Friday, July 17, 2015

カンザス・シティに再びやって来ました

今日は、娘が参加しているカンザスシティ・バレエのサマーインテンシブ最終日で、簡単なデモンストレーション・パフォーマンスがあります。

6月に娘を連れて来た時には、前日の夕方に着いて翌日の夕方に出てしまうという24時間ステイだったので、今度は少し街も見て、ついでに娘のクラスも覗こうということで、朝5:50発の飛行機でLAを出発。ということで起床3:45am。眠ーい...

飛行機の窓から覗いた朝日に輝く雲。なかなか綺麗でした

御昼過ぎに到着してレンタカー借りて、まずはスタジオへ。その日の時間割によると、到着時はランチタイムなので、御友達と食べている娘を襲撃。(笑)その後、コンテンポラリーのクラスをドアのガラス越しに見学。本当はバレエのクラスを見学したかったのだけれど、テクニークもポアントも午前中に終わってしまっていて残念。

こんな感じで覗き見。
マジックグラスになっていて、向こうからこっちは見えないんだそうで

今日のデモンストレーションでも、この先生(カンザスシティ・バレエの現役ダンサー)の作品を踊ることになっています。

コンテンポラリーのクラスの後は、そのデモンストレーションのリハーサルがあって、見学はできないと諦めていたら思っていたら、教室にあっさりと入り込めて観られちゃいました。ラッキー♪
おかげで、今日のビデオ撮影のプレビューができて良かったです。
デモンストレーション・パフォーマンスについては、また改めて書きます。

スタジオに寄った後は、ホテルにチェックインして、近くのカントリークラブ・プラザというショッピング街をブラブラしに行こうと思ったのですが、すごい暑さで散歩する余裕も無く、下調べしておいたサンドイッチショップでサンドイッチとスムージーの遅い昼食を取りました。

近くの公園からカントリークラブ・プラザを臨む
のどかな光景に見えるけど灼熱の暑さでへばりました〜〜

スムージーは、美味しかったけど、作ってくれたニイチャンが気前良くフローズンヨーグルトをたっぷり入れるものだったから、お腹いっぱい〜〜。夕食抜きで腹持ちしちゃいましたわ。

ミックスベリー・スムージー。
写真ではよくわからないかもしれないけれど結構なボリュームでした

ホテルはさっきチェックアウト。Free WiFiを使ってホテルのロビーでこのブログを書いています。この後、デモンストレーション・パフォーマンスを観に行きます。

Wednesday, July 15, 2015

「アントマン」


「アベンジャーズ」フランチャイズの最新作「アントマン」を試写で観た。

アントマン=ant-man=アリ男
って、「アリのサイズのスーパーヒーローなんて、敵に踏みつぶされて終わりになりそう。いかにも弱そうじゃん〜」と思っていたら、作り手も、そういう一般ピープルの反応を先読みしてシリアスなヒーローものにしても突っ込まれそうだと考えたのか(あくまで私の想像だけど)、それを逆手に取り、コメディ仕立てのスーパーヒーローものの作品を製作。なかなか楽しく笑える娯楽作に仕上がっている。

アントマン/スコット・ラングを演じるのは、いかにもスーパーヒーローっぽくないポール・ラッド。金庫破りの名人として裏稼業の人間たちには知られた存在だったが、或る仕事をしくじって刑務所入り。御務めを終えて出てきたけれど、妻は刑事の男と婚約し、養育費も払えないスコットには娘と会う資格なんて無いと冷たく言い渡す。出所した時は堅気になるつもりだったスコットだが、娘に会うことができるよう養育費を捻出するため、昔の仲間ルイ(マイケル・ペーニャ)たちが計画した金庫破りを請け負うことにする。スコットは名人芸を発揮して手強いハードルがいくつもある金庫を開けることに成功するが、そこには古ぼけたスーツが無造作に置かれているだけだった。金目の物が全く無かったことにガッカリして仕方なくそのスーツを持ち帰ったスコットが仲間に内緒でこっそり着てみると...

