Sunday, January 17, 2016

ボストン・バレエ オーディション

今日は、2016年サマーインテンシブのオーディションの2校め、ボストン・バレエのオーディションでした。
最寄りのオーディション会場の日程は昨日だったのだけれど、木曜日の夜から風邪で撃沈した娘は昨日はまだ踊れる状態ではなかったので、1日後の今日がオーディション日の隣の郡の会場まで高速を1時間ほど飛ばして行って来ました。

ボストン・バレエは、一昨年、まだニュートン校の年齢だった時に受けた際は合格、昨年、ボストン校に入れる年齢に達した時に受けた際はウエイトリストに載せられたけれど最終的には入れなかったという経過のある学校なので、今年もビミョー、といったところでしょうか。
娘が受けた15歳〜19歳のグループは、女子の受験者が68人、男子の受験者は10人という人数だったそうです。先週受けたピッツバーグ・シアターは全年齢で32人という人数だったから単純計算をしても2倍以上の参加人数になります。バレエ情報交換サイトでも全米各地のボストン・バレエのオーディション会場の参加人数は70人〜100人という所が多いようでした。
オーディション時間は2時間半という設定でしたが、実際には2時間ほどで終了。ポアントはコンビネーションを1つ踊らせただけ、というあっさりしたものだったというのは意外でした。ニュートン校対象の11歳〜14歳のグループならともかく、年齢的に3年以上はポアントを履いているはずの年齢層の生徒の受験でポアントをあまり見ないというのはいかがなものですかね?と。まあ、フラットシューズで踊らせるだけで観る人が観れば実力が判る、ということなのかもしれませんが。

娘の感想は、「まあまあかな〜」と良くもなく悪くもなく、といった感じ。
親の私の印象では、ピッツバーグのオーディションの方が楽しめたのかも?と思いましたが、今日はまだまだ鼻をグズグズさせた風邪っぴき状態での受験だったので、体調の良し悪しも関係したのかな。
まあ、今年は不合格だったら風邪のせいにできるから、ま、いっか〜〜(笑)

4 comments:

げん said...

ボストンのオーディション、無事に受けられて良かったですね!
それにしてもポワントの審査が短くてびっくり。ほんの少し見るだけで、審査員にはその子の技術力が分かってしまうのでしょうか…

お嬢さんの合格をお祈りしています!

J.B. Ogihara said...

げんさん

コメントありがとうございます。
ボストン・バレエについては、Ballet Talk for Dancersでも「70人を優に超える数の受験者を先生が1人だけでオーディションしていたけど、そんなのでちゃんと審査できるのか疑問だわ」と、批判的なコメントを見つけたので、どうなんだろう...?と思ったりしていますが、まあ、もう済んだ事だし、娘は例によって「合格でも不合格でも驚かない」と淡々〜〜としています。(笑)

北カリフォルニアに住むバレエ好きママ said...

こんにちは、初めまして。北カリフォルニアに住んでいて、13歳の娘がいます。今年でオーディションを受けるのは3年目ですが、経験のために受けてきたのでまだSIには行っていません。今年こそは行きたいと言いますがどうなることやら。。。私たちの近辺のメジャーなSFバレエは今年もバツでした。同じ教室のお友達との結果を比べると、SFBは「スタイルのいい子(=痩せていて手足が長い)」「可愛い子」を優先しているようで、アジア人100%の娘はプロポーション上不利で、案の定今年もバツ。
驚いたのが、一昨年と去年受かったけれど行かず、今年は受けなかったJoffrey Chicagoを同じ教室のお友達が多数受けたのですが、今年のJudgeはオーディション途中で“間引き”(cut) があり、それが明らかにテクニックは無視して体つきで決められたようなのです。Cutされたお友達の一人のお母さんが「背の低いアジア人がわんさかCutされた。」とお怒りでした。悲しい現実です。。。

J.B. Ogihara said...

北カリフォルニアに住むバレエ好きママさん、はじめまして。コメント、どうもありがとうございました。

各バレエ学校とも、好みのタイプというのはあるようですね。
SFBは、SAB、PNBと並んで難関校なので、いろいろな条件が揃っていないと、なかなか合格しないようです。
好みのタイプ、と言っても、体型だけではなく、背が低くてあまり上手でなくても素晴らしく身体が柔らかいから合格したとしか思えないという例も知っています。12歳〜14歳ぐらいの年齢だと、テクニックよりも資質(体型や足・脚、柔軟性など)などが重視されるとも聞いています。逆に言えば、中学生の時は受かったのに高校生になったとたん、受からなくなったということもあります。

13歳だったら、経験のために受けて受かっても参加しないというのも大いにアリだと思います。娘の先生たちも教室の12歳、13歳の子たちにはオーディションを受けるのは薦めても、必ずしも参加することに賛成ではないというスタンスです。娘の教室は、自分のところのインテンシブが、NYCBのプリンシパルをゲスト講師に迎えたりするなどしてかなり充実したプログラムを組んでいるので、まずはそこで基礎をみっちり仕込んでから、他所のインテンシブに参加した方が実力がつくという考え方のようです。(娘も10〜13歳の4年間は自分のところの教室のインテンシブを受講し、14歳で初めて他州の学校のインテンシブに参加しました。)

あるいは、13歳という年齢だったら、娘が14歳の時に参加したCPYB (Central Pennsylvania Youth Ballet)のプログラムを強くオススメします。過去ログ(2014年の6月〜7月)を御覧いただければ、そのプログラムについての日記がお読みになれますが、ここはレベルを細かく分けて、1人1人のダンサーのニーズに合ったレッスンが受けられるので、非常に為になったようです。今年も、オーディションを受けたところが全て不合格になったら、またCPYBに行ってみっちり修業したい、と言ってたぐらいなので。