Wednesday, March 16, 2011
BATTLE: LOS ANGELES
3月10日夕方、エイリアンがロサンゼルスをはじめ、世界各地の大都市を攻撃するという設定のdisaster movie(パニック映画)「BATTLE: LOS ANGELES」の試写を観に行った。このテの映画は、それほど興味が無いのだけれど、暇だったし、試写だからタダだし、上映場所も比較的近くの映画館だったので友人を誘って行ってきた次第。
「大空港」(1970)や「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)など、パニック映画の名作では、必ず、主要な登場人物たちが的確に描写されていて、観客たちが彼らの運命を心配してハラハラドキドキするように作られている。
ところが、「BATTLE: LOS ANGELES」では、人物描写をほとんどはしょってしまっているものだから、エイリアンたちが攻撃してきて人間たちが逃げまどったり反撃したりしても、ビデオゲーム的な興奮は生まれるかもしれないが、結局、それだけ終わってしまう。
もう1つ、非常にイライラしたのは、何かと言うとすぐ「俺たちは海兵隊だ」、「海兵隊は諦めない!」みたいな、いかにもアメリカ的軍隊マッチョなスローガンが前面に押し出されてくる点。特に、ラスト近くのシークエンスでは映画館の暗闇の中で思わずのけぞって失笑しそうになった。いいかげん暑苦しい。勘弁して欲しい。
試写から帰宅して間もなく、友人からのメールで日本で大地震が起きたことを知った。
それから、丸1日は実家で独り暮らしをしている父が無事であることの確認をするために、あちこちに連絡しまくって過ごす。
本当に気の休まらない週末だった。
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