドイツのジョン・クランコでモダンの教育を受けた人で、クラシック・バレエの文脈の中で自由な表現を取り入れた振付に定評があるダンサー/コリオグラファーみたいです。



音楽もいつものライブ・ピアニストではなくて、自分のiPhoneに録音したデヴィッド・ゲッタ/シーアの「タイタニアム」とかオアシスの「ワンダーウォール」、アデルの「Set Fire to the Rain」などの今どきのポップミュージックを使用。クラシック・バレエのボキャブラリーを使いながらも、手の使い方、頭の付け方といったディテールが違っていたり、音楽のリズムの取り方が違っていたりして、戸惑う子も居る一方、バレエよりも活き活きと踊っている子も居て、観ていてとても面白かったです。
クラスは撮影禁止なので、残念ながらビデオは撮れなかったのだけれど、セルゲイが他所で教えたクラスの映像が見つかりました(この2つのクリップに出てくるステップは娘たちのクラスで教えたものと全く一緒です):





バレエ教室の先生たちもクラスを見学し、終わった後でディレクターは「皆、楽しそうだったから、是非またセルゲイのマスター・クラスをしましょうね」と言っていたとのこと。娘も楽しんだようなので、次の機会が楽しみです。

Wednesday, February 3, 2016

結果は一勝一敗

今年のオーディション、一番最初に受けたピッツバーグ・バレエ・シアター(PBT)に合格し、2番めのオーディションだったボストン・バレエは不合格という一勝一敗の結果に終わりました。

PBTは初めての挑戦だったけれど、オーディションを指導した先生との相性が良かったのか、楽しいオーディションだったそうなので、予想通りの結果だったようですが、ボストンの方は、不合格通知を受けたことを本人に伝えた際に「え〜、わりと手応えは良かったのに」とちょっと驚いた様子でした。まあ、風邪をひいて予定の日に受けられず、翌日にちょっと無理してオーディションを受けに行ったこともあったし、70人を優に超える人数だったということで条件が悪かったのも確かなので、仕方ないですね。
救いなのは、PBTの方が先に結果が出て、オーディションが好印象だったことに加えて振付のクラスもあったりすることで、本人、すっかり行く気になっていたため、ボストンの不合格の知らせもそれほど気にしなかったことでしょうか。

PBTに行くことに決めてしまったので、その後に予定していたカンザスシティ・バレエのオーディションは受けないことにしました。
ということで、今年のサマーインテンシブのオーディションは僅か2校を受けただけ。なんか拍子抜けするような気もしたけれど、入る見込みも無いプログラムを受けても無駄だし、受かっても気が進まないプログラムを受けても仕方ないし、ということで、効率的な年だったと考えるようにします。

PBTは、日本のバレエコンクールで入賞してスカラシップもらったりサマーインテンシブの受講許可をもらったりして参加する日本人バレエ生徒たちも多いようなので、日本人バレエ友達が出来たりするのも楽しいかも〜〜?と娘と話しています。

Sunday, January 17, 2016

ボストン・バレエ オーディション

今日は、2016年サマーインテンシブのオーディションの2校め、ボストン・バレエのオーディションでした。
最寄りのオーディション会場の日程は昨日だったのだけれど、木曜日の夜から風邪で撃沈した娘は昨日はまだ踊れる状態ではなかったので、1日後の今日がオーディション日の隣の郡の会場まで高速を1時間ほど飛ばして行って来ました。

ボストン・バレエは、一昨年、まだニュートン校の年齢だった時に受けた際は合格、昨年、ボストン校に入れる年齢に達した時に受けた際はウエイトリストに載せられたけれど最終的には入れなかったという経過のある学校なので、今年もビミョー、といったところでしょうか。
娘が受けた15歳〜19歳のグループは、女子の受験者が68人、男子の受験者は10人という人数だったそうです。先週受けたピッツバーグ・シアターは全年齢で32人という人数だったから単純計算をしても2倍以上の参加人数になります。バレエ情報交換サイトでも全米各地のボストン・バレエのオーディション会場の参加人数は70人〜100人という所が多いようでした。
オーディション時間は2時間半という設定でしたが、実際には2時間ほどで終了。ポアントはコンビネーションを1つ踊らせただけ、というあっさりしたものだったというのは意外でした。ニュートン校対象の11歳〜14歳のグループならともかく、年齢的に3年以上はポアントを履いているはずの年齢層の生徒の受験でポアントをあまり見ないというのはいかがなものですかね?と。まあ、フラットシューズで踊らせるだけで観る人が観れば実力が判る、ということなのかもしれませんが。

娘の感想は、「まあまあかな〜」と良くもなく悪くもなく、といった感じ。
親の私の印象では、ピッツバーグのオーディションの方が楽しめたのかも?と思いましたが、今日はまだまだ鼻をグズグズさせた風邪っぴき状態での受験だったので、体調の良し悪しも関係したのかな。
まあ、今年は不合格だったら風邪のせいにできるから、ま、いっか〜〜(笑)

Sunday, January 10, 2016

2016年のバレエ・サマー・インテンシブ、オーディションの戦略はこれだ!(笑)

今年もやってまいりました、恒例のバレエ・サマー・インテンシブ・プログラムのオーディション。
今年の夏は、娘も高校ソフォモア(2年生=日本の高校1年生)からジュニア(3年生=日本の高校2年生)になるタイミングで大学受験も視野に入れていかなければならないから、バレエにうつつを抜かしている場合ではないかも?とも考えたのですが、大学受験も御勉強ばかりではないアメリカ。SATやACTと呼ばれる大学共通学力試験のスコアや学校のグレードの平均値(GPA)だけではなく、どんな課外活動をしてきたのか、ボランティア活動は熱心にしてきたのか、といった事まで評価の対象になるのであれば、「11年間、バレエを一所懸命踊ってきました!」という経験だってウリになるはず!
ということで、今年もとりあえずオーディションを受けてみようとことになりました。

で、今年のオーディションの戦略は:

分相応な学校を受けよう!

