Friday, September 11, 2020

”ステイングホーム・ライフ”で見ているテレビドラマ

 いや〜〜〜、このブログ、ずいぶん御無沙汰しちゃいました。

最後の更新はなんと去年の11月。コロナウイルス禍とは無縁で、映画もガンガン観に行けた幸せな日々…


今年は、4月初め〜6月半ばの10週間をコロナウイルス禍が深刻化していた日本で過ごし、帰って来たら今度はカリフォルニアも大変な事になっていたのだけれど、元々、おうちが好きで、インターネットと好きなドラマ、好きな本でもあれば、1週間家におこもりしていても平気な性分ゆえ、おそらく世間一般の人々よりは”コロナストレス”にはなっていないような気がする。

でも、やはり映画に行けないのは辛い…気持ち的にも辛いし、映画について書く仕事をしているから、仕事面でも辛い。

非常事態下、2号分休載にはなった後はそれまで通りに連載を書かせていただいているのだけれど、新作映画が封切られないので、世間一般の皆さんと同じように新作をネット配信で観たり、生まれて初めてドライブインシアターで映画を観てみたりと、cinemanerd=映画オタクとしては妥協以外の何物でもない映画の鑑賞で我慢している状態が続いて、もうすぐ3か月になる。


そんな中で毎日欠かさず見ているのは、録画してあるテレビドラマ。

最近は、夕飯食べながら1本、デザート食べながら1本と、毎日2本のテレビドラマを見るのが日課になっている。

現在、ローテーションして見ているのは、50年代の同名ドラマをリブートした”Perry Mason”(HBO)、「レイ・ドノヴァン」(Showtime、シーズン7=最終シーズン)、「ブラックリスト」(NBC)、「S.W.A.T.」(CBS)、「マニフェスト」(NBC)、そして今年の2月から放映が始まったものの、わずか12話でキャンセルになってしまった警察もの”Tommy”(CBS)の6本。

その中で、ダントツに面白いのは”Perry Mason”。

オリジナル版を再放送で見たことがあるという私の配偶者曰く、オリジナル版は弁護士ペリー・メイスンの活躍を描く型通りの法廷ものだったそうだが、2020年版”Perry Mason”は、1930年代のロサンゼルスを舞台にメイスンを私立探偵として登場させ、乳児誘拐事件から端を発する殺人事件を追うという、ノワール仕立てのドラマになっている。

私は大のミステリ好きゆえwhodunitとして展開するストーリーを大いに楽しんでいるが、同時に1930年代のLA街並みや建物、ファッション、小物などが完璧に再現されている贅沢な製作ぶりにも目の保養的な楽しみを味わっている。

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