「アントマン」の予告編も、この間、書いた「ターミネーター:ジェニシス」の予告編のようにネタばれが結構あったので、予告編のリンクの代わりに、スコットが初めて「アントマン」に変身するシーンの動画を:



アリぐらいのサイズだと、水がこんな風に見えるのか、というミクロな視線で作られたCGが良く出来ています。

上でも書いたように、アントマンはシリアスにスーパーな(?)他のアベンジャーズのメンバーたちとは一線を画した存在ということで、コミカルなシーンや台詞も多かったのだけれども、出演者の中ではマイケル・ペーニャがサイコーに可笑しい。

セニョール・ペーニャ

派手なアクション映画にしようか、笑えるコメディにしようか、どっちを観ようかな、と迷う時にはピッタリの映画でしょう。


試写に向かう時に見つけた「アントマン」の大型野外宣伝。ビルの側面いっぱいに拡大された電気のスイッチの上にアントマンがちょこんと乗っている(写真で見えるかな〜?)騙し絵的な3Dっぽい写真。サンセット・ブルヴァードを運転しているドライバーへのアピール力は抜群でした。

Friday, July 3, 2015

カンザスシティ・バレエ サマーインテンシブ 折り返し点を過ぎました

カンザスシティ・バレエのFacebookより
週末のアクティビティの写真

速いもので、娘のカンザスシティ・バレエのサマーインテンシブも今週の水曜日で折り返し点を過ぎました。

今週初めに脚が痛くなって(膝と足首)、水曜日は踊らず見学、木曜日にフィジカルセラピーに行って施術してもらい、金曜日には復活したようです。
でも、踊らないで1日中見学するようなことになる前に、ちゃんと対処して欲しかったですねえ。高校生になっても、その辺の加減がまだまだわからないのはちょっと困りもの、だと思います。自分の身体のコンディションを見極めてメンテナンスが出来るようにならないと。まあ、今回のことで少しは学習したなら良いのですが。

もう1つ困りものなのは、とにかく連絡して来ない!(怒)
電話は毎日は無理でも、テキストで簡単な報告ぐらいすればいいのに、こっちから何度もテキストで「おうかがい」して、ようやっとテキストが返って来るような始末。しかも、返事も「良かったよ」「好きだった」「嫌い」と一言だけ。少しは、「こういうところが良かった」とか「〜なので好きだった、嫌いだった」と、説明を付けてくれたってバチ当たらないと思うんですけど〜〜〜
幸い、KCBのFacebookを見ていてSI参加生徒のブログを偶然発見。この御嬢さんがまた筆まめ(ブログまめ)で毎日、更新されているので、何とか様子を知ることができるんですけどね。
何千ドルもかけてSIに参加させてあげているんだから、感謝の気持ちで報告ぐらいしてこいや〜〜と思うんだけど。(ブツブツ)

ということで、テキストは隔日ぐらい、電話はたま〜〜にしかかかってこないのですが、それでわかったことは:

*ゲストの先生たちは皆、とても良かった。キチンと見て、直しを入れてくれるし、為になったと思う。

*男の先生たちは、全員ナイスだし面白くて、クラスがとても楽しい。

*あまり好きじゃない先生も1〜2人居るけど、教えるのは週1〜2回の頻度だから、それほど気にはならない。

*パドドゥが楽しい。いつもの教室だと、相手は大人のクラスの素人のオッサンたちがほとんどだけど、KCBのSIでは、当たり前だけど、しっかりバレエを習っている男の子たちなので、踊りやすい。ただし、2つある男性クラスでは、やっぱり上のレベルの子たちの方がサポートが上手くて踊りやすかった。

*ジャズやコンテンポラリーが意外に楽しい。特にブロードウェイ・ジャズはすっごく楽しかった。


寮生活については、食事が意外に美味しくて充実しているようです。
朝食は、すごくバラエティがあるみたいで、キッシュなんて日もありました。ランチは、サンドイッチとかラップをパックしてくれて、スタジオで渡されるのですが、「アタリ」の日と「ハズレ」の日があるので、食べたくない時は食べなくて済むよう、朝食を多めにとっておくようにしているとか。夕食も、けっこう美味しくて、餃子とか焼きそばとか中華まで出て来て、その時には感激して写真を撮って送って来ました。(笑)