って、まあ戦略なんて呼ぶほどのものではないけれど、これまでパシフィック・ノースウェスト・バレエ(PNB)に片思いして落ち続け、去年はサンフランシスコ・バレエはもちろん、ボストン・バレエまでウエイトリストという残念な結果になったことを反省。一方で、スカラシップをもらって参加したカンザスシティ・バレエでは、先生にとても良く見てもらえて勉強になったと同時に自信もついたというポジティブな経験を持てたことで、背伸びしてギリギリで入る有名校でなくても、しっかりした指導陣が居る学校でクラスのトップレベルに居た方が先生の指導がたっぷり受けられて実力がつくという、娘なりの結論を出したようで、今年はPNBとサンフランシスコは敢えてパス。代わりに、ピッツバーグ・バレエ・シアター(PBT)とカンザスシティ、そして雪辱戦めざしてボストンの3校を受けることにしました。

その1校め、PBTのオーディションを今日、受けてきました。


PBTは、去年、娘のクラスメイトが合格したボストンを蹴って参加したということで、ちょっと気になっていたプログラムでした。そのクラスメイトに参加の感想を聞いたら「プログラム自体は良かったけど、滞在先の宿舎に冷房が入っていなかったからちょっとねー。あと、ピッツバーグの街よりボストンの街の方が良かったから、ボストンの方が好きだったかな」という、あまり参考にならない(笑)返事がかえってきました。

そんな感じだったので、全く気負い無しでオーディションを受けてきたのですが、娘に感想を聞いてみたら意外に楽しかったそうです。以下、娘の感想を簡単な箇条書きにしてみました:

*参加人数は女子29人、男子3人。年齢別ではなく12〜18歳、全て一緒にオーディションだったので、有名校のオーディションに比べるとかなり少なめ。特に12〜14歳は7人しか居なかったそうです。

*オーディション時間は2時間あったので、普通のクラスのように先生が注意を出したりしながら進んでいったとのこと。
先生は、PBTスクールの副校長先生的な男性の先生で、バーの間は、歩き回っては1人の生徒のところで足を停めて、じっくり眺めて何事かをクリップボードに書き込んだりしていたとか。娘のところにも来て、フォンデュのコンビネーションを最初から最後まで立ち止まって見られて「超緊張した〜〜〜」そうですが、最後に「Good」と言ってくれたのでホッとしたそうな。

*センターのコンビネーションの1つが終わった後で、先生が娘のところに来て「君、僕のオーディションに参加したことある?」と聞かれたので、「いえ、今日が初めてです」と答えたら、「ああ、そう?なんか見覚えがあるんだけどな」と言われたとか。まあ、良くも悪くも先生の目には留まったようなので良かった、のかな??

*オーディションの先生は、後でPBTのサイトを見たら、ABTのソロイストやサンフランシスコ・バレエのプリンシパルとして活躍した人のようなので、教え方は娘が慣れているバランシン・スタイルではなく、ゆっくりとした動きが多かったそうですが、特に大きな間違いをしでかすこともなく、こなせたので、本人としてはまずまずの出来だったと自己評価していました。

2014年用のようですが、PBTサマーインテンシブのプロモビデオはこちら⬇

Sunday, November 8, 2015

「くるみ割り人形」2015


娘のバレエ教室、ウエストサイド・バレエ、毎年恒例の「くるみ割り人形」、今年は感謝祭の週末の土日と翌週の木曜日〜日曜日の計9公演の上演となりました。

ニューヨークだったらニューヨークシティ・バレエ、サンフランシスコだったらサンフランシスコ・バレエ、ボストンだったらボストン・バレエと、アメリカの大都市には、その名前を冠した有力バレエ団があって、クリスマスには「くるみ割り人形」を観るという街の人々は、そんなバレエ団の「くるみ割り人形」を観に行くわけですが、ロサンゼルスの場合は、ちょっと事情が違います。
ロサンゼルスにも、2005年に創立されたロサンゼルス・バレエ(LAB)というプロのバレエ団があるにはあるのだけれど、このLAB、本拠地とする劇場も無ければ、生のオーケストラ演奏で踊るでもないサビシいバレエ団。そんな事もあって、ロサンゼルスとその周辺は、戦国時代よろしく、ありとあらゆるセミプロのバレエ団やバレエ教室が「くるみ割り人形」を上演してきたのですが、今年から、ロサンゼルスから車で1時間ちょっと南下したオレンジ郡で、なんとニューヨークの大御所バレエ団アメリカン・バレエ・シアターが「くるみ割り人形」戦争に参入。競争激化に追い打ちをかけることになりました。

とまあ、前置きが長くなっちゃったけれど、そんな“くるみ割り戦争”に勝つには先手を打たねば、ということで、ウエストサイドの「くるみ割り人形」は9月の中旬から早くもチケット販売開始。その甲斐あって、2週めの土曜日と日曜日のマチネの回は既にチケットは売り切れに近い状況、なのは非常にありがたいのですが、困ったことにその時点ではキャスティング未発表。親の私たちは、自分の子供が何の役で、どの日のどの回に踊るのか、まるで判らない状態。ソロイストたちのためには、1人4枚まで良い席のチケットが確保されてありましたが、そうでない場合は、10月中旬のキャスティング発表までチケット購入はお預け。子供たちも、自分がどの役で何回踊らせてもらえるのか判らないまま、とりあえずリハーサルに出ねばならない状態。
まあ、「数週間のあいだにグンと上手くなる子も居たりするからキャスティングできない」というのがディレクターの言い分なのですが、実際は、早いうちにキャスティングを発表してしまうと役が就いたということで安心して怠け始める子や、逆に希望の役が就かないことでふてくされて真面目にリハーサルに来ない子やらが続出してしまうからなのではないかと。

そのキャスティング、今年は、去年や一昨年のように主役のシュガープラムにプロのダンサーをゲストに迎えること無く、ウエストサイドの卒業生で現在、ニューヨークシティ・バレエの付属バレエ学校SABの通年制に通っている17歳の子と、今年の「くるみ割り人形」が最後となる高校シニアの子、それに、プリバレエの時から先生のお気に入りでスター・ダンサー的な存在である高校ジュニアの子の3人がシュガープラムを踊るという、女性キャストに関しては久しぶりに100%ノンプロフェッショナルなダンサーたちによる公演になっています。

