今、2冊の本を同時に読んでいる。
1冊は桐野夏生の「メタボラ」。
沖縄に集まるニートの若者の生き様を描いた本で、暗そうなのでどうかな...?と思ったものの、かなり絶望的状況に置かれているのに妙にさばさば生きている登場人物のノリに引きずられて、現在、中盤まで読み進んでいる。
2冊めは朱川湊人の「かたみ歌」という短編集。
朱川湊人という作家については、子供の空手仲間のママ友から聞き、その後、図書館(前述したカルバーシティのJulian Dixon)に行ったらたまたまあったので借りる。“ノスタルジック・ホラー”と言ったら良いようなジャンルが面白いけど、ホラーはホラーなので、怖がり屋の私は夜はもちろん、昼間でも独りきりで居るような時は読めない。
かくして、「メタボラ」は家での息抜きタイムや子供の稽古事の間、待っている時に読み、「かたみ歌」の方は、もっぱらSanta Monica Collegeのクラスに通うバスの行き帰りに読んでます。「かたみ歌」の方は短編集なので、10分単位の時間でも問題無く読み進めるのが嬉しい。
Friday, March 28, 2008
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2 comments:
むかしはリトル東京の図書館でよく日本の本を借りていましたが、カルバーシティでも日本の本が借りられるんですね。知らなかったです。こんど行ってみよーっと。
キアヌとグレッグ、わたしも似てると思います! すっごく似てると思います! 賛同者はまだゼロってことなので、わたしが賛同者第1号の座を頂きます。
わーい、unimogさんに、キアヌ&グレッグ似ている説を支持してもらえて、すごく嬉しいです!(ちなみに、“もう1人の飼い主さん”の御意見は?)
カルバーシティの図書館の蔵書数はリトル東京の図書館に比べると少ないとは思いますが、何せウチから近いので。
それと、リトル東京の図書館はLos Angeles City Libraryのブランチなので、借りたい本が判っていてそれがインターネットの図書館カタログで探せたら、どこのブランチにでも(例えばVenice Blvd.沿いのブランチでも)配送してもらえて、そこから借り出せる&返却できることを御存知でしたか?
そうしたらわざわざリトル東京まで行く必要が無いので、私も、今度、そのテで借りてみようと思っているところです。
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