Tuesday, March 10, 2009

LIE TO ME


前回の更新からほとんど1ヶ月経っちゃいました。
仕事がめちゃくちゃ忙しかったとはいえ、ちょっと反省…
仕事としては、レギュラーの仕事の他に、アカデミー賞の同時進行レポートをやったり(カウチに座ってラップトップをタイプしまくっていたので腰がアウチ状態に…)、ディズニー製作のTVドラマ(「ロスト」とか「グレイズ・アナトミー」とか「デスパレイトな妻たち」とか)の出演者たちのインタビュー取材に出かけたり、日本でも近日公開予定の映画「フロスト×ニクソン」の特集記事に寄稿したりとか、バラエティに富んでいて取り組んでいる時には面白かったけど、とにかく1日は24時間しか無いのは理不尽に思えるぐらいくるくると働いていました。

そんな時は、ホントに夜のTV鑑賞だけが楽しみ。寝る時間を1時間削ってもTVが観たいと思うのは軽い中毒症状かも?
アメリカのTV界は、9月に新番組を開始させるのが常だけれど、その中で必ず視聴率が振るわなくてシーズン・フィナーレの5月までもたない作品も結構ある。そんな番組の後釜として用意されている番組はたいがい1月から始まる。

今年の1月から始まった作品では、「Lie to Me」というドラマを結構熱心に観ている。
「Lie to Me」は、ティム・ロス(「レザボア・ドッグス」、「海の上のピアニスト」)演じる心理学者Dr.ライトマンが、専門分野であるボディ・ランゲージと顔の表情を分析して、様々な事件で鍵となる人物が嘘をついているかどうかを見抜き、捜査の協力をしていくというドラマ。これまで4話観てきたけど(これまで5話放映済みながら、例によって録画したまま未見のエピソードがある…)、事件を関係者の心理に焦点を当てた角度でとらえている点で面白いというのが今のところの感想。人間が記憶をたどる時には視線を左に泳がせるとか、こういう表情は嫌悪を表わす、軽蔑を表わす、後悔を表わす、という、分析を基にして、相手の心を読む過程に思わず「へええ~!」となる。
ライトマンの戦略・方法論は、だいたい決まっているわけだから、これからはどのような事件を扱い、どのような人物を登場させるかということで、面白さが決まっていくと思う。

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