気になる娘の役ですが、彼女、「くるみ割り人形」のオーディション直後にサマーインテンシブで痛めた右足首の症状が悪化。フィジカル・セラピーには通っていたけれど、どうも症状が改善されないので、整形外科医に診てもらいました。整形外科医の所見はフィジカル・セラピストの所見と同じではあったものの、「完全に治したいのであれば、3〜4週間、ブートを履いて固定治療をするべき」という意見を言われ、娘はその場で「ハイ、じゃ、そうします」と返事。私は、バレエ教室のディレクターに相談してからの方が良いんじゃ...?なんてちょっとオロオロしちゃったけれど、本人いわく「今から3〜4週間休んでも10月上旬には復帰できる。今年踊らせてもらえそうな役は多分、去年と同じ。それだったら振付は完全に判っているから公演まで1ヶ月あれば大丈夫」とのこと。本人の意志がそこまでハッキリしているならそれを尊重するのが一番だと思い、ディレクターには本人と私から説明。ディレクターはさすがに心配そうだったけど、公演までの日数を数えて「なんとかなるでしょう」という結論を出してくれました。

ということで、今年は去年より役が減っても仕方ない、群舞の他に何回か、去年と同じ役を踊らせてもらえばラッキーと考えるようにしていたのですが、フタを開けてみたら、去年と同じ役を同じ回数踊らせてもらえることになったうえ、去年踊ったリード・エンジェルのうちソロの部分があるセンター・エンジェルの役を、1回だけですが、踊らせてもらえることになりました。4週間もリハーサルを休んだにもかかわらず、わずかながら去年より役をアップグレードしてくださったキャスティング担当の先生方には感謝、感謝です。

「くるみ割り人形」まであと3週間を切り、来週末は早くも第1回めのスタジオ・ドレス・リハーサルです。

Sunday, July 26, 2015

カンザスシティ・バレエ、サマーインテンシブ、まとめ

KCBサマープログラムの会場、トッド・ボーレンダー・センター

カンザスシティ・バレエ(KCB)のサマーインテンシブ・プログラムについて参加した娘の経験を簡単にまとめてみます。

[プログラムの内容]
*クラシック・バレエのクラス
テクニーク、ポアント、ヴァリエーション、レパトワール、パドドゥ
*その他のダンスのクラス
コンテンポラリー、ジャズ、フラメンコ、ヒップホップ、キャラクター、インプロヴィゼーション
*ダンス・コンディショニング
ピラティス、ヨガ、フロアバー、解剖学
#上記のクラスのうち、テクニークとポアントは月〜金の午前中に毎日履修。それに加え、ヴァリエーションかレパトワール、パドドゥのいずれか1つが、午後にあって、計3クラスがクラシック・バレエに充てられ、もう1つ、その他のダンスが1枠、ダンス・コンディショニング系のクラスが1枠と、毎日5クラスをこなしていたようです。
#ヴァリエーションは、「白鳥の湖」のパドトロワ、黒鳥のヴァリエーション、ポーランドの王女、「ドンキホーテ」のキトリ、「眠れる森の美女」の銀の精、「ライモンダ」、「リーズの結婚」、バランシンの「バロ・デラ・レジーナ」、ウィリアム・フォーサイスの「In the Middle, Somewhat Elevated」などを習ったそうですが、いずれも1回のクラスで習って踊っただけだったので、踊りによっては踊り込みが足りなくて消化不良な気分になったとか。

[指導陣]
KCBスクールの常任教師に加えて、サンフランシスコ・バレエ・スクールの教師やプリンシパル・ダンサー、ボストン・バレエ・スクールやパシフィック・ノースウェスト・バレエ・スクールの教師らのゲスト教師がそれぞれ1週間ずつクラスを受け持ちましたが、さすがに素晴らしい指導だったそうです。それと、KCBのジュニア・カンパニー、KCB IIのディレクターを務める先生のクラスがとても楽しくて、「一番好きな先生だったかも〜」とのこと。指導陣全体に関しては、1人の先生を除いては、どの先生のクラスも楽しく充実していたそうです。

[レッスンについて]
本人に依ると、KCBのサマープログラムで一番の収穫は、コンテンポラリーやジャズのスキルが上がったことだったそうです。ウエストサイドでは、常任のジャズの先生は1人だけ。サマープログラムでも、コンテンポラリーは1人の先生から習ったのみだったので、バレエ団の作品の振付を担当したりするレベルの先生に習えたことは、とても良い経験だったようです。確かに、デモンストレーションでも、コンテンポラリーを踊るのを観て、私の眼からも上達したように思えました。
一方、クラシック・バレエでは、パドドゥやこれまで習った事の無いヴァリエーションを習えたりといった新しい経験はあったものの、同じグループの生徒たちの実力レベルがけっこうバラバラだったこともあって、去年参加したCPYBでのクラスのようにじっくりとテクニックを上達させるという機会には恵まれにくかったように思ったそうです。
今回は、膝と足首を故障して全てのクラスに出席できなかったのも残念な経験となりました。

[寮での滞在]
初めて親元を離れての寮滞在でしたが、ルームメイトや同じフロアの友達に恵まれ、とても楽しい経験だったようです。「脚の故障もあったから5週間というプログラムの長さはちょうど良かったと思うけれど、友達とはもっと長く一緒に居たかった」と言っていたほど。寮の食事も美味しく、その点もプラスだったようですが、困ったのは、そのせいもあって太って帰ってきたこと。行く前にキチンと体重測定をしていかなかったので、正確な数字はわからないのですが、5週間で3kgほど太ったのではないかと。(汗)まあ、高校生ということで太る時期ではあるのですが、身長があるだけに体重も60kg超過。これじゃあ、足にも負担がかかるし、パドドゥのクラスなどでは相手の男の子がかわいそう過ぎるので、夏の間にせめて50kg台に戻させようと思っていますが、食べることが大好きな人間なので、どうなることやら...*タメイキ*

[最後に]
KCBは、アメリカ国内では中堅どころといった位置づけのバレエ団です。娘が属していたレベルは6レベル中、上から2番目のレベルだったこともあって、時々、KCBの団員も一緒にレッスンを受けに来たりしたそうですが、プロのダンサーと一緒にクラスを受けるのは良い刺激になったようです。レッスン会場も、普段、KCBの団員がレッスン&リハーサルをする施設なので、非常に立派で気持ち良くレッスンできたことだったと思います。その点では、去年参加したCPYBよりもベターな環境だったと言えるでしょう。
その一方で、CPYBでは年齢に全く関係無く、同じようなレベルで似たような問題を抱えている生徒を集めてクラスが構成されていたため、先生の指導がピンポイントで行き届き、生徒たちは上達に意識を集中させて取り組むことが出来たという印象を受けました。

