Tuesday, February 7, 2012

初のサマーインテンシブ・オーディション



某バレエ団付属学校のサマー・インテンシブのオーディションに娘が参加してきた。(上の写真は、オーディション風景ではなく、この学校のサマー・インテンシブ・クラスの写真を公式ページから拝借したもの。)

去年、今年と受けたNew York City Ballet付属のSchool of American Balletによるロサンゼルス・ワークショップは、あくまで10歳~14歳の若い生徒たちのためのプログラムだったので、特に10歳、11歳枠のオーディションは、いたって簡単で短いセッションで、ポアントすら履かないまま終わったのだが、今回のオーディションは、もっと長期に渡るプログラムだし、一緒に受ける生徒たちも12歳、13歳という年齢。したがって難易度もSABよりずっと上だったとか。

このオーディション、なぜか親たちの見学が禁止になっていなかったので、他の親と一緒にオーディションを覗くことができたのは面白かった。
オーディションは、聞いていた通り、普通のクラスと同じような手順で進行していったけれど、ちょっと違ったのは、普段のレッスンだと1時間ほどかけてやるバーが30分だけ。残りの1時間中、センターが40分ぐらいでポアントが20分ぐらいの時間配分になっていた。
オーディションしたのは、指示を出す先生が1人と、受付で登録手続きをやっていた女性の2人。SABの方は、受付の女性が別に居て、2人の先生が指示を出す係と記録をつける係に分かれていたけれど、今回のオーディションでは、どうやって個々の生徒の評価を記録しているのだろうと、ちょっと不思議に思った。特に、素人目で観ていた限りでは、間違いが多かったり指示についていけていなかった数人の生徒を除いては、どの子の力量にもそれほどの差は無かったので、いったいどうやって合否を決めるのか、謎…

この学校、全米25箇所の会場でオーディションを行なうにもかかわらず、合格させるのはおそらく200人ぐらい(うち、実際に行くのは100人ぐらい?)なのではないかと思うので、倍率はきっと10倍を超えるはず。
なので、まあ合格はまず難しいと考えて、今回は良い経験になりました、というつもりのオーディションだったと考えておいた方が無難なんでしょう。

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