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家族揃って映画見物というのがいまだに庶民の娯楽として人気があるアメリカでは、ホリデーシーズンや夏休みには各映画会社で力を入れた家族向け映画を公開するのが常だが、先週は、イースター/春休み公開を狙ったユニバーサルのCGアニメーション「HOP」(日本公開題名は「イースターラビットのキャンディ工場」という、「チャーリーとチョコレート工場」の人気にあやかろうとしたんでないの?と憶測したくなるようなタイトルになっていますが...)の試写を観に行った。
「HOP」は、簡単に言ってしまうと、ドラムに夢中でイースターに卵にちなんだ御菓子を配る責任者である父親の職務を引き継ぎたくないと思っているEB(=Easter Bunny)が、人間の世界に逃げ出すけど、やはり自分の責任に目覚める、といった、もう語り古された筋書き。そこに似たような境遇にいる青年(ジェームズ・マースデン)が絡んできたりはするんだけど、映画の冒頭からもうエンディングが簡単に読めてしまう。
ジョークや笑いのツボも、小学生が笑えるレベルで、大人の私はどっちらけ〜という場面が多かった。
小学校5年生の娘や彼女の同級生2人はそこそこ楽しめたみたいなので、まあタダだしいっか...と思ったけれど、最近はピクサーの全作品を含めて、子供向けの映画が胸を張って家族向けだと言えるぐらい、親の私たちも楽しめる作品が珍しくない。(最近の作品では「ランゴ」が記憶に新しい。)それだけに、「HOP」のような手抜きでぬるま湯のような刺激しか得られないような作品は目立ってしまうのだ。
それでも、オープニングの週末3日間だけで3750万ドル稼いでしまうのだから、作り手だって努力しなくなっちゃうよね。
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