Sunday, March 16, 2008

デジタル・レコーダーの功罪

最近我が家では、ニュースとかアカデミー賞授賞式のような中継番組以外のTV番組はオンタイムでは観ないで、ケーブル受信機に付属したデジタル・レコーダーでいったん録画したものを観ることがほとんど。

そうすれば、TVの放映時間に縛られることなく自分の生活スケジュールを立てられるし、コマーシャルは早送りして飛ばして観られる。逆に、複雑な展開のドラマだったり、登場人物の台詞が速すぎたり、スラング使い過ぎていて、何言ってんのか全然、判らん状態の時に“巻き戻して”観直せる。さらに「オイオイ、次のカットでは背広のボタンしまってるぞぉ」なんてNG探しができる、「オーマイガッ!カッコ良過ぎっ!」みたいなシーンをもう一度、と繰り返し観られる。

と良いことづくめ。のような気がするのですが、問題は、録画したことで安心しちゃって録りっ放しにしてある番組が山積していくこと。さらに、それが重症になると、レコーダーの空き時間が無くなっちゃって、新しく録画するには、前の分を観て消去しなければならないという、切羽詰まった状況に追い込まれる。(いや、たかがTV番組なんですけどね...)このレコーダー付き受信機を取り付けた時には、録画時間が50時間もあるんだから、そんなに簡単に埋まらないよね、と思っていたのに、あっという間に残り時間はあと3時間、なんて事態に。

TVなんて、カウチでくつろいでボーッとテキトーに観るもののはずなのに、「今夜こそ、録画しておいたドラマのどれかを観ておかないと、明日の『Terminator: Sarah Connor Chronicles』が録画できないじゃん!」などと焦って観てるなんて、どこか間違ってるんじゃないのかなあ?と思いつつ、今日も録画分の“消化”に努めて夜が更ける...

No comments: