Wednesday, July 18, 2012

THE DARK KNIGHT RISES ダークナイト ライジング


今夕は「ダークナイト ライジング」を試写で観てきました。

うーーーーん、面白かった!!さすがクリス・ノーランという映画作りでした。
ダークナイト、つまり我らがバットマンが再起していく過程が、ブルース・ウェインのスピリットの点からも、見せ場のアクション・シーンからも、見事に描かれていました。
スペシャル・エフェクツも駆使されているのだかれど、「インセプション」の時に感じたのと同様、ノーランが使うとしっかり重力が感じられるのが凄いなあ…と改めて感心。
それと同時に、往年の映画の決闘シーンのような肉弾戦、身体と身体のぶつかり合いみたいなシーンもしっかりあって、そういう所も今どきのアクション映画には欠けていたりするので、ポイント高かったです。

あとは、悪役が素晴らしかった。ヒース・レジャーのジョーカーのぶっちぎれ方も凄かったけど、トム・ハーディのベインの存在感も半端じゃないです。彼の正体が判るクライマックスの伏線の引き方も上手かったし。

マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマンのブルース・ウェインを支えるオヤジ3人組も、相変わらず良い味出してます。もし、ノーラン降板と共に彼らも引退してしまうとしたら、すごく残念…

個人的に1つだけ残念だった点は、架空のゴッサム・シティのロケーションに、ニューヨークとロサンゼルスを両方使っていることでしょうか。遠景の撮影は明らかにニューヨークのスカイラインを使っているのに、実際に道路のレベルではロサンゼルスのダウンタウンが多用されていて、「どっちか1つに統一しろよ~~~」とブツブツ言いたくなりました。ま、細かいディテールですが、ノーランにしては、ちょっとズボラなロケーションのチョイスだと思わざるを得なかったので。

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