Thursday, January 19, 2012

カスタムメイドのポアントシューズ

前々から気になっていたカスタムメイドのポアントシューズ。東京の練馬区にある綜芸という会社が作っています。
最初の2足がブロックで、その後はいろいろなモデルのRクラス(アメリカではRussian Pointeという名前で売られているけれど)を履き続けてきましたが、まだ「これだ!」というポアントに出逢えていない我が娘。
じゃあ、せっかく日本に居るし、年末年始は学校に通っているわけでもなく時間の自由が利きやすいということで、行ってまいりました。ポアントシューズのオーダーに。

綜芸さんは、練馬の住宅街の中に工房があって、その日は、御姉妹2人と御手伝いの方3人が御仕事なさっていました。
そこで、まずは足の型紙を作り、厚さなども測り、いろいろなモデルのいろいろなサイズを試し、あーでもない、こーでもないと話し合って、2時間ぐらいかかって、カスタムメイドしてもらうタイプを決定。結局、タイプの違うポアントを3足注文。(うち2足は同じモデルだけど、ヴァンプのカットがU型とV型に違うということで微妙に履き心地が違ったとか-本人談)

そのポアントが今日、はるばる太平洋を超えて我が家に到着しました。

そのうちの1足、ロイヤル。

綜芸さんのサイトによると、
「一般的にほとんどの方に合う型。とても足になじみ易い」という“足に優しい”ポアントらしい。横から見たところ。

これまで履いてきたRクラスを横に並べてみる。Rクラスがごつく見えます。綜芸のトウシューズはすごく軽くて音もしないそうです。



残り2足は、一昨年開発されたばかりだというエリザベートというモデル。こちらは「多種多様な動きに対応できる機能性を備えて」いて、「安定感があり重心がぶれにくい構造になって」いるとのこと。UカットとVカットの2足を購入。

既にリボンを付けていただいてあったロイヤルの方を早速履いてみると、「うん、イイ感じ。この間からできてるマメも痛くない♪」とのこと。ホッとしました。
ゴムが縫い付けられていないので、ゴムを付けてから、月曜日のポアントクラスでデビューさせるつもりです。
履いただけの時と踊る時ではまた違うだろうから、踊った後の娘の感想が楽しみです。

ちなみに気になる御値段。明細は忘れてしまいましたが、3足+パッド1個で3万円しませんでした。日本で買うとRクラスなどは、7000円台だったように記憶しているので、カスタムメイドにしてはとっても良心的だと思います。(ただし、近いうちに値上げをするそうです。材料費なども値上がりしているゆえ、「さすがにこの値段だと儲けが出ないので」とのことでした。)工房の方いわく「ウチのトウシューズはもちも良いですよ」とのことなので、それにも期待しています。

実際に踊った時の履き心地について、もう1つのエリザベート・タイプについては、また後日のレポートにて。

2 comments:

gazimama said...

お~メモメモ。(笑)
お値段見るのにドキドキしましたが、良心的で意外でした。音が出ないというのはいいですね。いつもはどなたが紐縫ってるんですか?お母さん?

J.B. Ogihara said...

リボンもゴムも私が縫い付けているのですが、御嬢、綜芸の人に「あなた、もう自分でリボン縫い付けなきゃ駄目よ」と言われていました。ぷぷぷ。なので、今度は私が監修してやらせてみようかと考えています。最初は私も時間はかかるわ、上手くいかないわ、だったけど、もう今ではけっこうな腕前ざんすよ~。

値段、良心的でしょう?おまけに、外国在住だということで消費税もおまけしてくれたんですよ。カレーちゃんもポアントで踊ることになったら、1度試してみることをおススメします。gazimamaさんの御実家からの方がウチからより近そうだしね。