Wednesday, April 13, 2011

Breakout Kings



TVドラマは放映時間中に観ないで、とりあえず録画しておいて都合の良い時に観るというのがもっぱらの習慣になってしまっている我が家。そんなわけで、ドラマ・シリーズのエピソードを1ヶ月以上経ってから観るなどというのも珍しいことではない。
CMが入るケーブル局A&Eで、3月6日から始まった「Breakout Kings」のパイロット・エピソードも、昨日、やっと観ることができた。

「Breakout Kings」は、凶悪犯を捕まえるために、刑務所で服役中の囚人から成る特別チームを結成することになったという設定のドラマ。そのキャッチフレーズもズバリ「It takes a con to catch a con.(犯罪者を捕まえるには犯罪者が必要)」
普通の捜査では捕まえるのが難しそうな凶悪犯の脱走に際して、チームを率いる連邦保安官チャーリーは、横領の罪で仮釈放中の元連邦保安官のレイと共に、刑務所から捜査の役に立ちそうな囚人を選んでいく。選ばれたのは、強靭な肉体の持ち主グンダーソン、抜群のビジネスセンスを持つダニエルズ、行動分析学の博士号持つギャンブル中毒の知能犯ロウリー、そして紅一点、色仕掛けを得意とする詐欺常習犯のリードの面々。
それぞれが得意分野を持つメンバーを揃えてチームを作るというのは、「オーシャンズ11」とか「ミニミニ大作戦」などでも使われた人物構成だが、「Breakout Kings」では、しょっぱなからこのチームを崩す展開があって、ちょっと驚かされた。

キャストメンバーの中で、私にとっておなじみなのは、レイを演じるドメニク・ランバルドッツィ。私が大好きな「The Wire/ザ・ワイヤー」でも、はみ出し刑事のハークを好演していたが、このレイもとても人間くさいキャラでイイ感じだ。

パイロット・エピソードを観た限りでは、なかなか良く出来ているようなので、続けて観ていこうと思う。

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