Wednesday, June 24, 2015

カンザスシティ・バレエ、サマーインテンシブ始まりました

カンザスシティ・バレエの本拠地、トッド・ボレンダー・センター

今年、娘が参加することになった、カンザスシティ・バレエ・スクールのサマーインテンシブ・プログラムが始まりました。

カンザスシティ・バレエの在るミズーリ州カンザスシティには土曜日の夕方に着いてホテルに一泊。翌日、日曜日の午前中に、寮生活に必要な細々としたものをショッピングした後、御昼頃に入寮手続き。寮は、カンザスシティ・バレエの本拠地、トッド・ボレンダー・センターから車で10分ぐらいのところにあるカンザスシティ・アート・インスティテュートという美術大学の寮。2人部屋で、娘のルームメイトは同じカリフォルニア出身で、1学年上で16歳のクロエちゃん。

荷解きをしてベッドメーキングをしたり、ドレッサーに洋服などを入れたりしてから、トッド・ボレンダー・センターを見学。

トッド・ボレンダー・センター、入り口を入ったところ
壁にはカンザスシティ・バレエの歴史を綴った写真付きパネルが展示してある

トッド・ボレンダー・センターは、すぐ近くにあるアムトラック鉄道のユニオン・ステーションの発電所として1914年に建てられたビルを修復して、2011年からカンザスシティ・バレエの本部として使用されているとのこと。
レトロなレンガの壁を活かしたインテリアがなかなかカッコいい、建築的にもナイスな建物です。
内部は3層に分かれていて、一番上に中程度の広さのスタジオが4つ、2階には大きなスタジオが2つ、そして3層ぶち抜きで、カンザスシティ・バレエのホームシアターであるカウフマン・センターと同じ大きさのスペースを持つシアター・スタジオがあります。

2階にある大きなスタジオ2つのうちの1つ
ウエストサイドの一番大きなスタジオと同サイズぐらい、かな?

観客席(180席)付きの一番大きなスタジオ
最終日のデモンストレーションはここで行なわれるそうです。楽しみ〜

去年の夏に受講したCPYBの施設もバレエ学校としては上等だと思いましたが、やっぱりバレエ団付属のバレエ学校となると施設のレベルが違いますね。
こういう所で毎日レッスンできるバレエ少女たちは幸せだと思います。

6 comments:

げん said...

J.B.さん、こんにちは!ついに始まりましたね。
なんて立派なスタジオ!観客席つきなんて初めて見ました。すご〜い!
全体的に重厚な雰囲気があって良いですね。
お嬢さん、わくわくされているのではないですか?

うちの息子も夫に付き添われて昨日無事に入寮手続きを終えました。
今日の午後にプレースメント・クラスがあります。
ま、男子の場合は2レベルしかないので、身体が小さくて筋力のない息子は下のレベルになると思いますが。
カフェテリアの料理はイマイチ、部屋はものすごく狭いらしいですが、毎日バレエができるのであればOKかな…

ちなみにSABの隣りの建物では渡辺謙の『王様と私』をやっているんですよ♡
独眼竜正宗の時からファンなので、もし会ったらサインをもらっておいて!と頼んでおきました(笑)

J.B. Ogihara said...

息子さんもSAB、始まったんですね〜。
KCBも、男子のレベルは2レベルあって、1週目のパドドゥ・クラスでは上のレベル、2週目は下のレベルと、それぞれ踊ったそうですが、やはりレベルが違うと能力が全然違ったんだそうです。可笑しいのは、下のレベルと踊った時のパートナーが、背が高くてめちゃくちゃイケメンでラッキー♡と思ったら、かなり下手で「踊りにくかったわよ〜。でもすごいイケメンだったんだよね〜」なんて言うとりました。(笑)

SABのカフェテリアが不味いというのは、数年前、参加した教室の先輩ダンサーのお母さんから聞いたことがあります。SABなのに、NYなのに意外〜と思ったように記憶しています。
KCBのカフェテリアの食事は意外に美味しいらしいですよ。驚いたことにチャイニーズまで出てきたって焼きそばとか餃子の写真送ってきました。(笑)朝ごはんもよりどりみどりらしくって、太るなよ〜〜と警告しておきました。(^o^;)

げんさん、渡辺謙さんのファンなんですね。だいぶ前になりますが、友人がLAで渡辺謙さんをインタビューする番組の撮影を担当して、その際、背景にアメリカ人のエキストラが必要だからということで、ウチのダンナが動員されたことがあります。私は、ちょうど「ラスト・サムライ」の写真集を持っていたので、ちゃっかりダンナに頼んで渡辺謙さんの写真のページにサインをいただいてきてもらいました。しっかり私の名前も入っていて、ちょっとした宝ものでございます。

げん said...