KCBのサマープログラムは、娘が初めて参加したバレエ団付属校のプログラムだったゆえ、他のバレエ団付属校のプログラムとの比較ができないのが残念ですが、去年CPYBのプログラムを終えた際にとても上達したという達成感は無かったものの、いろいろと得るところはあった、というのが娘の感想です。

Friday, July 24, 2015

カンザスシティ・バレエ サマーインテンシブ、デモンストレーション

レベルEの生徒たち。デモンストレーションの前にハイ、ポーズ

カンザスシティ・バレエ(KCB)の5週間に渡るサマーインテンシブは、7月17日に無事終了。
娘をカンザスシティまで迎えに行きがてら、最終日のデモンストレーションを観に行きました。

デモンストレーションは、レベルA〜Cが午前中に、D〜Fが午後にと、分かれてスケジュールされており、Dはジャズとレパトワール、Eはコンテンポラリーとレパトワールと2つずつでしたが、一番上のFは、コンテとレパトワールの他に、「白鳥の湖」のパドドゥの一部と、KCBのアーティスティック・ディレクター、デヴォン・カーニーが振り付けて今年初めて披露するという「くるみ割り人形」の中から「花のワルツ」の一部抜粋を習って見せてくれました。(一般に公開するのはこれが初めてとのことで、写真撮影及び録画は禁止でした。)

娘の属していたレベルEのレパトワールは、先生の1人がフォーキンの「レ・シルフィード」にインスパイアされて振り付けたという作品で、ショパンのワルツの生ピアノ演奏で踊られました。振付自体はクラシックで綺麗だったのだけれど、娘は履くつもりでいたというベストのポアントシューズを間違って荷造りしたスーツケースの中に入れてしまい、捨てるつもりでリボンとゴムを外してしまっていたポアントシューズしかバッグに入っていなかったという超御間抜けなミスをしでかして、死んでいたシューズに急いでリボンだけ縫い付けて踊ったため、途中で何回か靴が脱げるという事態に。ビデオを撮っていて「なんか変だなあ〜」と思ったら、後でそういうハプニングがあった事を告げられました。撮影中は気がつかなかったけど、後で動画を観たら、靴がすっぽ抜けてデミポアントで立っている所が何箇所か見つかってガッカリ... これまで公演などではそういうミスをしたことが無かったので、ちょっと驚きましたが、ドミトリーの退出時間が決められていて大急ぎで荷造りして慌てちゃったんでしょう。まだまだ未熟やのう〜〜

レベルE、レパトワール。最後のポーズはこんな感じ

コンテンポラリーの方は、KCBの団員で、これまでKCBのためにも振付を手がけたことがあるという先生の作品で、テクノ/ダンス・ミュージック(?)のMIAの「Bird Flu」という曲を使ったもの。曲のタイトルにちなんで、ちょっと鳥っぽい動きとかが入れられていました。私はコンテンポラリーって、それほど好きではなかったんだけど、このダンスは面白かったですねえ。

「Bird Flu」、最後のポーズ〜

レベルDとFのジャズやコンテは短過ぎてあまり面白くなかったので、レベルEの子たちはちょっと得したかな〜という感じ。
でも、逆にDのレパトワールは、ネオクラシカルな作品で非常に面白かったです。娘も「あっちの方が踊りたかった〜〜」だって。欲を言えば、振付に対してDの子たちの技術力と表現力とがちょっとついていっていなかったかも。あの作品はFの子たちが踊ったらもっと違った印象の作品になったのではないかと。
一方、Fのレパトワールは、ハチャトゥリアンの「マスカレード」を使った作品だったのですが、18人の女性に9人の男性という人数だったので、ちょっとゴチャゴチャしちゃったかなというのが正直な感想。「マスカレード」は、ウエストサイド・バレエの故イヴォンヌ校長先生もオリジナル振付作品に使っていて、身びいきながらイヴォンヌ先生の作品の方が良かったかな〜なあんて、こっそり思っちゃったりしました。

レベルEの場合、レパトワールは2週目ぐらいから週2回の練習を始めたそうで、練習量としては7〜8時間ぐらい。コンテの方はもっと少なくて計3時間で振付を憶えて踊らねばならなかったそうです。デモンストレーションの際に校長先生もおっしゃっていましたが、プロになると、急遽、振付の変更や追加があったりして、それをすぐに会得してステージで踊るレベルに仕上げなければならないという能力も要求されるから、このデモンストレーション・パフォーマンスは、そういう能力を鍛える意味もあるとのこと。なるほどねえ。

デモンストレーションの後は30分ぐらい、生徒たちはクラスメイトとの別れを惜しんだり、迎えに来た親たちは先生に御礼を言ったり、他の親と挨拶を交わしたり雑談したりしてから、それぞれの帰途に着きました。

Friday, July 17, 2015

カンザス・シティに再びやって来ました

今日は、娘が参加しているカンザスシティ・バレエのサマーインテンシブ最終日で、簡単なデモンストレーション・パフォーマンスがあります。

6月に娘を連れて来た時には、前日の夕方に着いて翌日の夕方に出てしまうという24時間ステイだったので、今度は少し街も見て、ついでに娘のクラスも覗こうということで、朝5:50発の飛行機でLAを出発。ということで起床3:45am。眠ーい...

飛行機の窓から覗いた朝日に輝く雲。なかなか綺麗でした

御昼過ぎに到着してレンタカー借りて、まずはスタジオへ。その日の時間割によると、到着時はランチタイムなので、御友達と食べている娘を襲撃。(笑)その後、コンテンポラリーのクラスをドアのガラス越しに見学。本当はバレエのクラスを見学したかったのだけれど、テクニークもポアントも午前中に終わってしまっていて残念。

こんな感じで覗き見。
マジックグラスになっていて、向こうからこっちは見えないんだそうで

今日のデモンストレーションでも、この先生(カンザスシティ・バレエの現役ダンサー)の作品を踊ることになっています。

コンテンポラリーのクラスの後は、そのデモンストレーションのリハーサルがあって、見学はできないと諦めていたら思っていたら、教室にあっさりと入り込めて観られちゃいました。ラッキー♪
おかげで、今日のビデオ撮影のプレビューができて良かったです。
デモンストレーション・パフォーマンスについては、また改めて書きます。

スタジオに寄った後は、ホテルにチェックインして、近くのカントリークラブ・プラザというショッピング街をブラブラしに行こうと思ったのですが、すごい暑さで散歩する余裕も無く、下調べしておいたサンドイッチショップでサンドイッチとスムージーの遅い昼食を取りました。

