Saturday, March 15, 2008

J.B.、車難に遭う

ことの始まりは、配偶者の車が逝ってしまったことだった。
89年式のBMWという昭和の車で、走行距離は15万マイル(=24万km)を超えているという、日本だったら多分、存在していないような車だったけど、きっと3000マイルごとにオイルチェンジして定期点検していたら、きっと問題も早期発見できただろうに、気づいた時にはタイミングベルトとかいう部位が駄目になって、それがバルブとかいう部位をぶっ壊して、うんともすんとも動かなくなったそうな。
修理代は4000~5000ドルという御見積。3年近く前に3700ドルか何かで個人売買した車だったし、助手席側の窓は開かないし、内装の機能もいくつか動かなくなっていたので、これはもう廃車でしょう、ということになった。

その10日後ぐらいに、今度は私が事故った。いわゆるfender benderという、大したことの無い事故だったのだけれど、何せ乗ってる車が古かった(93年式、トヨタ・カムリ)ので、修理代が車のバリューを超えてしまって、これまた廃車に。

LAは車が無いと人並みに機能することが難しい街なので、自動車保険がカバーしてくれるレンタカーを借りられてホッとしたのも束の間、今度はリトルトーキョーに仕事で行った際、利用したvaletが、私たちがランチしている間に、私の車をどっかにぶつけてくれて被害額1000ドルなりの損害。おまけに、その場では「鍵を預かったから我々の責任」としおらしくしていたマネージャーが、後でレンタカー会社が被害額をクレームしに行ったら、前言を翻した。まあ、ある程度は予想していた事態だけど、実際にばっくられてみるとかなり腹が立つ。この件は、私の優秀なる保険会社AMICAさんが、ベストを尽くしてくれることを祈るのみ。

災難に遭った可哀想なレンタカーをレンタカー会社に返し、代わりの車を借りたのだが、今度は、なんと、その車のフロントグラスを直径1mmも無いような小石が直撃して、かなり大きな亀裂が入り、フロントグラスを取り替えるハメに。もちろん、こっちの責任で$185の出費なり。(泣)

この段階になったら、本気で御祓いしようかと思いましたよ。呪われているとしか思えなかったので...

幸い、3代目のレンタカーは無事、レンタル期間を終え、その直前に買った中古車も、最低限のリコンディショニングで済み、私の車難もこれで終りそうな気配ではあります。

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