ゴシップ・コラムのネタ探しをしていたら、ダン・ブラウンの「天使と悪魔」の映画化作品のキャスティングのニュースが出ていた。
「天使と悪魔」は、「ダヴィンチ・コード」に先駆けたロバート・ラングドン教授シリーズの第1作なのだけれど、映画化では超ベストセラーになった「ダヴィンチ」が先に映画化された。
ラングドン教授役は、「ダヴィンチ」に引き続いてトム・ハンクスがキャストされているが、ちょっと前の情報では、事件の最初の犠牲者の娘で彼が恋心を抱く物理研究者にナオミ・ワッツがキャストされていた。このキャラ、ヴィットリア・ヴェトラは、イタリア人で、原作の中ではアングロサクソン系で色白なラングドンに対し、「地中海人特有の」オリーブ色の肌を持つといった表現がされていたので、イギリス生まれでオーストラリア育ち、ブロンドに陶器のように白い肌を持つワッツはすっごくミスキャストだと思っていたところ、今回のニュースではイスラエル生まれでダークな髪を持つアイェレット・ゾナーがキャストされたそうで安心した。(ゾナーは聞き覚えの無い名前だったので調べたら、「ミュンヘン」でエリック・バナの妻を演じた女優さんだった。)
もっとも、今回読んだニュースの主眼は、ユアン・マクレガーがこの映画に出演することになったというもので、彼が物語のキーとなる人物、バチカンの法王のアシスタントを務めるカメルレンゴ役を演じるとのこと。このキャスティングもなかなか正解だと思う。
「天使と悪魔」には、この他、悪役として登場する“ハサシン”とか、ヴェトラが務めるスイスの研究機関の所長とか、クセのある人物が登場するので、それらの役が誰に行くのかも興味津々だ。ハサシンには、ハビエル・バルデムなんかがキャストされたら素晴らしいと思うけど、「ノーカントリー」の役に似て過ぎるし、オスカー獲っちゃったから、重要な役ながらあくまで脇役なキャラだから出演の可能性は無いだろうな...
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