近くの公園からカントリークラブ・プラザを臨む
のどかな光景に見えるけど灼熱の暑さでへばりました〜〜

スムージーは、美味しかったけど、作ってくれたニイチャンが気前良くフローズンヨーグルトをたっぷり入れるものだったから、お腹いっぱい〜〜。夕食抜きで腹持ちしちゃいましたわ。

ミックスベリー・スムージー。
写真ではよくわからないかもしれないけれど結構なボリュームでした

ホテルはさっきチェックアウト。Free WiFiを使ってホテルのロビーでこのブログを書いています。この後、デモンストレーション・パフォーマンスを観に行きます。

Friday, July 3, 2015

カンザスシティ・バレエ サマーインテンシブ 折り返し点を過ぎました

カンザスシティ・バレエのFacebookより
週末のアクティビティの写真

速いもので、娘のカンザスシティ・バレエのサマーインテンシブも今週の水曜日で折り返し点を過ぎました。

今週初めに脚が痛くなって(膝と足首)、水曜日は踊らず見学、木曜日にフィジカルセラピーに行って施術してもらい、金曜日には復活したようです。
でも、踊らないで1日中見学するようなことになる前に、ちゃんと対処して欲しかったですねえ。高校生になっても、その辺の加減がまだまだわからないのはちょっと困りもの、だと思います。自分の身体のコンディションを見極めてメンテナンスが出来るようにならないと。まあ、今回のことで少しは学習したなら良いのですが。

もう1つ困りものなのは、とにかく連絡して来ない!(怒)
電話は毎日は無理でも、テキストで簡単な報告ぐらいすればいいのに、こっちから何度もテキストで「おうかがい」して、ようやっとテキストが返って来るような始末。しかも、返事も「良かったよ」「好きだった」「嫌い」と一言だけ。少しは、「こういうところが良かった」とか「〜なので好きだった、嫌いだった」と、説明を付けてくれたってバチ当たらないと思うんですけど〜〜〜
幸い、KCBのFacebookを見ていてSI参加生徒のブログを偶然発見。この御嬢さんがまた筆まめ(ブログまめ)で毎日、更新されているので、何とか様子を知ることができるんですけどね。
何千ドルもかけてSIに参加させてあげているんだから、感謝の気持ちで報告ぐらいしてこいや〜〜と思うんだけど。(ブツブツ)

ということで、テキストは隔日ぐらい、電話はたま〜〜にしかかかってこないのですが、それでわかったことは:

*ゲストの先生たちは皆、とても良かった。キチンと見て、直しを入れてくれるし、為になったと思う。

*男の先生たちは、全員ナイスだし面白くて、クラスがとても楽しい。

*あまり好きじゃない先生も1〜2人居るけど、教えるのは週1〜2回の頻度だから、それほど気にはならない。

*パドドゥが楽しい。いつもの教室だと、相手は大人のクラスの素人のオッサンたちがほとんどだけど、KCBのSIでは、当たり前だけど、しっかりバレエを習っている男の子たちなので、踊りやすい。ただし、2つある男性クラスでは、やっぱり上のレベルの子たちの方がサポートが上手くて踊りやすかった。

*ジャズやコンテンポラリーが意外に楽しい。特にブロードウェイ・ジャズはすっごく楽しかった。


寮生活については、食事が意外に美味しくて充実しているようです。
朝食は、すごくバラエティがあるみたいで、キッシュなんて日もありました。ランチは、サンドイッチとかラップをパックしてくれて、スタジオで渡されるのですが、「アタリ」の日と「ハズレ」の日があるので、食べたくない時は食べなくて済むよう、朝食を多めにとっておくようにしているとか。夕食も、けっこう美味しくて、餃子とか焼きそばとか中華まで出て来て、その時には感激して写真を撮って送って来ました。(笑)

週末のアクティビティも楽しいらしく、これまた写真を撮って送って来ます。きっと毎週末、遠足気分なんでしょうね。

充実している模様のSIもあと2週間。
5週間って、始まる前はえらく長く感じられたけど、いざ始まってしまったらあっという間です。

Thursday, June 25, 2015

カンザスシティ・バレエ、サマーインテンシブのレッスン

カンザスシティ・バレエのFacebookより

入寮した翌日の月曜日にプレイスメント・クラスがあって、そのまた翌日の火曜日にレベルが発表になりました。
去年はレベルA〜Eと、5レベル(Eが最上級)あったのだけれど、今年は参加人数が増えたのか、A〜Fと6レベル。娘はレベルEに振り分けられました。
レベル分けは、能力と年齢の両方を考慮して行なわれるということだったので、参加対象年齢11歳〜21歳中、真ん中あたりの位置づけだと思われる15歳で上から2番目のレベルというのは、まずまずと言うべきでしょう。(クラスの中で多分、若い方から2番目だそうです。)
各レベル25人以下だとは聞いていましたが、レベルEの人数は19人。もっと人数の多いレベルもあるそうなので、20人以下だというのはラッキー。

クラスは、月〜金の週5日。ほぼ毎日午前9時〜5時の間、日替わりで5枠のクラスがあります。1時間のランチブレイクの他、クラスとクラスの間には15分間の休憩がありますが、あとは空き時間はほとんど無い模様。CPYBは、1週間に1度、コンテンポラリーのクラスがあった以外はテクニークとポアントのみというクラシック・バレエ・オンリーのプログラムでしたが、カンザスシティ・バレエ(以下KCB)では、毎日あるテクニーク、ポアントに加え、ヴァリエーション、レパトワール、パドドゥというクラシック・バレエのクラスの他、ジャズ、コンテンポラリー、モダン、キャラクター、ヒップホップといったクラス、そしてヨガやピラティス、セラピーといったダンスコンディショニング系のクラスが週1であるようです。
実際のスケジュールは、こんな感じ:
月曜日:
9:00 ~ 10:45  テクニーク
11:00 ~ 12:00 ポアント
12:00 ~ 1:00 マットピラティス
1:00 ~ 2:00 ランチ
2:00 ~ 3:30 パ・ド・ドゥ
3:45 ~ 5:00 コンテンポラリー
火曜日:
9:00 ~ 10:45  テクニーク
11:00 ~ 12:00 ポアント
12:00 ~ 1:00 セラピー
1:00 ~ 2:00 ランチ
2:00 ~ 3:30 ヴァリエーション
3:45 ~ 5:00 ジャズ
水曜日:
9:00 ~ 10:45  テクニーク
11:00 ~ 12:00 ポアント
12:00 ~ 1:00 ニュートリション(栄養学)
1:00 ~ 2:00 ランチ
2:00 ~ 3:30 レパトワール
3:45 ~ 5:00 キャラクター

