Wednesday, September 10, 2008

TVのニューシーズン始まる


アメリカでは、TVの新シーズンは毎年9月から始まるが、今年も9月2週目に入ってから続々と、既存のシリーズのシーズン・プレミアと呼ばれる新シーズン初回や、新番組がスタートし始めている。
一昨日の月曜日は、「ターミネーター」シリーズから派生した「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」のシーズン・プレミアを観た。

このシリーズについては先シーズンの放映が終了した際にも書いているけれど、なんといっても強みは、視聴者のおそらくほとんどが、「ターミネーター」シリーズの設定やキャラなどに精通しているので、ジョン・コナーのことや、ターミネーターとスカイネット、ジャッジメント・デイについてのことを詳細に説明する必要が無いということだろう。一方で、「ターミネーター」シリーズの全3作とも、基本的には、ジョンとサラが(サラは3作目には居ないけど)次から次へと送られてくる新型ターミネーターから逃れるという追跡劇になっており、TV版もそれを踏襲しているので、そこにいかにして新味を加えられるかというのも番組が面白くなるかならないかの鍵になると思われる。

第2シーズンのプレミアを観た限りでは、登場人物たちにとっては今後の課題になるだろう或る問題についての伏線や、新たな登場人物、組織が紹介されているので、ちゃんと期待できるのではないかと思って楽しみにしている。



それにしても、今年は脚本家組合のストライキのおかげで、どのTVドラマも例年より早く新エピソードを放映し終わってしまったので、先シーズンのファイナル・エピソードを観てから半年ほど時間が経ってしまっていて、「サラ・コナー クロニクル」のような、いわゆる“serial”という続き物のドラマは、その前までの話を思い出すのに、ちょっと苦労する。TV局側も、一応、本編が始まる前に、先シーズンのおさらいをしてくれることはくれるんだけど、ディテールまではフォローしなから、一昨日も、シーズン・プレミアを観ながら、「アレ?これって、どうしてこうなったんだっけ?」とか「あれって誰だっけ?」とか言いながら、首を傾げること多し。観終わった後で、ネットで先シーズンのおさらいをしたのでした。(私って真面目...笑)

Thursday, September 4, 2008

PUSHING DAISIES


去年のシーズン1のうち前半エピソードを見逃していた「Pushing Daisies」のパイロット・エピソードを、昨日、ようやく観ることができました。
いや~~、思っていた以上のクオリティ&楽しさで、もう一目惚れしました。
一言で言えば、ティム・バートンが「シックス・フィート・アンダー」番外編を創っちゃった、という感じのドラマ。(って、バートン作品も、「シックス・フィート・アンダー」も観ていない方には解っていただけないかもしれないけど...)

「Pushing Daisies」の内容については、私が尊敬する映画ライターである友人の小西未来氏のコラム、「From Hollywood Cafe」で、すごく魅力的に紹介されていますので、是非、読んでみてください。

この「Pushing Daisies」、アメリカでは9月16日にDVDが発売開始されるので、10月1日に第2シーズンが始まる前に借りて、観なくちゃっ!

Friday, August 29, 2008

進化するアニメーション


Back to LA映画(?)第二弾としては、先週末、ピクサーの新作「WALL-E」をやっと観ました。
恋愛映画としても、社会派映画としても、アクション映画としても、バディ・ムービーとしても、実に良く出来ていて、久々にいろいろと考えさせられるところの多かった秀作。さすがピクサーです。
私は女性だけれども、WALL-Eのキュートさより、EVEのカッコ良さに惚れ惚れしちゃったりして。ライブ・アクション映画だったら、アンジェリーナ・ジョリーに演じていただきたいキャラでした。(WALL-Eには、20年前ぐらいのジョニー・デップをキャストしたい。無理だけど)
過去の映画へのオマージュ(特に「2001年宇宙の旅」)に満ちていたのも映画ファンには嬉しかったなあ...
アニメーションと言えば、東京の国立近代美術館付属のフィルム・センターでは、この夏、子供向きの映画イベントがあって、第1週目は、ジョルジュ・メリエス作品やらハロルド・ロイドの無声映画を見せてくれたんだけど、第2週目は、昔の日本のアニメーションを観ることができました。
特にインパクトがあったのが、「茶目子の一日」。昭和6年の作品で、キャラのデザインが妙にモダンで感心。