週末のアクティビティも楽しいらしく、これまた写真を撮って送って来ます。きっと毎週末、遠足気分なんでしょうね。

充実している模様のSIもあと2週間。
5週間って、始まる前はえらく長く感じられたけど、いざ始まってしまったらあっという間です。

Thursday, July 2, 2015

「ターミネーター:新起動/ジェニシス」


「ターミネーター」シリーズ最新作、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」の試写を観に行く。

「ターミネーター」シリーズは、ジェームズ・キャメロンが監督した第1作、第2作があって、一応、それに続く形でジョナサン・モストウの「3」が製作された後、リブートのような形でマックGの「4」が製作されてきた。(リブート版の「4」の原題は「Terminator Salvation」で、1〜3とは差別化されている。)
さらに、「4」が公開される直前に、「ターミネーター サラ・コナー・クロニクル」などというTVドラマまで放映された。
そういう経緯があるので、「ジェニシス」は、オリジナル版の系列には入らないし、かといってリブートの続編でもないし、一体全体何物??という位置づけになっている。(メディアによっては、re-imagingなどという意味が解るようで解らない呼称を使っているものもあったけれど。)

という正体不明(?)の「ターミネーター」が「ジェネシス」なわけなんだけれど、その中身もかなり怪しい(笑)。
「ジェネシス」は、元祖「ターミネーター」と同じ、2029年の地球から始まる。マシーンが人類を滅亡寸前まで追い込んでいる近未来。少年カイル・リースは、マシーンが地球を征服する前の世界を知らずに育ってきた。カイルは両親を失い、ターミネーターに殺される寸前に人類の救世主、ジョン・コナーに救われる。天性のリーダーであるジョンは遂にマシーンに勝利するかと思われたが、マシーンが最後の戦略としてジョンの母親サラを殺してジョンが生まれないようにすべく殺人マシーン、ターミネーターをタイムマシーンで過去に送り込んだことを知り、自分の右腕に成長したカイルを過去に送ってサラを守らせようとするが...

スカイネットが過去に送り込む殺人マシーンのターミネーターは、84年版の「ターミネーター」のシュワちゃんをCGIで作り上げたものなんだけど、それが到着するシーンは84年版とまるで同じに再現。ゴミ処理場でクレーンを操作するオッサンが太った黒人で、「What the hell?」と言う台詞まで一緒なのは笑っちゃったんだけど、「こんなディテールまで一緒にするってことは、ガス・ヴァン・サントの『サイコ』みたいな映画になっちゃうわけ??」と思って観ていたら、アレ?アレレレ?という事になりまして〜〜〜

後は観てのお楽しみ。

個人的には、そこそこ楽しめる映画だったし、「ターミネーター」のフランチャイズ作品の中では、「1」や「2」にはかなわないけど、「3」や「4」とは同程度の出来だと思った。
が、アメリカの評論家たちは相当辛口。ロトゥントマトズでは、フランチャイズ5作品の中で最低スコアが付けられていて、ちょっと気の毒になりました。まあ、時間軸の点とかが「は?え?え?」となっちゃう所も多かったので、評論家たちの言い分も確かに当たってはいるんだけどね。
まあ、「ターミネーター」なんてこれまで観たこと無い、という人はスルーしても全然問題無い作品だと思うけれど、これまでの「ターミネーター」は全部観たという人は、とりあえず一見しておいても損はないかなあ、と思いました。

*いつもは、最後に予告編動画のリンクを貼っておくのですが、この映画に限ってはかなりネタばれしているので、予告編は観ないで本編を観ることをオススメします。

Thursday, June 25, 2015

カンザスシティ・バレエ、サマーインテンシブのレッスン

カンザスシティ・バレエのFacebookより

入寮した翌日の月曜日にプレイスメント・クラスがあって、そのまた翌日の火曜日にレベルが発表になりました。
去年はレベルA〜Eと、5レベル(Eが最上級)あったのだけれど、今年は参加人数が増えたのか、A〜Fと6レベル。娘はレベルEに振り分けられました。
レベル分けは、能力と年齢の両方を考慮して行なわれるということだったので、参加対象年齢11歳〜21歳中、真ん中あたりの位置づけだと思われる15歳で上から2番目のレベルというのは、まずまずと言うべきでしょう。(クラスの中で多分、若い方から2番目だそうです。)
各レベル25人以下だとは聞いていましたが、レベルEの人数は19人。もっと人数の多いレベルもあるそうなので、20人以下だというのはラッキー。

