Wednesday, February 4, 2009

PINK PANTHER 2


昨日は、「PINK PANTHER 2」の試写に行った。

この「PINK PANTHER 2」は、60年代から70年代にかけて作られた「ピンク・パンサー」シリーズを、ピーター・セラーズの当たり役、ジャック・クルーゾー警部をスティーヴ・マーティンが演じて2006年に復活させた新版「ピンク・パンサー」のシリーズ第二弾。
2006年に新シリーズ第1作めを子供に見せたら、何だか知らないけど気に入られたようで、今回も子供にせがまれての試写会行き。

そのほとんどがスラプスティックで、ベタなギャグばかりなので、作り手は笑わせようとしているけれど、どうにも笑えないシーンも随分あった。でも、まあ試写だからタダだし、子供は気に入ったようだからOKとしようというのが正直な感想。

でも、映画ファンとして一番驚いたのは、そのキャスト。1作目でもマーティンの相棒として登場したジャン・レノとか彼の上司役のジョン・クリースは解るけど、マーティンと一緒にチームを組むことになる各国の探偵の中に、アルフレッド・モリーナとかアンディ・ガルシアが居たり、マーティンに今どきのPC ( politically correct )なマナーを教えるインストラクターにリリー・トムリン、さらに驚いたのは数シーンの登場だけだったけど、胡散臭いイタリア人富豪役で出演していたジェレミー・アイアンズ。いずれも大スターというわけではないけれど、それなりの実績がある俳優たちだけに、こんな軽いコメディに出演していて良いのか…??エージェントも何も言わなかったのか?あるいは出演料が悪くなかったから、エージェントがプッシュしたのか?などなどと、映画を観ながら頭の中を疑問符がくるくると回っていた。

ちなみに、日本人刑事の役で、「硫黄島からの手紙」に出演していた松崎悠希という俳優さんが出演していた。日本出身の人なので、ところどころにはさむ日本語は当然ながらちゃんとした日本語だったし、英語の台詞も聞きやすくしゃべっていて、観ていて気持ち良かった。TVシリーズ「HEROES」のアンドウ君とかも、こういう俳優さんを起用してあげれば良いのに…

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