Wednesday, September 19, 2012

REVOLUTION


J・J・エイブラムスが製作総指揮を務めている新番組「Revolution」のパイロット(第1話)を観た。

「Revolution」は、或る日突然、地球上の全てのエネルギー源が消滅してしまった中でサバイバルしていく人々を描くドラマだが、第1話では、きっと、半分ぐらいの時間を費やして“謎の永久停電”に至るまでの登場人物たちの紹介をしてから、停電が起き、その15年後の主人公たちを少し紹介して第2話に至るのかと予想していたら、あっという間に停電が起きたかと思ったら、その後すぐに15年後に話が飛ぶ、という、スピーディな展開にまず驚かされた。
そんなに急がないでも~...とも思ったが、まずは、こうやってどんどん話を進めて視聴者の興味をぐっと高めてストーリーにぐいぐい惹きつけておいたうえで、登場人物の過去といった細かい話は、後で回想シーンなどで補っていく方が、ずっとメリハリのあるストーリーテリングになるという、作り手側の判断だったのかもしれない。
そして、その判断は正しかったようで、実際に第1話を観終えたところ、「うーん、それでどーなるんだっ!?」と早くもストーリーにハマってしまったTVドラマ中毒患者は私です。

それにしても、昨今の映画やTVドラマでは、世界を救う鍵を握る主人公が女性だという設定がなんと多いことか... この映画でも、世界を救う鍵を握るのは、若きヒロイン、チャーリー(若い頃のグレタ・スカッキにちょっと似ているカナダ人女優、トレイシー・スピリダコス)。弓矢の名手だという設定は、ちょっと「ハンガーゲーム」入ってる?なんて思わせられてしまう点が御愛嬌(?)ですが。

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