クラスは、月〜金の週5日。ほぼ毎日午前9時〜5時の間、日替わりで5枠のクラスがあります。1時間のランチブレイクの他、クラスとクラスの間には15分間の休憩がありますが、あとは空き時間はほとんど無い模様。CPYBは、1週間に1度、コンテンポラリーのクラスがあった以外はテクニークとポアントのみというクラシック・バレエ・オンリーのプログラムでしたが、カンザスシティ・バレエ(以下KCB)では、毎日あるテクニーク、ポアントに加え、ヴァリエーション、レパトワール、パドドゥというクラシック・バレエのクラスの他、ジャズ、コンテンポラリー、モダン、キャラクター、ヒップホップといったクラス、そしてヨガやピラティス、セラピーといったダンスコンディショニング系のクラスが週1であるようです。
実際のスケジュールは、こんな感じ:
月曜日:
9:00 ~ 10:45  テクニーク
11:00 ~ 12:00 ポアント
12:00 ~ 1:00 マットピラティス
1:00 ~ 2:00 ランチ
2:00 ~ 3:30 パ・ド・ドゥ
3:45 ~ 5:00 コンテンポラリー
火曜日:
9:00 ~ 10:45  テクニーク
11:00 ~ 12:00 ポアント
12:00 ~ 1:00 セラピー
1:00 ~ 2:00 ランチ
2:00 ~ 3:30 ヴァリエーション
3:45 ~ 5:00 ジャズ
水曜日:
9:00 ~ 10:45  テクニーク
11:00 ~ 12:00 ポアント
12:00 ~ 1:00 ニュートリション(栄養学)
1:00 ~ 2:00 ランチ
2:00 ~ 3:30 レパトワール
3:45 ~ 5:00 キャラクター

うーん、これはかなりハードです。ポアントで立つクラスが毎日2枠、計2時間半踊ることになるので。まあ、ポアントシューズは履き慣れたものを2足、1〜2回しか履いていないほぼ新品のものを4足、まっさらな新品を1足と、計7足持って行ったので、なんとか5週間もつでしょうが。

先生は、毎日、いろいろな先生が教えているようです。上に書いた今週の3日間、クラシックのクラス(テクニーク、ポアント、パドドゥ、ヴァリエーション、レパトワール)だけを取っても6人の先生が入れ替わり立ち替わりで教えていました。
当然のことながら、先生の好き嫌いはあって、今のところ、クラシックを教えている先生のうち1人、「あまり好きじゃない」先生が居るようですが(これが謎の先生で、KCBのウェブサイトに載っていないばかりか、ググっても全然出て来ない!偽名??)、一方で、「すごく好き〜!」という先生も居るので、ま、こんなものかな、と。

実は、先週、実際にクラスが始まってから2日目の水曜日に眼が充血して、眼科の先生に診てもらう騒ぎがありました。結膜炎か、コンタクトの出し入れ時に眼に傷をつけたのか、どちらかは判らなかったようですが、両方の場合を考慮した目薬を処方してもらい一件落着。翌日の木曜日にはレッスンに復帰したそうです。その際は、寮生の御世話をしてくれているdorm mom(寮母さんみたいなものですね)が、いろいろと御世話してくれたようで、その対処が非常に的確で感心しました。(聞いたところによると、同じレベルのクラスメイトのお母さんだとか。)
心配していた脚や足の故障は今のところは無し。これまた心配していた早起きも今のところ、自分でちゃんと起きているようだし。寮での食事も、朝は種類が多い上、ボリューミーで楽しめるみたいだし、夕食はたまに中華が出たりしてなかなか美味しいようだし。(太って帰って来るなよ〜〜〜)

ということで、KCBのサマーインテンシブ、とりあえずは順調に進んでいるようです。

Wednesday, June 24, 2015

カンザスシティ・バレエ、サマーインテンシブ始まりました

カンザスシティ・バレエの本拠地、トッド・ボレンダー・センター

今年、娘が参加することになった、カンザスシティ・バレエ・スクールのサマーインテンシブ・プログラムが始まりました。

カンザスシティ・バレエの在るミズーリ州カンザスシティには土曜日の夕方に着いてホテルに一泊。翌日、日曜日の午前中に、寮生活に必要な細々としたものをショッピングした後、御昼頃に入寮手続き。寮は、カンザスシティ・バレエの本拠地、トッド・ボレンダー・センターから車で10分ぐらいのところにあるカンザスシティ・アート・インスティテュートという美術大学の寮。2人部屋で、娘のルームメイトは同じカリフォルニア出身で、1学年上で16歳のクロエちゃん。