うーん、これはかなりハードです。ポアントで立つクラスが毎日2枠、計2時間半踊ることになるので。まあ、ポアントシューズは履き慣れたものを2足、1〜2回しか履いていないほぼ新品のものを4足、まっさらな新品を1足と、計7足持って行ったので、なんとか5週間もつでしょうが。

先生は、毎日、いろいろな先生が教えているようです。上に書いた今週の3日間、クラシックのクラス(テクニーク、ポアント、パドドゥ、ヴァリエーション、レパトワール)だけを取っても6人の先生が入れ替わり立ち替わりで教えていました。
当然のことながら、先生の好き嫌いはあって、今のところ、クラシックを教えている先生のうち1人、「あまり好きじゃない」先生が居るようですが(これが謎の先生で、KCBのウェブサイトに載っていないばかりか、ググっても全然出て来ない!偽名??)、一方で、「すごく好き〜!」という先生も居るので、ま、こんなものかな、と。

実は、先週、実際にクラスが始まってから2日目の水曜日に眼が充血して、眼科の先生に診てもらう騒ぎがありました。結膜炎か、コンタクトの出し入れ時に眼に傷をつけたのか、どちらかは判らなかったようですが、両方の場合を考慮した目薬を処方してもらい一件落着。翌日の木曜日にはレッスンに復帰したそうです。その際は、寮生の御世話をしてくれているdorm mom(寮母さんみたいなものですね)が、いろいろと御世話してくれたようで、その対処が非常に的確で感心しました。(聞いたところによると、同じレベルのクラスメイトのお母さんだとか。)
心配していた脚や足の故障は今のところは無し。これまた心配していた早起きも今のところ、自分でちゃんと起きているようだし。寮での食事も、朝は種類が多い上、ボリューミーで楽しめるみたいだし、夕食はたまに中華が出たりしてなかなか美味しいようだし。(太って帰って来るなよ〜〜〜)

ということで、KCBのサマーインテンシブ、とりあえずは順調に進んでいるようです。

Wednesday, June 24, 2015

カンザスシティ・バレエ、サマーインテンシブ始まりました

カンザスシティ・バレエの本拠地、トッド・ボレンダー・センター

今年、娘が参加することになった、カンザスシティ・バレエ・スクールのサマーインテンシブ・プログラムが始まりました。

カンザスシティ・バレエの在るミズーリ州カンザスシティには土曜日の夕方に着いてホテルに一泊。翌日、日曜日の午前中に、寮生活に必要な細々としたものをショッピングした後、御昼頃に入寮手続き。寮は、カンザスシティ・バレエの本拠地、トッド・ボレンダー・センターから車で10分ぐらいのところにあるカンザスシティ・アート・インスティテュートという美術大学の寮。2人部屋で、娘のルームメイトは同じカリフォルニア出身で、1学年上で16歳のクロエちゃん。

荷解きをしてベッドメーキングをしたり、ドレッサーに洋服などを入れたりしてから、トッド・ボレンダー・センターを見学。

トッド・ボレンダー・センター、入り口を入ったところ
壁にはカンザスシティ・バレエの歴史を綴った写真付きパネルが展示してある

トッド・ボレンダー・センターは、すぐ近くにあるアムトラック鉄道のユニオン・ステーションの発電所として1914年に建てられたビルを修復して、2011年からカンザスシティ・バレエの本部として使用されているとのこと。
レトロなレンガの壁を活かしたインテリアがなかなかカッコいい、建築的にもナイスな建物です。
内部は3層に分かれていて、一番上に中程度の広さのスタジオが4つ、2階には大きなスタジオが2つ、そして3層ぶち抜きで、カンザスシティ・バレエのホームシアターであるカウフマン・センターと同じ大きさのスペースを持つシアター・スタジオがあります。

2階にある大きなスタジオ2つのうちの1つ
ウエストサイドの一番大きなスタジオと同サイズぐらい、かな?

観客席(180席)付きの一番大きなスタジオ
最終日のデモンストレーションはここで行なわれるそうです。楽しみ〜

去年の夏に受講したCPYBの施設もバレエ学校としては上等だと思いましたが、やっぱりバレエ団付属のバレエ学校となると施設のレベルが違いますね。
こういう所で毎日レッスンできるバレエ少女たちは幸せだと思います。

Saturday, May 16, 2015

2015年春公演

「卒業記念舞踏会」のパドドゥ。
踊っているのは娘のクラスメイトのモリー、16歳。

先週末、娘のバレエ教室の春公演がありました。
今年は「Spring Fling(春の軽い試み、といった意味)」と称して、「楽しいバレエ」を揃えておりますという趣向で、以下のようなプログラムでした:

ACT 1
*教室の卒業生でニューヨークシティ・バレエの付属学校School of American Ballet (SAB)を去年修了したリリカ・ブランクファインと男性ゲストダンサーによるパドドゥ「Spring Waters」

*ジョージ・バランシン振付による「Who Cares?」から、10人で踊る「Sweet and Low Down」、ソロで踊る「My One and Only」、5人で踊る「Somebody Loves Me」の3作品

*目下、先生たちの期待を一身に集めている“天才バレエ少女”シェルビー (14歳)による「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(パドドゥ+ヴァリエーション+コーダ)

*同名ミュージカルをジャズダンスに振付し直された「ヘアスプレー」

<休憩>

ACT 2
*教室の大人のクラスを教えている先生によるネオクラシカル・バレエ「Journey」

*今年、卒業する高校生ケイリーンと男性ゲストダンサーによる「パリの炎」のパドドゥとヴァリエーション(+コーダ)

