Tuesday, July 5, 2016

6月に試写で観た映画3題

ありがたいことに、臨時のお仕事をいっぺんに3本もいただいて、6月中旬から7月初めにかけて締切ラッシュだったため、ブログを書く暇など全く無くて放ったらかし状態になってしまった。ちょっと反省。

そこで6月中に試写で観た映画3本を簡単にご紹介。

まずは「ファインディング・ニモ」の続編「ファインディング・ドリー」。


外れることが滅多にないピクサー作品なので、安心して観ていられるのが嬉しい。
今回も、それぞれのキャラが丁寧に作られているし、ストーリー展開のひねりもお見事。クライマックスの脱走シーンなんて、よくぞこんな事まで考えついたなあというストーリー・アイディアの宝庫だった。映画はストーリーが命、をモットーに映画作りを続けてきたピクサーらしい上質の作品。もちろん映像のクオリティも一級品。特に水のテクスチャーは素晴らしかった。




次に観たのは、「インデペンデンス・デイ」の続編、「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」。


1作目が1996年の公開だったから実に20年ぶりの続編ということになる。
1作目は大ヒットしたけれど、出来的にはそこそこの作品だったから、その続編となるとほとんど期待なんか無かったけど、まあ暇だったし、タダだし、20世紀フォックスのスタジオ内の試写室が会場だったから、スタジオ内も久しぶりに覗けるしということで、配偶者を誘って行ってきた。
出来は…ま、こんなもんなんだろうね、という凡作です。でも「オイオイ」と突っ込みどころ満載で、大真面目に作っていたんだろうスタッフやキャストには申し訳ないけど笑えるところが多かったなあ。DVDになるまで待って、ピザでも食べながら友達と「ありえねー」みたいにツッコミながら見ると面白い映画かも。




そして最後は、スティーヴン・スピルバーグが童心に帰って作った「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」。


去年の「ブリッジ・オブ・スパイ」みたいに、そつなく出来ている作品だという印象。ビジュアル・エフェクツはすごいです。タイトル・ロールのBFGも、マーク・ライランスという適役の俳優を得て、本当に居るんだよねと思わせるような存在感。子供の時に原作を読んで、この映画を観ていたら感想も違っていただろうなとは思ったけれど、スピルバーグの幼稚っぽいところが露呈してしまったシークエンスはちょっと残念だったかな。
でも、家族連れには満足できるエンターテイメントになっていると思う。

2 comments:

げん said...

近いうちに『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』を観に行こうかと思っていたのですが、J.B.さんのレビューを読んでやめました(笑)。かわりに『ファインディング・ドリー』を観に行こうと思います♪

J.B. Ogihara said...

そうですね、「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」は、入場料払ってまで観に行く映画じゃないです。(笑)
「ドリー」は、本編の前に上映される短編が、これまたすっごく可愛かったのでお見逃しなく!