アメリカでは9月から新番組が始まるが、視聴率が低過ぎて打ち切りになるドラマに代わるドラマとして、1月から始まるドラマもある。
我が家でも、そんなドラマを2つ、観始めた。
1つは、刑事ものの「Chicago Code」。
オーソドックスな刑事ものではあるが、各エピソードで扱う事件の他に、ジェニファー・ビールス演じる女性警視が、警察内部の腐敗を一掃しようとして、市長より権力を持っていると言われている市議会議員(デルロイ・リンドー)と対立するという、第2のストーリーの流れがあって、「The Wire」には遠く及ばないものの、警察内部の政治的構図が描かれていて面白い。
ビールスは、「フラッシュダンス」一発で終わる女優かと思ったら、その後も、細々ながら映画出演を続け、最近では「Lの世界」や「Lie to Me」などのTV出演をこなし、なかなか上手く歳をとっている。
もう1つ、観始めた新番組はスーパー・ヒーローものの「The Cape」。
上に「観始めた」と書いたけれど、実際は、2話まで観て、その後はずっと観ていない。
無実の罪をきせられた正直者の刑事が、スーパー・ヒーロー、ザ・ケイプになって、悪に立ち向かう、という設定は、陳腐だし、脚本も凡庸。さらに、主役を演じるオーストラリア人俳優、デヴィッド・ライオンズにあまり魅力が無い。
アクションもので、ここまでノリが悪いドラマも珍しいかもしれない。
この2本の他にも、1月から始まった新番組、3月から始まった新番組がいくつかあるが、前のシーズンから観続けているドラマが、6本もあるので、なかなか見始めることができない。TV鑑賞を消化するのに苦労するなんて、ちょっと恥ずかしくておおっぴらに言えないんだけど....
Tuesday, March 22, 2011
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