*年少レベルの主任の先生の振付による最年少レベル(9歳〜12歳)が踊る「Cappriccioso」

*デヴィッド・ラシーン振付のコメディバレエ「卒業記念舞踏会」

娘は、このうち「Sweet and Low Down」と「ヘアスプレー」、「卒業記念舞踏会」の3つに出ました。
「Sweet and Low Down」は、去年の「ワルツ・ファンタジー」に次いで大好きなバランシンの振付作品を2年連続で踊れたのが嬉しかったようだし、「ヘアスプレー」は群舞の1人に過ぎなかったものの、派手な赤毛のカツラをかぶって60年代風の衣装を着るというコスプレもあって楽しめたそうですが、「卒業記念舞踏会」では、長身ゆえ、一番出番の少ないシニア女学生の役だったのがつまらなかったようです。
まあ、去年は3役とも素晴らしい役を踊らせてもらった(去年の公演の様子はこちら)ので、今年は地味な役でも仕方ないよね、と母娘で話し合った次第。

余談ですが、今年は公演前日になって「卒業記念舞踏会」で主役の2人のうちの1人にキャストされていた子が、背中の故障で急遽出演を辞退するという騒ぎがありました。
出演をドタキャンした子は、テックリハーサルでは背中の調子が良くないからということで、しっかり踊らなかったんです。にもかかわらず、止せばいいのに、ドレスリハーサルでは「卒業記念舞踏会」の振付顧問のような女性が観に来ていたものだから良い格好しようと張り切って踊っちゃって、その結果、背中を悪化させて、公演前日になって背中が痛くて踊れませんって、あーた...
この子、実は、去年も公演前々日のテックリハーサルの時に足首を捻挫して出演をドタキャンした前科があったんですよね〜。その時も、彼女が出演していた踊りを振り付けた先生は急遽、振付やキャスティングを変更。クラスメイトたちも、公演前日のドレスリハーサルで変更箇所をマスターしなくてはならなくて大変だったのだけれど、足首の捻挫はあくまで事故だからケガをした彼女に対しては「可哀想に」というスタンスだったとか。が、今回は、以前から自分の背中の故障を知りながらフィジカルセラピーのようなケアを何もしなかっただけでなく、リハーサル中にええ格好しいで無理した結果、本番の舞台に穴をあけてしまったという無責任きわまりない行動を取った結果、周囲に迷惑をかけたということで、同情する声は無く、皆ムッとしていたそうです。やれやれ...
幸い、急遽、主役を踊らねばならなくなった子が(その前に1度しか振付を踊ったことが無かったにもかかわらず!)実に素晴らしく踊ってくれたゆえ、裏事情を知らない観客にはトラブルがあったことも悟られず、無事、2回の公演を終えることができましたが、先生たちも今後は、“ドタキャン娘”に主要な役を踊らせる時は必ずダブルキャストにするか、アンダースタディを用意しておく措置を取ってもらいたいものです。

今回の公演では自ら「卒業記念舞踏会」に青年兵士役で出演したビデオグラファー/エディターの人が作ってくれた宣伝用クリップです⬇



同じ人の編集による「ヘアスプレー」のクリップ⬇




Thursday, February 19, 2015

捨てる神あれば拾う神あり

先週末、カンザス・シティ・バレエのオーディションを受けてきました。

カンザス・シティ・バレエ(KCB)、実は1月中旬に娘のホーム・スタジオでもオーディションがあったのですが、その日はちょうど、フィジカル・セラピーの先生を招いてケガの防ぎ方、みたいな必修セミナーがあったのでスタジオには居たものの、オーディションには参加できませんでした。

ま、「オーディション受けたいので」と言えば、セミナーの方は欠席可だったと思いますが、失礼ながら、KCBなんてその時まで存在すら知らなくて、全然視野に入っていなかったのです。KCBのことを知ったのは、元PNB団員のS先生が熱心に薦めたのがきっかけでした。前述のフィジカル・セラピー・セミナーに出席していた娘たちを待っている時に、S先生が通りかかったので「S先生、PNBのオーディションに合格する秘訣って何なんですかねえ?」と何げに話しかけたら、「僕が今年強く薦めたいのはKCBなんだよ。ゲストの指導陣がすごく良さそうだから。結局、サマーインテンシブって、誰が教えるのかということに尽きると思うんだよね」という返事がかえって来たのでした。

幸い、KCBはLAの他に南カリフォルニアではオレンジ郡のアーバインで2月の中旬にもう1度オーディションを受けるチャンスがあることが判り、それにチャレンジすることにしたのですが、当日、オーディション会場に行ってみたら、なんと受験者は娘ともう1人の2人だけ。こりゃあ、ボロ出せないわ...と娘はビビったとか。
オーディションの間は、ダンナと2人でカフェで待機。私は仕事の締め切りがあったのでオーディション終了後、ダンナ1人を迎えに行かせたのですが...
戻って来た2人が話すことには、オーディション後、先生(KCBスクールのディレクター=校長先生)が傍にやって来て「あなた、とても良かったわ。非公式だけど合格にします。向こうに戻ってから予算を確認しないといけないけれど、受講料も一部スカラシップを出せるかもしれません」と告げたとか。これまでスカラシップなんてまるで無縁だったウチの娘もダディも、一瞬ポッカーン状態だったそうで。(笑)
正式な通知は10日後ぐらいにメールで、とのことだったけれど、オーディションの翌々日にメールで、合格の旨と500ドルのスカラシップを出しますとの通知がありました。
500ドルなんて大した金額ではないけれど、「私たちの学校に是非、来てください」という招待を受けたことになるのだと考えるとありがたい限りです。

ウエイト・リストになっているボストン・バレエは3月1日までに合否の返事をくれることになっているけれど、娘の気持ちは早くもKCBに傾いているようです。
それまでのオーディションが全て思い通りにいかなくて、それなりにガッカリしていただけに、オーディション終了後、その場で合格をもらい、おまけに少額ながらスカラシップも出たことにだいぶ気を良くしているみたいで。(笑)

KCBスクールのサマーインテンシブのプロモビデオ。0:15ぐらいに登場するのがオーディションをしたディレクター先生。



Wednesday, February 4, 2015

さあ、どうしたものか...

