Sunday, August 7, 2011

怒濤の取材ジャンケット月間

6月19日から7月10日までという短い、いや、短過ぎる日本滞在を終えて帰って来てから約1ヶ月経つけれど、この1ヶ月間は、映画の取材ジャンケットの嵐でした。

まず、戻った翌日の7月11日は、「THE THREE MUSKETEERS(日本公開名『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』)」のロングリード。

“ロングリード”というのは、まだ完成されていない作品の20分〜40分のクリップを観てインタビューするという取材。取材する方としても、完成作を観ていないだけに、あまり突っ込んだ事を聞けないのがつらい。
今回のロングリードに参加したのは、主役のローガン・ラーマン君(「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」)と、珍しく悪役を演じているオーランド・ブルームの2人。ローガン君はちょっとシャイながらまじめに答えてくれたのに対し、オーリーは途中でアクビを連発。「私のインタビューってそんなに退屈...?」と思わせられて、ちょっと白けてしまった。

その次の週末は「カウボーイ&エイリアン」の取材でモンタナに。

アメリカの田舎にはほとんど行ったことの無い私には、ちょっとした小旅行でした。それに、それに、なんていったって大好きなダニエル・クレイグに会えるだけで、もう満足。実際、何の変哲も無い白いVネックのTシャツにジーンズというごくシンプルな格好であるにもかかわらず、とにかくセクシーなダニエル様に、直接、話しかけてしまうという夢のような時間が持てて、至福の時でした。

モンタナから帰って来た翌日は「キャプテン・アメリカ」の取材。

主役のクリス・エヴァンス君は「ファンタスティック・フォー」1本めの時に会っているんだけれど、その時よりも落ち着きが出てイイ感じの青年になっていました。それにしても、映画の中でもそうだったけど、本人も、いかにもアメコミのスーパーヒーローっぽいルックスで、よくぞキャストしたという感じです。

「キャプテン・アメリカ」の10日後には、「スパイキッズ4D」の取材。

ロバート・ロドリゲス監督と臨月に近そうなジェシカ・アルバらキャストへのインタビュー。9歳と11歳という子役2人の頭の良さと、大人っぽさ、場慣れした雰囲気に感心する。あんな子たちは、娘の友達には絶対、居ないタイプです。やはり子役というのは、特殊な才能・個性を必要とするものなのだと再確認した次第。

そして、この怒濤のジャンケット月間を締めくくったのは、TVドラマ「glee」の映画化版「glee: The 3D Concert Movie」の取材。

「glee」の面々が出演するコンサート映画なのだが、プレミア上映に軽い気持ちで出かけたら、プレミア会場となったウエストウッドの映画館の周辺は500人ぐらいのファンが集まって大変なことになっていた。聞きしに勝る人気です。珍しく、俳優たちも映画館に残って、映画をファンと一緒に観て行ったようで、上映後、フィン役のコーリー・モンテースなんかはファンに囲まれてなかなか帰れない状態になっていました。

ということで、この1ヶ月の間になんと5本のジャンケット。ここ数年は1年に2〜3本あるぐらいの感じだったから、これはかなり異例のことでした。

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