イケメンなのに下手…って悲しいですね…
友人の娘が今週からナツメグのサマーコースに参加していますが、今日のパドドゥクラスで「上手だけど顔はイマイチ」という男子と踊ったそうです(笑)

SABのカフェテリアって前から不評なんですね…ああ、知らなかった…。息子は入寮した日の夜から4日間、毎日ピザかハンバーガーしか食べていないようで、ちょっと心配しています。PNBのカフェテリアがものすごく良かっただけに、かなりがっかりしています(私が)。

KCBのカフェテリア、いいですね〜!中華まであるなんて♡ 毎日ハードなトレーニングを受けているから、たっぷり食べても太らないかもしれませんよ。

渡辺謙さん、好きです♡『ラスト・サムライ』ではトム・クルーズもなかなか良かったですが、圧倒的な存在感を放っていた謙さんに食われちゃった感じでしたね…

本当は息子を迎えに行く時に『王様と私』を見たかったのですが、家族全員で見たらとんでもない金額になるので、今回はもっと安く観られるNYCBのロバート・フェアチャイルド主演の『巴里のアメリカ人』を見に行くことにしました。

サイン入りの写真集、羨ましすぎます!

J.B. Ogihara said...

ロバート・フェアチャイルドの「パリのアメリカ人」、すごく評判良くてエミー賞にもしっかりノミネートされていたので、それも素晴らしいではないですか〜!
ロバートさん、2年前に、娘のバレエ教室のサマー・インテンシブに、当時はまだ結婚していなかった恋人でNYCBプリンシパルのタイラー・ペックさんと一緒に来て、ゲスト・ティーチャーとして1週間教えたことがあるのですが、娘はタイラーさんよりロバートさんの方がずっと好きだったみたいで、「ロビーが褒めてくれた〜♫」とか言ってニコニコして帰って来た日もありました。以来、雑誌とかにロバートさんが載ってると、「ロビー!」なあんて声かけてます。(笑)

げん said...

やっぱりお嬢さんが通っていらっしゃる教室はすごいですね!あんなすごいダンサーが教えに来るなんて…
ロバートさんのインタビューを見た時に「イケメンなうえに感じの良い人だな」と思ったのですが、思った通り素敵な方なのですね♡

ちなみに『巴里のアメリカ人』のチケットは私が買うつもりだったのに、さっき夫が勝手に買ってしまい…私が考えていたのよりも値段の高い席を選んでしまったため、結局すごい合計金額になってしまいました(涙)。でも、きっとそれだけ払っても観る価値のあるものだと思うので、今からとっても楽しみにしています♪

ちなみに息子の教室で先週まで行われていたサマーインテンシブには、ゲストティーチャーとしてPNBのベンジャミン・グリフィスさんが来ていました。彼はうちの教室のディレクターや振付師の教え子なので、毎年『くるみ割り人形』にもゲストとして来ています。先生としてもなかなか良かったようです。

J.B. Ogihara said...

PNBのバレエダンサーが教えに来るというのも羨ましいですよ〜。特に娘の教室はバランシン・スタイルなので、生徒も喜ぶんじゃないかなあ。
娘はどうも、男の先生と相性が良いみたいで、KCBのSIでも男の先生は全員、気に入っているみたいです。普段通っている教室でも一番仲良しなのは、男の先生なんですよね。男の先生のレッスンだとコンビネーションもダイナミックなものが多く、そういう動きが好きな娘にはすごく楽しいようで。YouTubeでバレエの動画観たりする時も、男性ダンサーの踊りを見て、「あー、こういうの踊りたいなあ」なあんて言ってます。生まれてくるジェンダーを間違えたか〜(笑)