Monday, June 23, 2014

セントラル・ペンシルバニア・ユース・バレエ、6月公演


セントラル・ペンシルバニア・ユース・バレエ(CPYB)のサマー・インテンシブ(SI)は、通年制学生による6月公演最終日の鑑賞から始まります。
SI参加生徒は自動的に全員観られるのですが、保護者も鑑賞希望の場合は30ドルのチケットを買えば観られるということで、もちろん私も参加。

この公演は4日間に渡っているので、日や回によって踊られる演目も違っていたようですが、10歳ぐらいから13歳ぐらいまでの生徒がバレエシューズで踊る作品が3つ。その中の選抜組(?)がポアントシューズで踊る作品が1つ。振付はいずれもCPYBの先生たち。
14歳ぐらいから18歳ぐらいまでの生徒が踊った作品は、ストラウスの音楽にCPYBの先生が振り付けたウィンナワルツ風の作品、ロジャーズ&ハマースタインの「オクラホマ!」のオペラ作品を校長先生がバレエ用にアレンジした作品、PNBのソリストがCPYBに招かれて振付した作品、そして18歳のCPYBの生徒が振り付けたジャズ風の作品でした。

この中でダントツに良かったのは、PNBのソリスト、キヨン・ゲインズの振り付けた「Four in 5」という作品。マックス・リヒターという現代音楽作曲家がアレンジしたビバルディの「四季」の音楽を中心にして振り付けたという作品はバランシン風だったけど、一番エキサイティングでしたね。

というか、他の作品は正直言うとかなり退屈だったんですよね...
同じ動きの繰り返しがけっこう多かったし、何より全体のメリハリが無さ過ぎ。踊っている生徒たちの技術力がしっかりしているのは明らかだったんだけど、振付のせいなのか、あまり表現力豊かには見えなかったのが残念でした。

それだけにゲインズの作品ではダンサーがすごく生き生きと踊っていたのが、印象的でした。
ゲインズのインタビューとリハーサル風景は以下の動画で観られます:




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