荷解きをしてベッドメーキングをしたり、ドレッサーに洋服などを入れたりしてから、トッド・ボレンダー・センターを見学。

トッド・ボレンダー・センター、入り口を入ったところ
壁にはカンザスシティ・バレエの歴史を綴った写真付きパネルが展示してある

トッド・ボレンダー・センターは、すぐ近くにあるアムトラック鉄道のユニオン・ステーションの発電所として1914年に建てられたビルを修復して、2011年からカンザスシティ・バレエの本部として使用されているとのこと。
レトロなレンガの壁を活かしたインテリアがなかなかカッコいい、建築的にもナイスな建物です。
内部は3層に分かれていて、一番上に中程度の広さのスタジオが4つ、2階には大きなスタジオが2つ、そして3層ぶち抜きで、カンザスシティ・バレエのホームシアターであるカウフマン・センターと同じ大きさのスペースを持つシアター・スタジオがあります。

2階にある大きなスタジオ2つのうちの1つ
ウエストサイドの一番大きなスタジオと同サイズぐらい、かな?

観客席(180席)付きの一番大きなスタジオ
最終日のデモンストレーションはここで行なわれるそうです。楽しみ〜

去年の夏に受講したCPYBの施設もバレエ学校としては上等だと思いましたが、やっぱりバレエ団付属のバレエ学校となると施設のレベルが違いますね。
こういう所で毎日レッスンできるバレエ少女たちは幸せだと思います。

Saturday, June 20, 2015

「カリフォルニア・ダウン」


英語でguilty pleasure=認めたくはないが実は好きなもの、という言葉があるが、私のギルティ・プレジャーの1つにパニック映画がある。
古くは「大空港」や「ポセンドン・アドベンチャー」、「タワーリング・インフェルノ」、最近では「ボルケーノ」とか「デイ・アフター・トゥモロー」。名作などではないけれど、楽しめなかったと言ったら絶対ウソになる映画だ。

というわけで、ロック様ことドウェイン・ジョンソンが主役の「カリフォルニア・ダウン」だって観ないわけにはいかない。
ということで、試写を観に行ったのだけれど、けっこうトンデモ映画でしたねえ、これが。

物語は、山間をぬうカーブの多い道を飛ばしていくブロンド女子から始まる。「ああ、こりゃ、道から外れて落ちるよね、絶対」と思っていたら、案の定、落石が起きて、ブロンドは道から外れて宙ぶらりんになった車の中で絶叫。
そこに救出に来るのがロック様ことLA消防隊のレイ。もちろん危機一髪のところで自慢の筋力でブロンドを見事救い出します。

一方、地震予知を研究しているポール・ジアマッティ演じるカリフォルニア工科大学の教授は、同僚と共にフーバーダムで研究調査を実施している最中に、マグニチュード7.1の地震に見舞われる。その衝撃でダムは決壊。同僚は決壊したダムに飲み込まれてしまう。

レイには、別居中の(あるいは離婚した)妻エマが居て、ティーンの娘ブレイクは母親とその彼氏ダニエルと同居しているんだけど、ネバダを襲った地震の救援活動のため、レイはブレイクをサンフランシスコに連れて行く約束を反故にするハメになる。ガッカリするブレイクだが、所用でサンフランシスコに行くというダニエルに彼の自家用機で連れて行ってもらうことに。
独り残ったエマは、ダニエルの姉と高層ビルの最上階のレストランで会食することになるが、その時、ロサンゼルスも巨大地震に襲われる...

フーバーダムやロサンゼルス、サンフランシスコが揺さぶられるシーンはなかなかの迫力があって、今どきのハリウッドのCG技術の凄さを再認識させられる。
が、いかんせん、御都合主義な展開があまりにも多過ぎ〜。ま、パニック映画というジャンルでは、御都合主義が多かったりするのは解るんだけど、それにしても過剰投与気味。「いや、それはいくら何でも無理だろ」とツッコミたくなるところが次から次へと出てきて、映画館の暗闇で何度失笑させられたことか。
それと、高層ビルの倒れ方がものすごくウソっぽい。べガスの老朽ホテルの取り壊しじゃあるまいし。それだけでもかなり興ざめ。
地震学の専門家によると、断層や津波の描写もあり得ないとのことだし、映画ではサンアンドレアス断層が史上最大であるマグニチュード9.6の地震を引き起こしたという事になっているけれど、同断層はマグニチュード8.3以上の地震は起こし得ないんだとか。

映画は絵空事だというのは解っているけれど、せっかく地震学者のキャラも登場させて、ちょっとした地震の説明とかもさせているんだから、科学考証をもうちょっとキチンとしてもらいたいと思ったのでした。