Monday, December 10, 2012

くるみ割り人形 2012

先週末の12月7日(金)、8日(土)、9日(日)と、娘の教室の「くるみ割り人形」の公演がありました。

これまでは、2週末の土、日で昼・夜2回ずつ、計8公演あったけれど、今年は予算の関係で1週末、5公演の公演へと削減。子供たちは踊る機会が減ってガッカリしていたけれど、親の立場では、2週末より1週末の方が遥かにラクなので「ホッとした」という親がほとんどでした。公演になると、1日中劇場に詰めなければならないので親子ともども大変なのです。

娘は、今年初めて、群舞(コール・ド)に加えて、2人で踊るデュエット(2人の踊りって、男女で踊るとパドドゥだけど、同性同士で踊る場合はデュエットと呼ぶらしい)の役である「中国の踊り」をいただき、本番で踊ったのは1回だけだったけど、フィナーレでは花束までもらえて、とってもハッピーな年になりました。

「中国の踊り」の扮装をした娘とパートナーのSちゃん。
写真は「花のワルツ」のリハーサル。
衣装を着替える暇が無かったので、そのまんまで「花たち」に混ざる中国娘たち(笑)

「中国の踊り」って、衣装もパンツスタイルで踊りも全く違うということで目立つし、コミカルな振付が観客ウケも良いので得な役みたいですね。

群舞は、曲も有名な「花のワルツ」。
花輪を持って踊るので、ダンサーたちは疲れるようだけど、とっても綺麗な演目です。

花輪を持っているのがコール・ド。
手前の2人は、私たちはDemi-Flowerと呼ぶ、リーダー格の役。

今年は、以前の日記でも書いた、アメリカ人女性で初めてボリショイ・バレエに入団した卒業生、ジョイ・ウォマックが踊るということで、チケット売り切れの回が続出する大盛況でした。
私は、ジョイと、もう1人のプロバレリーナ、エリンの回と2回観たのだけれど、やっぱりジョイの方が段違いに良かったですねえ。16回のフェッテを余裕でこなしてしまうという技術力もさることながら、とにかくカリスマというか、プリマのオーラが凄い!子供が多くてザワザワしがちな会場も、ジョイが踊ると、会場がそれこそ水を打ったように静まり返って、空気が変わったのがわかりました。これぞ、プリマバレリーナの力、なんでしょうねえ。

ジョイ・ウォマック。タメイキものです。

「くるみ割り人形」が終わると、教室の子供たちは腑抜け状態になっちゃって(笑)、ホリデー休暇前の2週間は、スタジオも静かになります。


No comments: