海外でも有名なサンタモニカやハリウッドと違って、ほぼ無名に近いので、説明する時は、「サンタモニカの南にあたるヴェニスビーチやマリナデルレイを車で15分ぐらい東に行ったところです」とか、「LAX(ロサンゼルス国際空港)のちょっと北です」とか説明するんだけど、どうもピンとこないという顔をされることが多かったりします。
でも、LAの地元民には、カルバーシティはここ数年の間にちょっとホットな変貌しつつあるようで、一昨日のロサンゼルスタイムズには、カルバーシティのルネッサンスが依然として進行中であるという記事が載っていました。
確かに、私たちが引越してきた2004年以降もハリソン・フォードの息子、ベン・フォードがオーナーシェフを務めるFord Filling Stationをはじめ、新しいレストランがどんどん出来て、週末の夜なんて“ダウンタウン”(というほども無い小さな区域ではありますが)は人通り、車通りがすごく多くなります。
まあ、そういった商業施設が増えれば市(カルバーシティはロサンゼルス市とは独立した市であります)の税収入も増えて喜ばしいことではあるのですが、あまりにヒップな街になっちゃうと、広義のLAのど真ん中にありながらも昔の郊外住宅地っぽいところのあるカルバーシティの街としてのアイデンティティが失われるような気もして、素朴なオバサン住民としては複雑な心境であります。
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