先週末のパシフィック・ノースウェスト・バレエ(PNB)は、予想通り、今年もダメでした。2012年、2013年、2014年、2015年と4年連続の玉砕でございます。
本人曰く、オーディション自体は楽しかったんだけど、やはり、過去に3年連続不合格だったという先入観があったからか、受けている最中に「ダメかも〜」と思い始めてしまったとか。
それを聞いて何だか、かわいそうになっちゃいました。

実は、数週間前に、PNBの団員だった、ホームスタジオの先生とオシャベリする機会があって、PNBがどんな人材を求めているのかを聞いたら、5〜6年前に元NYCBのピーター・ボールがディレクターになってからは、背が低めで筋肉がガッツリついたタイプが好まれるようになったとか。(詳しくはこの日の日記のコメント欄参照してください。)
フィジカル・セラピーの先生にその話をした時も、「そう言えば、2年前ぐらいにPNBの公演を観たら、出てくるダンサー出てくるダンサー、皆、器械体操の選手みたいな感じで、全然バレリーナっぽくなかったわね」とのこと。

片思いなんですかねえ、やっぱり...

もちろん、背が高くたって実力があってしっかり受かっている人も沢山居ると思いますが、うちの娘はその限りではなかったということなのでしょう。

その前週末に受けたボストン・バレエも、ウエイト・リスト(合格者の辞退待ち)という結果に終わり、受講許可をもらったABTのカリフォルニア会場はやはり行きたくない、ということで見送り、結果、今年の夏はどこにも行く所が無い〜〜〜という状況になっています。

来週末以降に受けられるバレエ学校のオーディションも一応、何校かあって、その中では、前述の元PNB団員の先生がオススメだと言っていたカンザスシティ・バレエも含まれているので、あともう1校だけ受けてみようか、と話しています。

それにしても、サマープログラムのオーディション、年齢が上がるにつれ、合格が難しくなるとは聞いていましたが、本当にその通りだったという事を身をもって体験している娘なのでした。

Monday, January 26, 2015

ボストン・バレエ オーディション

写真はSouth End Bostonというサイトから拝借しました

先週末は、オーディション第3弾、ボストン・バレエのオーディションがありました。

ボストン・バレエは、10歳〜14歳がニュートン・スタジオ、15歳〜19歳が本拠地のボストン・スタジオで行なわれるゆえ、オーディションも10歳〜14歳と15歳〜19歳の2グループに分けられていました。
ただし、ウチの娘のように、サマー・プログラムが始まる前に15歳になる応募者は、他の年齢グループとは分けられ、アプリケーション・フォームも違う色の物が渡されたとのこと。

じゃ、オーディションの内容も違ったの?と聞いたら、それは一緒だったと。
ということで、10歳の子でも踊れるようなコンビネーションばかりだったので、オーディションの内容自体はかなり易しいものだったそうです。
でも、娘たち、「もうすぐ15歳グループ」は、ボストン校のプログラムを対象に審査されると思うので、それだけ基準も厳しくなるはずだから、ちょっと心配... 
10歳〜14歳の参加者は全部で70人。うち10人ぐらいが「もうすぐ15歳グループ」だったそうですが、去年のボストン・バレエのオーディションについて書いたブログをチェックしてみたら、去年の参加者は37人だったので、今年はその倍近い人数となり、その分、競争率も上がっていることになり、それも不安材料です。

今年は、先に書いたサンフランシスコ・バレエは不合格。ABTも、希望のニューヨーク会場への参加は許可されず、2年前と同じカリフォルニア会場への参加のみ許可されたという結果になっているので、娘の自信はかなり落ち込み状態。
来週末に控えているPNBは、過去3回、全て不合格だったから、今年も合格は望めないゆえ、せめてボストン・バレエには受かってもらいたいものですが、どうでしょうか...

Tuesday, January 13, 2015

2015年、オーディション・シーズンが始まりました

今年も、バレエ学校のサマーインテンシブ・プログラムのオーディションが各地で始まりました。

娘が今年チャレンジすることにしたのは、去年と同じPNBことパシフィック・ノースウェスト・バレエ(永遠の片想いバレエ学校—笑)、ボストン・バレエ、一昨年に友達の付き合いで受けてみたら合格したけれど参加は見合わせたABTことアメリカン・バレエ・シアター、そして初挑戦のサンフランシスコ・バレエの4校です。

今年の最初のオーディションは、サンフランシスコ・バレエ(SFB)。

写真はサンフランシスコ・バレエ・スクールのサイトから拝借しました

会場は、娘のホームスタジオだったので、同級生も多く、リラックスした雰囲気の中で受けられましたが、100人以上の応募があったため、2グループに分けてオーディション。娘は2番目のグループになってしまったため、3時半にチェックインしたけれど、終わったのは7時半。「待ち疲れたよ〜〜」とブツブツ言っておりました。
SFBのオーディションは、他の学校のオーディションに比べると、若干、難易度が高かったそうですが、すぐに出来ないようなコンビネーションは無かったし、転んだりグラついたりすることも無く、無事に踊れたそうです。SFBはバランシン・スタイルではないので、ピルエットの構えの脚などが違ったそうですが、それも何とか周りに合わせることができたようです。ただ、ポアントは、センターでコンビネーションを2つ踊らされただけで、拍子抜けしたとか。もっとも、他の学校のこれまでのオーディションでも、ポアントを履かせる時間はすごく短かったので、少なくとも15歳ぐらいまでの年齢グループは、ポアント以外の点に重点が置かれているということになるのかと思います。


SFBのオーディションの翌日は、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のオーディションがありました。
写真はアメリカン・バレエ・シアターのサイトから拝借しました

ABTは全米にサマー・インテンシブ会場が5箇所もあるゆえ、オーディション会場も26箇所に上り、毎年、大人数が参加するため、娘が参加したカリフォルニア州ロングビーチの会場では、土、日の2日間、オーディションが行なわれ、最初から2グループに分けられてのオーディションになっています。
ABTのオーディションでのルーティンは、SFBより難易度は低かったそうですが、さすがに2年前に受けた時より年齢グループが1つ上がったことで、憶えている限りでは2年前のオーディションよりもう少し難しいことをやらせたそうです。ただ、ここでもポアントは最小限しか踊らなかったそうで、センターでのコンビネーションを1つやったのみ。娘より1つ下の年齢グループ(11歳〜13歳)では、ポアントはバーにつかまっての動きだけだったとか。

結果が判るのは、いずれも2週間後ぐらい。
サマーインテンシブに初チャレンジした3年前は、結果が出るのをすごーくヤキモキして待ったものですが、今年はオーディションを受けるのも4回目で、「まあ全部落ちちゃったら、去年と同じCPYBに行くという選択は残されているわけだし、あるいは夏休みは日本に帰省して、戻ってからホームスタジオのサマープログラムを受けてもいいしね〜」と、何だか御気楽に考えているところがあります。慣れって恐いですな。