その日、最後に上映されたのは、岡本忠成というアニメーション作家による「おこんじょうるり」。「ごんぎつね」系に泣かせる話で、子供に見られないように涙を拭くのに苦労しました...ううう...


「茶目子の一日」は1931年の作品。「おこんじょうるり」は、その約半世紀後の1982年。そして、その約四半世紀後に出来たのが「WALL-E」。8月は、アニメーションの進化する過程を観られた月でした。

Thursday, August 21, 2008

TROPIC THUNDER/史上最低の作戦

先週末、LAに戻って来ました。
時差ぼけはやっぱりあるし、締め切りは溜まっているしで、御疲れ気味の日々でしたが、締め切りの間がちょっと空いたので、日本に居た時からずーーーーっと観たかった映画を観に行くことにしました。

映画は「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」。
ベン・スティラー監督・主演のおバカ系コメディです。


ポスターに出ているスティラー、ジャック・ブラック(左の金髪の人)、ロバート・ダウニー・Jr.(右の黒人の人-いや、マジで...)は、ベトナムで戦争映画を撮影中なのですが、監督(ローマ戦士役で「ナイト・ミュージアム」でスティラーと共演したスティーヴ・クーガン)が無能で現場をコントロールできないために、どんどん無駄金が出て行ってしまう。それにキレた大物プロデューサー(これまた二十面相並みの変装を施しているトム・クルーズ)は製作中止を言い渡す。困り果てた監督は、映画の原作者(ニック・ノルティ)に相談して...

とにかくキャストが濃い面々なので、もうコテコテのコメディが展開します。こってり濃厚、大阪のお好み焼きソースの味、と言えば良いのでしょうか。(よく解らん)フィジカルなギャグも多いけど、台詞もかなり可笑しいので、字幕屋さんは苦労するだろうなあ。配偶者も私も平均して30秒に1回ぐらいは、抱腹絶倒するか無言絶句してきました。

そういえば、今回の日本の帰省では、「ダークナイト」、「Sex and the City」、「ハンコック」の3本の試写に行って、初めて日本でのマスコミ試写を体験したのですが、皆さん、笑わないんですよねー... まあ「ダークナイト」はそれほど可笑しいシーンは無かったから良かったけど、「SATC」と「ハンコック」は思わずプッとなるシーンが結構あったので、笑ったりして浮いちゃったら困ると思って抑えていたので、観た後でちょっと消化不良感が残りました。「トロピック・サンダー」の試写なんて日本で観たら、笑いを抑えすぎて悶絶するだろうなあ...

それから、ロバート・ダウニー・Jr.の変装は本当にスゴイです。黒人にしか見えない上に声や話し方まで黒人そのもの。と思っていたら、それを皮肉るシーンがあってちょっと苦笑いさせられましたが...

もう1つそれから、この映画を観るなら絶対、遅刻しないこと。ドリームワークスのタイトルが出る前に必見の映像があります。

Monday, July 28, 2008

読書三昧…志願

日本に帰省する際の大きな楽しみの1つに読書がある。
私がアメリカに住み始めてから19年という結構まとまった歳月が経っているのだけれど、いまだに英語の本を読むのは苦手。英文を読むという行為自体がどうのこうのというよりも、読書が人生の楽しみベスト10ランキング内に入っている(多分)自分としては、読書はリラックスする、あるいはワクワクしながら楽しむ娯楽であって、本気で文字を読まなければならない英文だと頭を使うので疲れる→読書に非ず、という理屈なのだと思う。
まあ、そんな理屈はどーでもいい。とにかく、日本に帰省すると、即、日本に住んでいた時分に通いつめていた図書館に行く。

私の読書傾向はひどく偏っていて、ミステリ、ミステリ、とにかくミステリ。今年は、子供の空手道場のママ友さんから必読リストを書いてもらったので準備も万端。(A子さん、ありがとう~~!)

まず手始めに、図書館に在庫があった有栖川有栖の「ペルシャ猫の謎」から読み始める。


有栖川の作品では、作者と同名の人物がワトソン君役で物語の語り役を務めるが、作家の分身である有栖川と探偵とのやり取りがユーモラスで面白かったのだが、本格推理の妙味が発揮されるのはやはり長編、ということで、次は綾辻行人の「十角館の殺人」を読む。


これは、いわゆる“嵐の山荘”、つまり登場人物が何らかの理由で1つの場所に閉じ込められているという状況で起こる殺人事件を描く本格派推理小説で、設定とか雰囲気はアガサ・クリスティやエラリー・クィーンといった古典派の名匠たちの作品に通じるものがあって楽しかった。動機がやや弱いと思われたのと、結末があまり盛り上がらなかったところが残念ではあったけれど。


次には、アンソロジーっぽい中篇、「天井裏の散歩者」を読む。着想は面白いけれど、文体と登場人物に魅力を感じなくて、イマイチという印象。言うまでもなく、これは江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」を意識した一篇だが、元の作品の倒錯性とか不気味さ等はほとんど残っていないのも、不満だったし

綾辻行人をもっと読みたくなって、次は「時計館の殺人」を借りた。

これまた、“嵐の山荘”パターンの設定。今、1/4ほどを読み進んだところ。

こう書いてくると1ヶ月あまりの間に3冊+しか読んでないことになって、私の読書スピードがえらくのろいように見えるけれど、これは、私が本を読めるのは、どこかに行く電車の中か、子供の空手の稽古を待っている間ぐらいしか無いから。日本に帰ったら、読書三昧するぞおおお~~と意気込んでいたのに、今年は思いのほか、臨時の仕事を多くいただいたので、家では全く読書できないのであります…とほほ…


Wednesday, July 16, 2008

日本初のマスコミ試写会


映画ライターの御仕事はロサンゼルスに移り住んでから始めたので、これまで日本でマスコミ試写というものに行ったことが無かったのですが、今日、某誌さんの御仕事で「ダーク・ナイト」の試写を観させていただきました。

場所は配給会社さんの試写室。なかなか座り心地が良く、間隔もゆったりめのシート。
何より、時間ちょうどに始まるのが嬉しい。アメリカだとマスコミ試写でも、遅刻する輩が居るので大抵いつも15分遅れぐらいに始まるので。
「ダーク・ナイト」は...かなり良かったです。
まず何と言ってもヒース・レジャーが予想以上に神がかり的演技を披露していて、改めて私たち映画ファンの失った才能の大きさを痛感しました。
プロットも、前作よりさらにダーク。まあ、監督がクリス・ノーラン(「メメント」、「インソムニア」)なので、これも考えてみれば納得、なのですが、こんなアメコミ・ヒーロー作品がちゃんと製作されるというのは、やっぱりアメリカって懐が深いんだなあ...と変な感心をしてしまいました。

Wednesday, July 2, 2008

どーでも良いことながら、ちょっとビックリしたこと

「Mr.&Mrs.スミス」、「Unrated版」なんかがあったんですね...

連載している芸能ゴシップNEWS記事のネタを探していたら、アンジェリーナ・ジョリーが出産準備のためにフランスの病院に入院したというという記事があって、読み進んでいたら、アンジーが主治医としてフランスに呼び寄せる産婦人科医は私の主治医だということが判明。
このドクターのクリニック、ごくフツーの場所で、とてもセレブと縁がありそうには見えなかったのですが、下手したらブラピやアンジーと待合室でバッタリ!なんて事態もあり得たのかなあ...などと思ったりして。